今日の米国株式市場は、昨日よりも若干高いレンジで安定して推移し、終了しました。各主要インデックスは、昨日終値に比べ、Dow 0.25%, Nasdaq 0.39%, S&P 500 0.39%それぞれ上昇しています。

本日発表された、失業保険の申請件数は、15000件の大幅な減少となり、総件数は29万8千件でした。事前予想の数値は32万件で、予想を大幅に下回る良い数値でした。これは、2007年5月からで最も低い数値とのことです。
8月の新築住宅の販売結果が発表されました。一戸建て住宅の販売数は、昨年同期比で8.3%の下落となりました。この落ち込みの幅は、過去37年間で一番だとのことです。販売価格のの中央値も8.3%の下落で、2005年1月からで、一番低い数値とのことです。尚、この結果はアナリストの事前の予想よりも悪い数字でした。
低価格の新築住宅を中心に販売するKB Homeが第3四半期の結果が赤字に転落したことを発表しました。赤字額は、3560万ドル、一株あたり46セントの損失でした。アナリストの事前予想は、71セントの赤字だったので、それよりは良い結果でした。
決算発表席上、KB HomeのCEOは、住宅産業の状況は引き続きさらに厳しくなってきており、2008年もでその状況は続くだろうとの見方を示しています。 KB Homeの株価は本日、2.57%上昇しています。最近、ずっと下がってきていたので、反発した形といえると思います。尚、他の住宅メーカーの株も上昇しているところが殆どです。
ハイテク関係の株は、ここ数日大幅に上昇していたものは、今日は下げているところが多いように思われます。調整的な意味合いが強いと思います。
全体的には、市場が落ち着きを取り戻しつつある感じです。思いのほか安定してきています。個人的には10月の決算発表のころまで、市場がもってくれることに、期待しているのですが、どうなることでしょうか?まずは、明日のGDPの結果が注目です。
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