今日は、昨日とは逆に午後二時ごろから、各主要インデックスは上昇を続けて終了しました。

メディア等によると、昨日のFOMCの議事録に対する市場の反応が過剰であったため、それに対する反発が一つの大きな要因との見方が多いです。また、空売りのポジションもかなりあったようで、後半の上昇時には、空売りのポジション解消の買いが殺到したのでは、と思います。
NASDAQは、昨日終値に対して2.5%上昇しました。これは、過去1年以上の中で最も高い伸びだったとのことです。
ハイテク関連の株で目立った上昇をしたのは、Appleが5.7%、Intelが4.7%、NVIDIAが5.7%、Western Digitalが7.4%でした。 Western Digitalはハードディスクドライブのメーカでシーゲートと競合している会社なのですが、シーゲートよりも大きく上がっているところが面白いところです。
Appleに関しては、来週、iPodの新製品を発表することが予測されており、それが一つの上昇要因と推測されます。上記、その他の会社は、コンピューター関連なので、昨日のシーゲートの売り上げ・利益見込みの上方修正のニュースが好材料となっている様です。
昨日のエントリーの後記で書いた、シーゲートの来年第1四半期の売り上げと利益の予想を上方修正(特に利益に関しては、大幅な上方修正)したことは、市場に対しても好影響を与えたようです。ちなみにシーゲートの株価は本日3.8%の上昇でした。
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Seagate Rises With Higher 1Q Outlook私の期待している見方、市場の動きも少し出てきた様です。
Seagate forecast hints at broader tech gainsSeagateが前回フォーキャストを発表した時、「ちょっと低すぎるのでは?」と思っていました。 Seagateは私が注目している株の一つで、過去にも何度か所有したことがあります。ここのところアンダーバリュー気味で購入したいな、と思っていたのですが、今回の発表と株価の上昇で少し遠のきました。ただし、ビジネスも安定しているので、市場がかなり崩れたとしても、相対的な面で、大きく値を落とすことはないと思っているので、ディフェンシブな意味でも持っていたい株ではあります。
第3四半期の決算が発表されるころには、ハイテクの株は安定したビジネスの状況から人気が出てくるのでは、と想定しているのですが、(少しではありますが、すでにその傾向は見られます)市場全体が大きく下落するようなことが起こった場合、少なからずその影響をうけると思うので、下落リスクに対する準備をしておかないと、非常に危険な状況に陥る可能性も高いと思っています。
実は、昨日の下落で私の所有株の総額は大きく下がってしまっていて、かなり不安を感じていたのですが、今日の上昇で、私の所有株も値を戻して、ほっとしています。ただし、市場は相変わらずかなり不安定な状況で、下落のリスクはさらに高くなってきている気がします。そのリスクに対するエクスポージャーを減らすことを検討すべき時が来ていると思います。
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