10月の投資パフォーマンス・ポートフォーリオの状況に関して、簡単に振り返ってみたいと思います。
日本株ポートフォリオ10月は、先月末比で26.8%上昇しました。 年明けから比べた場合は、80%の上昇となっています。今月も、入出金はありませんでした。9月から、信用取引を開始し、いくつか株を買い増しと新規株の購入を行いました。
現物株に関しては、10月は取引は行っていません。現在所有している銘柄は、以前と変わらず7銘柄です。 信用株に関しては、追加のみで返済(売却)はありません。 信用取引拡大に関しては、市場のトレンド・状況を検討し、リスクは高まるものの、投資時期としては良いのではとの判断から踏み切りました。
現在、現物対信用の比率は1:1.3程度です。信用建銘柄数は8で、内4銘柄は現物保有株と同じものです。セグメントとしては、ハイテク関連が4銘柄、他はもろもろの業界です。国内向け事業中心で、業績に為替の影響が少ないものを2銘柄、為替が円高になった場合に、(恐らく)好業績が見込まれると思われるものを2銘柄選択しています。
尚、10月の額面評価額増加分の内、信用取引分の増加が3分の2程度なので、信用分のパフォーマンスが現物よりも良い状況です。今の信用建てのポートフォーリオは正直、現物の方で持っていたいもの(長期保有用)ばかりです。現物の方では、2銘柄処分したいものを抱えているのですが、まだ踏み切れていません。
今後は、現物と信用を分けて、パフォーマンスを細かくモニターするようにしようと思います。信用取引に関しては、リスクに対するリターンが十分に得られているのか、十分に吟味し、目的に達していない場合は、ポジションの縮小・解消をすばやく行う、また、ストップロス値の設定とそれを下回った場合の処分を徹底する必要があると考えています。
米国株ポートフォリオ10月は、先月末比で11.1%の上昇となりました。また、月毎の入出金と経費を考慮した上でのネットゲインの1月からの合計では、73.6%の上昇となっています。
心配していた市場全体の大幅な下落等もなく、またハイテク株はNasdaqが5.8%上昇すづなど、全体的にハイテク株が買われる好展開となったことが、好成績の要因だったと思います。
今月は、ポジションの一部解消、ヘッジの追加等を若干、行いました。ポートフォーリオの構成銘柄に関しては、以前から変わっておりません。
米国市場は、以前から私が想定していた市場シナリオにかなり近い展開となってきました。作成したシナリオを元に、投資をしているので、今の時点では、期待していた状況になっています。しかしながら、市場全体のリスクも高く、また、今後の先行き等に関しては、どうなるのか分かりません。 リスクに対する対処、想定外の展開になった場合の準備などをすることが、非常に重要となってきています。
また、来年に向けた投資戦略、仕込みの時期なので、もう一度、市場シナリオ、投資戦略、ポートフォリオを見直そうと思っています。
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