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今週を振り返って (7月9日から13日の市場) 

今週の米国株式市場は、前半は10日火曜日に、S&PとMoody’sがサブ・プライムローンのイシュー/CDO等のレーティングをダウングレードすることを発表したことや、ホームデポ、シアーズ等がプロフィット・ワーニングをしたこと等から小売関連に関しても悲観的な見方が強くなる等、市場は大きく下がりました。

しかし、木曜日に、Wal-Martが予想以上に良い決算を発表し、他の大手小売業も、7月の売り上げに楽観的な見通しをしていることを明らかにするなど、小売に関しては、一転して明るい見通しになりました。

また、Rio TintoのAlcanに高額の買収提案を発表したことにより、M&Aのブームに関しても、楽観的な見通しが大勢をしめ、一日の上昇として、ここ5年半の中で、一番の上昇をしました。(関連エントリー) 金曜日も安定して上昇し、S&Pは過去最高値を更新し、DJ Industrialも過去最高値に近いレンジにあります。日経は週を通してみた場合は、ほぼ変わらずでした。
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私のポートフォリオは、米国株、日本株とも堅調に推移しました。私の米国株ポートフォリオは、今週は下落と上昇ともに非常に大きかったです。(インデックス推移以上に)

それにしても、木曜日の市場の上がり方は、すごいと思いました。エントリーにも書きましたが、それ程、市場全体を大きく上昇させるほどのニュースがないにもかかわらず、上がってしまった様に思え、個人的には楽観視していません。
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ヒラリー・クリントンがPrivate Equityの税率に関して酷評(立場を明確にする) 

前回のエントリーで、(株式を公開している)Private Equityに対する課税の変更に関するNY Timesの記事を元に、本件のバックグランドに関して書きました。

私は、この記事を読んだ後、この件に関して特に気を払っていなかったのですが、今週の半ばに状況のアップデートの記事が投稿されていました。

Congress Eyes Private Equity Tax Issue

この記事の冒頭に、こう書かれています。

“Congress did not appear in any hurry on Wednesday to raise taxes on private equity firms and their wealthy executives, nor to regulate hedge funds more closely.”

“議会は、プライベート・エクイティの会社やその裕福な上層部の人々に対する課税を強化すること、また、ヘッジ・ファンドに関する規制の強化等に関しても、急いでいないようだ。”

内容的には、前回エントリーで紹介したNY Timesの記事とオーバーラップする部分が多いですが、少し違う視点で書かれているので、補完と言う意味で良かったら読んでみてください。

この記事の中で、前大統領線でブッシュ大統領と競った、民主党のJohn Kerryは変更に対しては慎重(反対)な立場の様です。

記事の要旨は、この件に関しての意見は交錯しており、経済に与える影響も大きいので、急いで決断はすることは、ないと言うのが、議会の大勢になりつつあるとの見方だと思います。 (業界が、かなり政治家に圧力を掛けている気がします。まあ、まず間違えないところだと思います。)

こんな状況の中で、ヒラリー・クリントンの発言がありました。
UPDATE 2-Hillary Clinton slams private equity tax rate

以下、記事の抜粋、要約、私のコメントを記します。

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プライベート・エクイティに対する課税強化の論点 

BlackstoneのIPOを一つのきっかけに、現在、アメリカの政界では、Private Equityに対する税率に関して議論が活発に行われています。現行の税制では、Private Equityはキャピタルゲインの課税として、15%と言う低い税率になっており、それが、通常の収入の税率に対して不公平、不当に優遇されているのではないか、否か、が大きな論点です。

6月21日にNew York Timesが、関連の記事を書いています。非常に良くまとまっていて、話の全容を理解するのに良いと思います。(賛成・反対の両意見を取り上げています)

少し時間が経ってしまいましたが、状況を把握する上でも良いと思い、記事の内容に関して、要約と私のコメントを続きに付加します。

記事のURLは以下の通りです。

Congress Weighs End to Private Equity Tax Break
議会は、Private Equityの優遇税制の終了について(の議論に)、重点をおく(重視する)
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今週末の投稿予定 

ご訪問ありがとうございます。

今週の週末(米国時間)に以下の投稿を予定しております。

- 今週の株式市場を振り返って
- 07年後半の投資計画(予定)
- 失敗から学ぶ: これを知って、パフォーマンスが劇的に変わった
- サブ・プライムローン関連
- Apple iPhoneの今後、市場にもたらす影響を分析

上記の他いくつかのエントリーを、後日、追加する予定です。今しばらく、お待ち下さい。

尚、事情により、予定が変わる場合がございますことを、ご了解くださいます様、よろしくお願い申し上げます。

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気になるハイテク株の動き 

NVDIAの株が急上昇を続けています。以下に添付のチャートの通り、過去3ヶ月間で、約50%も上昇しています。20070714065952.png


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今日の市場のニュースで気になったこと 

(Rio TintoのAlcan買収提案とAlcoaに関して)

先程のエントリーでも少し述べましたが、本日、アルミニウム製造の上記2社の株が10%近く上昇しました。

元々の話は、AlcoaがAlcanに対して、$28Bのオファーで敵対的買収提案をしており、それに対して、Alcanが価格が低いと難色を示していました。(関連記事

Rio Tintoが買収提案をすると言う噂が、ニュースになったばかりで、すぐに発表になりました。ちなみに、今日(7月12日)のWSJには、Alcanが他の会社と交渉していると言うニュース(Rio Tintoの話は具体的になし)が掲載されたばかりでした。Rio Tintoの動き・決断はかなり早かったのではと想像します。

ここ5日間のAlcanの株価の動き
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本日(7月12日)の米国株式市場 

今日の米国株式市場は、終日順調に上昇を続け、午後三時からさらに上がり、Dow Jones Industrialは一日で、284ポイントも上がって終了しました。一日の上昇分としては、2002年の10月15日に記録した378ポイント以来の大幅なアップで、歴代の4位とのことです。終値は、最高値に近い、13861.73で、DJI の30社の全てのストックが上昇しました。

S&P500に関しては、下がったのは、38ストックのみで、最高値の1547.70で終わりました。NASDAQも順調に上がり、先日の終値に対して、1.88%アップの2701.73で終了しました。これは、6年半の期間の内の最高値です。

また、10Year Treasury Bondの利率は、5.13%と少しだけ上がりました。オイルに関しては、6セント下がって、$72.5(1バレル当たり)で終了しました。12-July.png

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サブ・プライムローンのお誘い(続き) 

数日前のエントリーの続きです。サブ・プライムローンのベンダーからきたDMのイメージを添付しましたが、(1ページ目)その内容の後半です。

通常ローンを組む上で必要となる書類が要らない、と言うメッセージの後に、

"TAKE SOME CASH AND STILL LOWER YOU PAYMENT!"
(Please see examples below)

”現金を受け取り、さらに支払いは低くなります!”
(下の例を見て下さい)

LOAN:
$150,000 (PAYMENT: $386), $200,000 (PAYMENT: $515)
$250,000 (PAYMENT: $644), $300,000 (PAYMENT: $772)
$500,000 (PAYMENT: $1,288), $1,000,000 (PAYMENT: $2,576)

PAYMENTについて、具体的なことはこのページには書いていないのですが、通常PAYMENTは月々の支払い(ボーナス払いと言うのは、アメリカの住宅ローンでは通常ありません。)となります。それにしては、支払額が、低いですよね。その辺に関しては、申し訳ないのですが、後日、エントリーで説明いたします。

(追記)
motoさん、拍手コメントありがとうございます。非常に励みになります。本日は時間が足りないので、すみませんが、次回もう少し踏み込んだ話をいたします。今後ともよろしくお願いいたします。
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ビッグマックと為替 

皆さんは、ビッグマック・インデックス(The Big Mac Index)をご存知ですか? (ご存知の方は、イントロの部分をスキップして本文(続き)に行ってください。本文では、Big Mac Indexから見た、ドルの現状その他に関して、書いています。)

(以下、エコノミストの記事の要約に私が加筆したものです。)

The Big Mac Indexは、イギリスの経済紙エコノミストが、1986年に為替の水準を計る目安として考案したものです。これは、purchasing-power parity (ppp)の理論を基にしています。

ビッグマックの現地の価格と米国の価格の比と、現地通貨とドルとの為替を比較することにより、ドルに対して、その通貨がOver Value(価値が高すぎる)のかUnder Value(価値が低すぎる)のかの目安として等に使われています。

エコノミストのThe Big Mac Indexに関する説明

July7th-13th 2007のThe EconomistでThe Big Mac Indexの最新状況の記事があります。

例えば、ビッグ・マックは中国では、11元で売られています。これを、現時点での為替レートを使用すると$1.45です。アメリカではビッグマックは$3.41(New York, Chicago, Atlanta とSanFranciscoの平均)なので、このことからみると、元はドルに対し58%実質の価値が低いことになります。

ビッグマックは世界中の国々(120カ国)で販売されているため、ドルと世界各国の通貨と比較するのに適した一つの消費財だと思います。

(また、エコノミストは、一つの商品でドルの価値を判断するのは、限界があることを断っており、あくまでも目安の一つであるとしています。)

(要約終わり、正確な元の文章はこちらにあります)
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「バイ-アウト パーティは終わっていない」 Citigroup CEO 

7月10日のFinancial Time(米国版)に、来日中のCitigroupのCEO,Chuck Princeとのインタビューの記事が一面に載っています。タイトルは、"Citigroup chief says the buy-out party is not over"です。

FT Onlineのリンク
CNBCの関連記事

以下、一部当記事の抜粋と私のコメントを追加します。

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米国市場/基準金利動向と為替のトレンド・シナリオ予測 

前回のエントリーの続きです。 以下に、前記シナリオと為替の動向に関して、考察してみます。 私の場合、持っている情報(私の場合、圧倒的にアメリカのメディアの情報がベースです。)、認識、そして感覚は、アメリカ(または海外)からの視点に近いと思います。ここでは、日本円とドルに限定して考えております。 また、米国のFRBの基準金利の動向と長期国債の金利(と価格)の動向は、為替レートのトレンドに大きく影響するため、そこに焦点を当てています。(実際の金利の設定に関しては、もちろん金利差だけでなく、その他の要因もあると思います)

為替の動向を予想するのは、プロでも非常に困難なことなので、これは、あくまでも私の視点を基にした、個人の意見、そのシナリオの予想であることを、ご了解下さいますよう、重ねてお願い申し上げます。 (あくまでも一意見としてお考え下さい。)


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米国市場の動向とFRBの基準金利動向のシナリオ予測 

昨日一昨日のエントリーで、サブ・プライムローンの問題が与える米国市場の影響度についての、シナリオに関して検討しました。 本日は、それらのシナリオとFRBの金利政策に関する可能性、また、為替に関してのシナリオについて、考えてみたいと思います

まず、前回・前々回のエントリーのシナリオ別に、FRBの基準金利に関して、どういった可能性があるのか検討してみたいと思います。

また、米国の基準金利とその他(特に長期国債の金利と価格)が、為替にどういった影響を与えるのかに関して、どういったシナリオが考えられるのか、検討してみました。(為替のシナリオに関しては次のエントリーになります。)

(尚、私事なのですが、本日、ちょっとした手術をし、また、薬を飲んでいるため、内容に多少問題がある可能性がございます。恐れ入りますが、ご了解下さいます様、お願い申し上げます。尚、このエントリーに関しては、後ほど、内容を修正する可能性があります。ちゃんと書け、内容もそれなりに論理だっていることを望んではいるのですが。。。すみません)

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私のポートフォリオの現在の状況 

先週のエントリーで発表した様に、2007年前半は良い結果を出すことができました。今年も後半に入り、また、前記のマーケット・シナリオのエントリーに対して、自分のポートフォリオがどういう状況になっているのかを、客観的に把握しておいた方が良いと思い、簡単ではありますが、現況を記します。
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2007年後半の米国マーケット・シナリオ予測(続き) 

昨日のエントリーの続きです。 (これは、あくまでも私、個人の考えです。)

米国の場合、一つの鍵を握るのは、サブプライム・ローンの問題がどの程度、市場全体に影響をあたえるかだと思います。 昨日のエントリーで、起こりうる可能性として高いと思われる、3つのシナリオを(かなりハイレベルですが)記しました。以下に再度、記述します。

(シナリオ1)
市場は引き続き金利の動向に敏感ではあるものの、景気は引き続き堅調。 自動車・住宅セクターは引き続き厳しい状況が続く。一部サブプライム・ローンの問題はあるものの、他には波及せず、株式全体としては引き続き上昇する。

(シナリオ2)
サブプライム・ローンの問題が、ファイナンス・セクター全体に波及し、ファイナンス関連の株価は下落、それに伴い、株式市場全体もやや下落するものの、影響は限定的に留まる。

(シナリオ3)
サブプライム・ローンの破綻等が社会問題化する。 また、サブプライム・ローンに絡むHedge Fundのスキャンダルが露見、これが金融セクター及び株式市場全体に影響を及ぼし、株価は大幅に下落する。
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サブ・プライムローンのお誘い 

サブ・プライムローンの業者からDMが届きました。サブ・プライムローン自体はかなり話題になっているので、ご存知の方も多いと思いますが、実際、ユーザー側から見た場合どんなものなのか?と言うことが、良く分かる例になるのでは、と思いスキャンしたイメージを添付します。

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ブログ開設一ヶ月経ちました 

ブログを始めて一ヶ月が経ちました。いろいろな面で、不安があったのですが、悪戦苦闘しながらも何とか一ヶ月はもちました。久しぶりに、新たなことに取り組んでいるので、やりがいを感じています。ブログを通し、まだ非常に少ないですが、出会い等もあり、始めて本当に良かったと思っています。

ここで短い期間ですが、私のブログの経験の感想を書き記します。

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2007年後半の米国マーケット・シナリオ 

市場が今後どの様に展開していくのか?といった予測をすることは、投資戦略を立てる上で、重要な一つの事柄だと思います。一方、予測が当たっていたとしても、それは、結果としてそうであっただけで、将来何が起こるかを、確実に予測することは、現実的には不可能です。

これは、将棋や囲碁、スポーツ等にも共通することですが、相手・市場がどう動くのかをある程度予測して(100%ではないにせよ)、行動することは、勝負の世界で重要なことだと思います。(私は、投資は勝負事と思わない様にしていますが、ある程度は、そういった側面があるのも事実だと思います。)

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2007年前半の米国株 投資パフォーマンス・レビュー 

米国株式投資に関しては、マージン・インタレスト(信用取引利息)、取引手数料等を差し引いた後での、キャピタル・ゲイン(純資産増加分)が半年間で30%を超える、非常に良い結果を残こすことができました。米国株式市場全体が、不安要因を抱えながらも、今年前半として非常に順調だったことも、好結果の要因だったと思います。

結果は良かったのですが、2007年前半は、短期投資で失敗を繰り返してしまいました。今後に生かす上でも、恥をしのんで、公開します。

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2007年前半の日本株 投資パフォーマンス・レビュー 

今年前半は、米国・日本株式投資の両方とも、インデックスを20%以上、上回る良好な結果をのこすことができました。

以下に日本株式の投資結果のレビューを記します。米国株式のレビューが長くなってしまったので、そちらは別のエントリーにします。
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この後の投稿予定 

ご訪問ありがとうございます。

この週末(米国時間の)に以下のエントリーを予定しております。

- 07年前半のレビュー及び失敗談
- 今後の市場の展開に対する私の考えと投資戦略について
- サブ・プライムローンに関して
- Apple関連の話

上記他、今後の予定として、バフェット氏関連とApple関連の話の続きを近日中に投稿する予定です。

いましばらくお待ちください。

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2007年前半の日本株式投資ポートフォーリオ・パフォーマンス 

2007年前半の私の日本株ポートフォーリオ・パフォーマンスを発表します。

ご興味のない方は、このエントリーはスキップして下さい。
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独立記念日の一日 

ちょっと疲れているのと、体調が良くないので、気分を切り替える意味でも、すこしカジュアルな気持ちで、昨日の話を書きます。

昨日、7月4日は独立記念日でした。友人の家でのパーティーに招かれていたので、午後から行ってきました。アメリカに住んでそれなりになりますが、正直なところ、パーティは今でも苦手です。この辺りは、日本人とアメリカ人の差を嫌が上にも感じざるを得ません。参加するからには、知らない人と挨拶や話しをしなければならず、これは結構、体力を消費します。(多少疲労の度合いは減ってきましたが。。。)

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2007年前半 米国株ポートフォリオ・パフォーマンス 

アクセス数がまだ少ないながらも、増えてきているので、少しためらいますが、2007年前半の私の米国株ポートフォリオ・パフォーマンスを発表します。

投資にご興味のない方は、このエントリーはスキップして下さい。
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今年前半を振り返って (プラスアルファ) 

(個人的には面白い発見(?)がありましたので、是非、読んでみて下さい。ご存知だった方、すみません。)

今年の前半は、半年間を通してみた場合、米国市場・日本市場とも市場の伸びは5%から10%の間で、半年間のパフォーマンスとしてはかなり順調に推移しました。日経平均と米国主要インデックス(DOJ, S&P, Nasdaq)の6ヶ月間の推移は以下のグラフの通りです。(出展:Yahoo)

尚、上下の変動も激しく、2月の後半から3月にかけては、上海市場の株価下落が引き金となった、世界の株式市場での大幅な下落があり、一時期、年初より下回りました。 しかし、その後、上昇しています。6月に入ってからの、マーケットの上下の変動は非常に大きく、FRBの金利の動向、長期米国国債の金利の動き、オイル価格、その他の経済指標の数値のニュースで、株価が上下に激しく変動する状況が続いています。

Subprimeローンの問題、不動産市場の低迷、大手住宅販売会社が赤字に転落するなど、問題・懸念が出てきているのにも関わらず、全体を通してみた場合、株式市場は依然として好調と言えると思います。また、今年の前半は、Private Equityを中心とするM&Aが過去最高でした。M&Aが、現在の株式市場の上昇の一つの大きな要因になっています。
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深まるiPhoneの中身の謎 (私だけかも?) 

私の愛読する渡辺千賀さんのブログ、「On/Off and Beyond」で千賀さんがiPhoneを購入され、使った感動を、ブログに連日掲載しています。千賀さんの様子からも、iPhoneの魅力はかなりのものだと思います。

以下に、連日エントリーしておりますiPhoneの中身に関しての続きを記します。かなり細かい内容なので、ご興味のある方は、是非読んでください。興味のない方は、スキップしてください。
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本日(7月2日)の米国株式市場 

今日の米国株式市場は、先週・先々週にあった一日に上下に激しく動いたのとは対照的に、堅調に上昇を続け終了しました。NASDAQとS&Pは先週終値を1%を以上、上回る伸びでDOW Jones Industrialも1%近い伸びの123.81ポイント上昇し13535.43で終わっています。10-Year Treasury Noteの利率は0.04%下がり、5.000%となりました。オイル価格は上昇し、1バレル71ドルで終了しました。
July 2nd Index

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iPhoneで採用される製品を予想する-2 

先週のエントリーでiPhoneで使用されている主要製品の予想を行いました。 

予想通り、いち早く、いくつかのWebサイトでiPhoneを分解して、インターネットに掲載しているところがあります。(技術的によく理解しているサイトでの掲載はまだです。)また、iPhoneで使用されている主要製品の予想の記事等も、発売前に投稿されています。 これらの情報と、私の予想の比較を行いたいと思います。

特に重要な点は、一般的なメディアの記事においての主要製品の予想は、メインのコントローラーは、私の予想でほぼ確実と書いたMarvellではなく「Samsungを使用している」との記事が多く見受けられることです。この予想が当たっている場合の、もっとも考えられるシナリオは、「iPhoneは既存のiPodの主要製品を使用し、それに携帯電話の機能と新たな通信(WiFIやBluetooth)を追加している」ことになります。
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「バフェット氏と昼食」は8000万円 

Warren Buffett lunch sells for record $650,100
(以下、上記参照記事の要約です。多少、文章を変更しています。)

毎年恒例のチャリティー・オークション、「ウォーレン・バフェット氏と昼食」が、昨年の記録を上回る$650,100 (1ドル123円のレートで換算して、約8000万円)で落札されました。落札したのは、バフェット氏の投資スタイルをモデルにている、カリフォルニアの投資家、Mohnish Pabrai氏です。

(このエントリーの後半で、落札したMohnish Pabrai氏について書いています。)

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今週を振り返って (6月25日から29日の市場) 

今週の米国株式市場は、毎日上下の変動が激しいながら、週明けとあまり変わらずに終わりました。Nasdaqに関しては、下のグラフの通り、他のインデックスに比べ若干上昇しています。
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リンクの追加 

昨日、「自由への永い旅 -Financial Literacy」のWebサイトを運営されているこざらし2さんが、私のブログをリンクに追加して下さいました。こざらし2さんは2002年からこのサイトを運営されており、日々の取引記録、投資成績、市場についての分析等を公開されています。 

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