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Warren Buffett インタビュー - 続き2 

前回のエントリーの続きです。

ここで、Mark Haines(有名なニュースキャスト、元CNBCのSquawk Boxのホスト)がビデオカンファレンスでインタビューに参加して、質問をしました。

Haines: You mentioned low cost index funds. Does that include ETFs? Do you have any thought on efficiency of ETFs for the retail investor?

「あなたは低コストのインデックスファンドとおっしゃいましたが、それはETFを含みますか?また、個人投資家に対して、ETFの効率性について何かお考えはありますか?」 (多少、意訳しています。ちなみにretail investorは個人投資家に相当します。対するものとしてinstitutional investor (投資会社、ミューチャルファンド、証券会社、保険会社、年金、投資銀行等の機関投資家(企業)があります。)

Buffett: Well, I’m not an expert on that, Mark, but it just seems to me that a very low cost index fund is pretty hard to beat. I mean, you put it away. You have nobody encouraging you to trade it next week or next month. You know, your broker is not – I have nothing against ETFs but I really think an index fund that charges a few basis points for management is pretty hard to beat.

「マーク、私はその件に関しては専門家ではありませんが、低コストのインデックスファンドに勝つことは非常に難しいと思います。そのままほうっておけば良いのです。誰もあなたに、あれを買え、これを売れなどと薦めたりしません。 あなたのブローカーは違います。私はETFに関して反対という事は一切ありません、ただ、私は管理費として数ベイシスポイント(のみ)チャージするインデックスファンドに勝つことは非常に難しいと思います。」
このコメントの最後に「I really think an index fund that charges a few basis points for management is pretty hard to beat.」インデックスファンドの強さを非常に強調しているのが、印象的です。一つの大きな根拠として、コストの低さを上げていることも重要な点だと思います。投資期間が長ければ長いほど、コストの差がパフォーマンスに大きな影響を及ぼすためだと思います。

(追記)バフェット氏はこの質問に対して、ETFを含むか否かには言及せず(直接回答せず)インデックス・ファンドの効率性を強調しています。一般的にETFも運用費が低く、(場合によっては、こちらでもインデックス・ファンドを下回る様です。)インデックス・ファンドの利点と共通する部分が少なからずあります。(但し、トータルのコストでは、一長一短があります。例えば、通常、インデックスファンドは米国では、取得手数料が無料です。ETFは有料です。)また、ETFとインデックス・ファンドの利点・短所の比較をしたサイト等もあります。これに関しては、後日、別途エントリーで取り上げようと思っています。
(追記終わり)

Haines: Your thoughts on private equity, of course you remember well most of us remember well back in the bubble, there was a lot of money, there was too much money chasing too few good ideas. Private equity’s been raising a lot of money. Are we in danger of reaching that point with private equity, too much money, too few good ideas?

「プライベート・エクイティに関してですが、バブルの時、数少ない良いアイディアに対して、非常に多くのお金が注ぎ込まれていったのを、あなたも、我々の殆ども、良く覚えていることと思います。プライベート・エクイティは非常に多くのお金を集めています。このプライベート・エクイティを含め我々は、“多量のお金、数少ない良いアイディア”の危険な領域に到達しようとしているのでしょうか?」

意味としては、昨今の過剰とも思われるプライベート・エクイティのブームが示すように、現在の状況はバブルなのか?と言う質問だと思います。

Buffett: I think there’s no question that either that has happened or will happen, and, you know, the incentives to raise money for private equity are huge. If you are getting a couple percent on 20 billion out, you are going to want to raise another 20 billion the only way you are going to raise the second 20 billion is to get the first 20 billion out. So the push to do deals is huge if you are running a fund like that. Frankly it makes it very tough competition for us.

「過去に起こったことが、また起きるということは、疑問の余地のないところだと思います。ご存知のとおり、プライベート・エクイティにとって、資金を獲得することによって得る報酬(報奨)は非常に巨大です。例えば、200億ドル(為替レート一ドル120円として、2兆4000億円)の資金を集めることで、その額の数パーセントを得られるとしたら、そして、その次の200億ドルの資金を得るためには、(何かの投資で)最初の200億ドルを使わなければならない。つまり、その様なファンドを運営しているとすると、投資案件を行うべく、とてつもない圧力があるのです。率直なところ、我々にとってのタフな競合相手となっています。」

この質問に対して、バフェット氏が「はい、今はバブルだと思います。」ともし言ったら、市場がパニックになるのは明白なので、慎重に答えていると思います。(質問に直接、答えていません。) その前の時点でも多少話題として触れていましたが、プライベート・エクイティの状況がかなりのところまできていることが示唆されています。Berkshire Hawthawayの競合になっていることも当然といえば、当然ですが、面白いところです。ただ、少なくとも一部、悪ければかなりのプライベート・エクイティが期待されていた様な結果を出せないことが、将来明らかになってくることが、バフェット氏の最初のビデオの方の中でも示唆されています。現在、プライベート・エクイティが行っている投資案件の成果が将来見えてきたとき、それがどれ程、市場に影響をきたすかは明確ではありませんが、大きなリスク要因としてあると思います。

それ以外にDOWの買収の件、ExecutiveのCompensationの件に関してもQ&Aがありましたが(バフェット氏の考えが分かって面白いところもありますが)、ここでは割愛いたします。

Claman: I have one last question too. About China, everybody is talking about how China is growing. China has awakened. You have had opportunities to buy into Chinese Banks. Why did you pass?

中国の銀行を買う機会があったのに買わなかったのは、なぜか?と聞かれて、

Buffett: I just don’t understand them. I don’t have the faintest idea when Chinese Banks say loans on its asset side 28 billion. I don’t know what’s there. It is enough trouble figuring that out with American Banks. It is not a negative view. It is an I don’t know view. I am an agnostic not a theist about it.

「真っ先に分からないからだ」と言うところが非常にバフェット氏らいしいなと思いました。

このインタビューはバフェット氏の考え等が非常に良く表されているものだったと思います。また、ここで言っていることが、後で振り返った時にどうだったか等、将来にもう一度振り返ってみるのも面白いと思います。今後も機会があれば、バフェット氏のインタビューその他に関して取り上げてみたいと思います。

(7月8日からブログ・ランキングに参加することにいたしました。ご協力の程、よろしくお願いいたします。)
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