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今日(8月27日)の米国市場 

今週は、多くの主要な市場関係者が夏期休暇を取っているとのことで、週明けの本日は予想通り取引数量は少なく、若干下落していますが、動きもそれ程大きくはありませんでした。(以下、チャートでは見た目大きく変動していますが、変動幅の単位は小さいので、見た目程、%は変わっていません。)
27-Aug.png

本日の朝、中古住宅の7月の販売状況が発表されました。販売状況は、先月に比べ0.2%下落しました。今回で、12ヶ月連続の下落で、過去最高(最悪)を記録しました。 年間のペースで換算した場合、575万戸の販売ペースで、この5年の中でもっとも遅いとのことです。在庫は、5.1%上昇して、459万戸で過去最高です。(先月の発表に関してのエントリーはこちらです。)

このニュースを受けて、住宅セクターは大幅に下落しています。主だったところで、DR Hortonが5%、Meritage Homeが 9%、Centex 5.4%、Lennar 4.5%、それぞれ下落しています。経営が破綻しているとの噂があるBeazer Homesは6.5%の下落で、株価は$10を切りました。YahooファイナンスのデータによるとBeazerのPBRは0.27まで落ちています。ただしBook Valueが今の時点でどれだけ下がっているのか分からないので、PBRの数字自体はあまり意味をなさないと思いますが、興味深いレベルだと思います。

尚、Countrywide Financialも4.8%下落しています。ファイナンスセクターの主要企業もそれなりに下がっています。恐らく、住宅・ファイナンスのセクターの下落によって、S&Pが他のインデックスと比べて低い一つの理由だと思います。

ハイテク関連の目立った動きとしては、GatewayがAcerに買収されることを発表し、株価場前日比50%増となっています。先週末の株価が過去52週の最低のレベルに近かったので、そこから大幅に上がっています。RAMBUSがストックオプションのバックデーティングに関連する問題が(一部)解決したことを発表し、株価は7.9%も上昇しています。(RAMBUSに関しては、個人的に、少し注目しています。) この会社は、何かと法律がらみの問題をいつも抱えてるので、ちょっと手が出しづらいです。(ハイテク企業ではそれ程珍しいことではないのですが、、、)  裁判がらみの結果によって株価が大きく変動したりするため、不確定要因を考慮すると、自分としては投資する対象のメインには入れられないのですが、注目しています。

NVIDIAは2.26%上昇しています。 今の株価は、過去52週の中で最高のレベルにあります。ここの会社の状況が良いのは分かりますが、今日の上昇はなんでなのか、少し気になります。 ストック・シンボルをJAVAに変えたSunも約2.6%上昇しています。

昨日のニューヨークタイムズの記事で、‘The Fed’s Subprime Solution’と言うタイトルの記事が登校されています。 非常に素晴らしい記事なので、是非、読んでみて下さい。

The Fed’s Subprime Solution
By JAMES GRANT
Published: August 26, 2007, The New York Times

続きの方に、上記記事に関しての、一部要約と私のコメントを書きます。
この記事の中の、最後の部分が非常に示唆に富んでおり、印象的です。(以下にその部分を添付します)

A century ago, on the eve of the Panic of 1907, the president of the National City Bank of New York, James Stillman, prepared for the troubles he saw coming. “If by able and judicious management,” he briefed his staff, “we have money to help our dealers when trust companies have [failed], we will have all the business we want for many years.” The panic came and his bank, today called Citigroup, emerged more profitable than ever.

100年前、1907年のパニック(恐慌)の前夜、National City Bank of New Yorkの社長である、James Stillmanは、起こりつつある諸問題に対して準備を進めていました。「もし、有能で思慮分別のある経営陣であるならば、」彼は、部下達に手短に(次の様な)指示をあたえました、「我々は、信託会社が破綻した場合、我々のディーラー達を救うお金を持っている(はずである)。(そうであるならば)我々は我々が望むビジネスの全てを何年にも渡って得られることとなる。」(少し意訳しています) 恐慌は起こり、今日Citigroupと呼ばれる、彼の銀行は、かつてない高い利益を獲得することとなりました。

Last month, Stillman’s corporate descendant, Chuck Prince, chief executive of Citigroup, dismissed fears about an early end to the postmillennial debt frolics. “When the music stops,” he told The Financial Times, “in terms of liquidity, things will get complicated. But as long as the music is playing, you’ve got to get up and dance. We’re still dancing.”

先月、Stillmanの会社の後継者であるCitigroupのCEO Chuck Princeは、長期におよんだ借金のドンちゃん騒ぎが終焉を迎えつつあるのでは、との懸念を退け、ファイナンシャルタイムズにこう語りました。「曲が終われば」、「流動性に関しては、込み入った状況に陥るだろう。しかし、曲が続く限り、立ち上がって、踊るしかない。我々はまだ、踊り続けている」

What a difference a century makes.

100年の時を経て、何と言う違いでしょうか!(直訳は、‘100年の時がこの様な大きな差・違いを生んだ’)

(以上、引用と要約終わり)

CitigroupのChuck Princeがコメントをした時、私もブログで取り上げていますが、「Citigroupの様な責任のあるファイナンスの大企業のCEOが、なんて軽くて、無責任な発言をするのだろう。」と感じました。James Stillmanの話は私は知らなかったのですが、本当に100年経って、これ程、違うとは、と思わされました。

今週のEconomist, Business Weekも現在の状況に関する分析やその他関連の話で、素晴らしい記事がたくさんあります。ただし、読めば、読むほど、今後の先行きに対する懸念は高まってしまいますが。。。
色々な意味で考えさせられます。今週は、一休み的な感じになりそうなので、今後のことも含め、今後の対応に関して、もう一度、考えたいと思います。

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