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今日(11月9日)の米国市場 

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各主要インデックスの終値
Dow: 13042.74, -223.55 (-1.69%)
Nasdaq: 2627.94, -68.06 (-2.52%)
S&P 500: 1453.70, -21.07 (-1.43%)

今日は、昨日に引き続き下落して始まり、午後2時頃から上昇し、戻したものの、終了直前30分頃から、急激に下落し終了しました。NASDAQは、今日も他のインデックスよりも大きく下落しています。

本日の主なニュースとしては、朝にWachoviaが、10月の時点で、サブプライム住宅ローン関連で、11億ドルの損失があったことを発表しました。また、ロンドンのBarclaysが、100億ドルの損失を計上する発表があるとの噂(Barclaysは否定)が表面化しています。

これらに加え昨日のQualcommの第3四半期結果発表時に今後の売り上げ・利益予測に対する失望と、一昨日のCiscoのChambers氏の発言から、ハイテク企業も今後サブプライム・クレジットの悪化から米国企業向けのビジネスの需要の停滞が予測する見方が強まっており、テクノロジー株は本日も大幅に下がっています。

この3日間の、ハイテク・セクターの値下げは激しいものがあるのですが、特に、今まで絶好調だったGoogle、Apple等がNasdaq平均以上に下げているのが注目されます。

本日の目だった株・セクターの動きを以下に記します。

ファイナンスセクターの株は日中は下がっていたのが目に付きましたが、午後過ぎより値を戻し、前日比上昇しているところが多かったです。住宅セクターに関しても、ほとんどの株が上昇しています。一方、ハイテク株は、大きく下がっているところが多かったです。

主要な所で、 IBM 5.52%, Oracle 4.86%, Apple 5.75%, Google 4.31%, RIMM 9.05%, Intel 3.02%, 等それぞれ大きく下落しています。

市場のセンチメントは急速に悲観的に変わってきている様に思えます。しかし、一方でファイナンス・住宅ビルダー等の株は、ここ2日はかなり安定しています。市場がこのまま落ち着きを取り戻すのか、それともさらに下落していくのか、分かれ目に来ている様に思えます。

この週末に私の投資戦略に関して、もう一度見直しを行う予定です。ブログにもエントリーする予定です。

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