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今日(10月3日)の米国市場 

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Dow: 13968.05 -79.26 (-0.56%)
Nasdaq: 2729.43 -17.68 (-0.64%)
S&P 500: 1539.59 -7.04 (-0.46%)

本日の米国市場は、各主要インデックスは前日に比べ若干下落して終了しています。ISM(The Institute for Supply Management)が、サービス・セクターのインデックスを発表しました。数値は、8月の55.8から54.8に下落しており、これは事前予想通りでした。尚、50以上は経済の拡大を意味しており、減速の傾向はあるものの、拡大を続けていることを意味すると思います。

今週の現時点での経済指標の発表は、ほぼ予想通りに近い数値が多く(ペンディング住宅販売は、予想よりかなり悪かったですが)、市場の注目は、金曜日の雇用統計の数値に集まってきています。

企業関連のニュースでは、月曜日に発表されたUBSとCitigroupに引き続いて、ドイツのDeutsche Bankが、ローンとストラクチャード・クレジット(CDO等)関連で約31億ドルの損失を計上する見込みを発表しました。Deutsche Bankの株価は本日上昇しています。また、主だったファイナンス関連の企業の株は上昇しているところが多かったです。

ハイテク関連では、メモリーメーカのMicron Technologyが四半期の決算を発表しました。結果は、一株当たり22戦との赤字でした。MicronはDRAMとNANDフラッシュメモリーを生産する米国のメモリー専業メーカーです。この発表から、本日は半導体セクター全体が下落しています。

Micronの発表から、DRAMを多く使用するパソコンの需要にも陰りがでてきているのではないか、との懸念も上がってきており、本日はIntelやNVDIAの株も大きく下落しています。

関連記事: Weak Memory Prices Pressure Micron

この様な記事の中のアナリストの分析やコメントを、記事に書いてある範囲で見ると、一見、利にかなっているように見えますが、業界内の人間から見る視点とは異なる場合もあります。(需要に関して等、業界内の人間だからわかること、といった意味ではなく、市場分析全般が業界や技術動向の視点から見るとずれている様に思えることがあります。この記事に関して特に言っているのではありません。)

最後になりますが、住宅セクターの株は本日も堅調でした。市場が底を脱したとの見方が強くなっていることと思います。個人的には、そうは思っていませんが。。。こういったことに関しての分析等も将来的には書いていきたいと思っています。

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