米国株市場は、本日も非常に不安定な状況が続いています。長い間続いてきた上昇のトレンドから、下落のトレンドに変わるのか?それとも、クレジット不安からおきた調整を経て、再び上昇トレンドに戻るのか?まだ先の展開がはっきりとしていません。
今明らかなのは、住宅、自動車と言ったセクターは、今年から来年にかけては非常に厳しい市場環境になることが、予想されており、これにファイナンス・セクターが加わる可能性が高くなっていることです。一方、今後有望な投資先、または、より安全な投資先を求めて、投資家の物色は始まってきていると思います。
私の愛読する、”
いちカイにヤリ 投資立国(ロシア株、インド株、中国株、ブラジル株、ADR、BRICs)”の踏み上げ太郎さんのブログを、ここ数週間の間、毎日、拝読しておりましたが、素晴らしい記事をたくさん投稿されています。踏み上げ太郎さん以外のプロの方のブログ等もいくつか読んだりしたこともありますが、私のような立場、(米国に住み、米国のメディアの情報を中心に読んでいる一般投資家の立場)から見ると、米国のメディアの受け売り(それも非常に表層的な部分のみ)、首を傾げたくなるような内容も多い様な気がします。(それ程、多数のサンプルを元にしたものではありません。中には、良いものもたくさんあるとは思います。)その中で、踏み上げ太郎さんのブログは(私にとって)ひときわ輝いて見えます。投資の対象等はことなりますが、非常に勉強になっております。尚、踏み上げ太郎さんは、
この状況の中で、消去法から言ってもBRICsとの見方をされています。
私は、昨日のエントリー、また、以前から申しておりますが、テクノロジー・セクターが見直されると考えています。市場が下落し、いったん落ち着きだすと、メディアは今後有望な投資先・株等の特集記事を投稿しだします。それが、必ず当たるかは別として、その様な記事も市場の動き・見方としては参考になります。
本日、私の期待している様な内容の記事を発見しましたので、以下に添付します。こうなってくれれば、良いのですが。。。
Google, Cisco don't collateralize loansCommentary: Ignore analysts, look to debt-free tech sector for safe haven
なぜテクノロジーか?の一つの大きな理由は、サブプライム等との関連性が少ないことです。ちなみに、こういった論理付けと、さまざまな関連リスクを考慮した場合、日本株(勿論、全てではありません、テクノロジーに限ったわけでもありません。)もねらい目だと思います。