バフェット氏が、Berkshire Hathawayが保有していたペトロチャイナの株を全て売却したことを明らかにしました。
関連記事:
Buffett says has sold entire PetroChina stake既に、Berskshireがペトロチャイナの株の保有分の一部を売却していたことは明らかになっていましたが、今回の報道は全てを売却していたことが新しい点です。
尚、上記関連記事の中で、バフェット氏のコメントとして以下の発言を引用しています。
"we sold based on price," adding that "it was 100 percent a decision based on valuation."
バフェット氏は今回の売却の判断は、市場価値を基にしたもので、価格が判断の100%の理由であることを強調しています。(政治的な問題・判断ではない)
Berkshireの購入の際、支払った額は$488M(4億8800万ドル)で、2006年末の時点で、価値は$3.31B(33億1000万ドル)に相当するとのことです。つまり、Berkshireの投資額に対して、6倍以上の上昇になっていることを意味します。尚、ペトロチャイナの株は、今年に入ってからも上昇しており、今の時点では、年始から比べると倍近くまで上がっています。
Berkshireはペトロチャイナの投資で相当な利益を得たことになると思います。
尚、上記引用記事の中で、一時噂になったBear Stearnsへの投資に関しての、噂を否定したとのことです。(当然ことだと思います。)Countrywideへの投資に関しても質問を受けたようですが、こちらに関しては、「今までの時点では、株を購入していない」と言う回答をしたようです。
この様な市場の状況になればなるほど、バフェット氏の動向はさらに注目されていくと思います。
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