今週の各主要インデックスの動きを以下に添付します。一週間を通してみた場合、DOWとS&P 500は若干の増加、Nasdaqは約1%の上昇で、先週に引き続き他のインデックスより好調なパフォーマンスです。DJIとS&P 500は過去最高を更新し、Nasdaqはここ7年で最も高い水準になっており、市場全体の流れとしては、先週に引き続き、堅調に推移しています。

以下に曜日ごとの気づいたニュース、市場の動きを記します。
10月8日(月): 特に大きなニュースはなし。Apple, Google, RIMMが大きく上昇。
10月9日(火): FOMCの議事録が発表される。次回のミーティングでFF rateの引き下げの見方は後退する。ファイナンス・セクターはGoldmanを筆頭に上昇しているところが多かった。
10月10日(水): Alcoaが第3四半期の結果を発表。アナリストの予想より若干下回る。ボーイングが、787のスケジュールの遅延を発表、株価は下落。市場全体は、若干の変動はあったものの、大きく変わらずに終了。
10月11日(木): PepsiCoが好決算を発表、市場は午前中は順調に上昇する。午後に、JPMorganのアナリストがBaidu.comの今後のビジネスに関して、慎重な見方をしたレポートを発表し、それがきっかけとなり、Baiduの株は10%以上下落する。他の、テクノロジー株も売り込まれ、Nasdaqは大きく下落。
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Baidu-spurred tech slump raises bubble fears10月5日(金): GEの第3四半期の結果は、事前の予想通りの一株当たり50セントの利益。株価は若干の下落。McDonald'sが第3四半期の利益見込みを上方修正、株価は1.37%上昇。
9月の小売店販売は、事前予想の0.2%上昇を大きく上回る0.6%の上昇。PPIは、0.1%の上昇で、インフレ抑制を支持する好結果
週を通して振り返ってみると、第3四半期の決算発表が本格化する前で、様子見の感は強いものの、堅調に推移していると思います。各主要インデックスも、非常に高い水準にあり、第3四半期の決算が好調であることの予想が、株価にかなり織り込まれている気がします。来週の発表で、予想を下回る会社が多い場合、結果が予想ほど良くない場合、大幅な下落をする可能性もあると思います。第3四半期の結果で、市場全体がどう動くかが、重要に思えます。
7月8月の大きな調整の後、市場は再び上昇のトレンドに変わってきていますが、来週の展開によっては、大きな変換点を迎えることになるかもしれません。私の中期の投資戦略は、四半期の決算発表見込みと市場のトレンドの予測を元にしているため、非常に重要な時期に来ています。
来週に向けた、自分の計画の準備をこの週末にする予定です。計画に関しても、ブログの方にアップする予定です。
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