今週から、第4四半期に入りました。主要企業の第3四半期の決算は、今月の中ごろからなので、今週は様子見の傾向になる可能性も高いですが、いくつか重要な経済指標も発表されます。
- 自動車・トラックの販売 (10月1日)
- 失業保険申請件数 (10月4日)
- Factory Orders (10月4日)
- Employment Report (10月5日)
この中で、特に重要・注目なのが5日に発表のThe Employment Reportです。先月の数値は(思いのほか悪く)、市場の予測がFedの金利引下げへと大きく動くきっかけとなりました。
尚、この週末中に以下のニュースが目につきました。
UBS to write off billions amid credit woes: reports FT、WSJ両紙が、スイス最大の銀行UBSが、fixed-incomeのポートフォリオで30億スイスフラン(約26億ドル)以上の損失を計上し、第3四半期は6億ドルくらいの赤字になるとの予測の記事を発表したとのことです。
この損失額は、これまで発表された投資銀行の損失をはるかに上回っています。このニュースが明日の市場、特にファイナンス・セクターにどの程度影響を与えるのか、注目です。
また、先週発表になった、GMと労働組合の合意の中で、GMが2つの工場を閉鎖することを許容することが含まれているとのことです。
GM may close 2 more plants under deal こちらも、UBSのニュースほどはインパクトはないと思いますが、失業・業界の景気・方向性に関係することなので、自動車業界の株価への影響がどれくらいあるのか、注目しています。
今週は、先週に続き比較的安定した動きとなるのか、それとも、また、上下の変動が激しくなるのか、展開がどうなるのか、興味深いところです。
何とか、市場が持ちこたえてくれることに期待したいと思います。
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