スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

今週に向けて-2  

一つ前のエントリーの続きです。

今の市場の状況、今週への見方等に関して、この週末に掲載されたもう一つの記事の紹介です。

Stocks set for more weakness next week; retailers in focus

(以下、上記記事からの抜粋、要約とコメントを記します)

"Tech had been the big winner since the August sell-off," said Paul Nolte, director of investments at Hinsdale Associates. "In any type of correction, you're likely to take money out of where you've done well."
(「テクノロジー株は、8月の下落時(投売り時)以降のビッグ・ウィナーでした。」とPaul Nolte、ヒンズデール・アソシエイツの投資ディレクターは語っています。「どのような調整時でも、あなたは、今までうまく行っていたところから、お金を調達することと思います。(うまくいっていた所の利益確定をします。)」)

(コメント) これも、簡潔に状況をうまく説明していると思います。この人の発言は、今回の調整に際して、8月以降順調だったハイテク株の利益確定売りが進んだ、との見方を示していると思います。確かに、Google、Apple、RIMM等はここ数ヶ月で大きく上昇しているので、ここで一旦利益を確定しておいて、状況を見るといった動きをする投資家も多いと思います。

"We've had a confluence of worries about the dollar, energy prices and subprime problems that's really got investors nervous and they don't want to be hanging around the equity market," said Nolte.
(「我々は、ドル安、エネルギー価格、そしてサブプライムの問題が合わさって大きな不安となりました。そして、そのことが投資家を神経質にさせ、株式市場に留まらせたくないようにさせたのです。」)

(コメント) これも、投資家心理をうまく表現していると思います。この彼の記事においての発言の引用(だけ)を見た場合、Nolte氏の見方は、ドル安、燃料費の高騰、サブプライムの問題が合わさり、投資家の不安が高まったため、順調に伸びていたハイテク株に利益確定の売りが殺到した、との考えになると思います。 また、週後半の住宅・ファイナンス業界の株価の意外な堅調さと一部上昇は、利益確定のための空売りの解消が要因となっている様に思われます。(これは、私の推測です)

Next week, the market will turn to the September pending home sales index on Tuesday, October retail sales on Wednesday, and regional manufacturing surveys for November on Thursday, for the latest snapshot on the ailing U.S. economy.
(来週(今週)は、火曜日に9月のペンディング住宅販売、水曜日に10月の小売店販売、そして木曜日に11月の鉱工業のビジネス動向調査の発表が予定されており、これらは、混迷する米国経済の最新動向を占うものです。)

"The business surveys will help us figure out who's getting really hurt by the whole housing collapse and who's benefiting from a weak dollar and overseas growth," said Sal Guatieri, senior economist at BMO Capital Markets.
(「ビジネス動向調査は、住宅市場の問題にどの企業が影響を被っているのか、そして、ドル安と海外の伸びによってどの企業が利を得ているのかを判断する上で役立ちます。」とシニアエコノミスト、BMOキャピタル・マーケットのSal Guatieri氏は語っています。)

Helping take the pulse of U.S. and global consumers, Wal-Mart Stores (NYSE:WMT - News) and Home Depot Inc. (NYSE:HD - News) will also report earnings on Tuesday, followed by JC Penney (NYSE:JCP - News) on Thursday.
(火曜日にWal-MartとHome Depot、そして木曜日にJC Penneyが決算の発表を予定しており、これらは、米国と世界の消費者の市場動向を把握する上で役立ちます。)

(コメント) Wal-Martは、積極的な値下げ政策にもかかわらず10月の販売動向が思わ しくないことを既に発表しています。また、Home Depotも既に売り上げ等は低迷を始めているので、発表内容はそれ程良いとは思いません。この辺がどの程度で、市場に織り込まれているのか、また、市場の予測に対して結果がどうなのかが、重要になってくると思います。ポジティブ・サプライズがあると良いのですが、自分としては、ダウンサイドの方が多いように思えます。

Bad economic data may lift market odds that the Federal Reserve will continue lowering interest rates, although Fed chief Ben Bernanke's uncertainty last week in testimony to Congress left some investors concerned.

"Back in August, we had the whole financial crisis leading up to the Fed cutting rates and then we were off to the races," said Hinsdale's Nolte. "Now we need another event like that" if the market is going to pull itself up, he said.

Inflation data -- the October producer price index on Wednesday and the consumer price index on Thursday -- might hold back hopes about further rate cuts.

(コメント) 訳は割愛いたしますが、Fedの金利引下げ等に再び期待が集まってきていることを表していると思います。

"Cisco triggered it when they said that business spending was going down," said Paul Mendelsohn, chief investment strategist at Windham Financial Services. "Starting with financials, can we imagine the likes of Bear Stearns, Citibank, Wachovia and others spending a lot of money on IT next year?"

中略

"The likes of Cisco and Microsoft (NasdaqGS:MSFT - News) , who make so much money overseas, can benefit from a weaker dollar, but the rest of the story is still linked to the economy," Windham's Mendelsohn said.

中略

But "the rotation that was taking place out of financial stocks and into technology has stopped dead," Mendelsohn said. "Now, the rotation is money is getting out of the market altogether and going into government bonds."

(「シスコがビジネス投資が減少していると発言したことが、引き金となりました」とWindham Financial Servicesのチーフ・インベストメント・ストラテジストのPaul Mendelsohn氏は語っています。「ファイナンシャルの状況から、Bear Stearns, Citibank, Wachoviaそして他の企業が莫大なお金を来年ITに使うと思いますか?」

「シスコやマイクロソフトといった企業は、海外で非常に多くのお金を稼いでます、そのため、ドル安の恩恵を得ることができます。しかし、その後の話として、景気との関連性がどうなのかというのが依然としてあります。」

「ファイナンシャル株からテクノロジーへの投資の流れは終わりました。そして今、お金の流れは株式市場から国債へと移行しています。」 (多少、意訳しています。)


(コメント)ハイレベルの話ですが、ある程度まとまっていると思います。大方の部分は納得、理解できます。一方で、シスコの発言が引き金となって起きている先週のハイテク株からの引き上げの動きに関しては、私は、再度、流れが戻る可能性もあると思っています。

以上、記事の一部を引用させていただきました。アナリスト、市場関係者がどの様に見ているか、といった部分を理解することは重要だと考えているため、参考までに取り上げました。

今回取り上げたものは、割と一般的な話なので、特に取り立てて斬新な見方等はありませんが、それでも、多少なりとも参考になります。自分の見方・考え方はありますが、状況を判断する上での情報の材料として、役に立つ部分も多いのでは、と思いました。また、後で見直した時に、どうだったのか等にも使えるかと思っています。

(お役に立てる様な情報だった場合、クリックしていただければ幸いです。)
banner_01.gif
人気blogランキングへ

この記事へのコメント

参考になりました

週末の下げでうろたえていました。
英語を理解できないの米株への投資は無謀だったかな?
有益そうな記事の紹介に加え訳していただき
大変ありがたいです。
自分なりに対策を考えてみようと思います。

nintamaさん、

はじめまして。コメントありがとうございます。お役に立てたのであれば、光栄です。

良くも悪くも、株式市場はこういった状況に陥るケースはあるので、私もかなり損失を被ってしまっていますが、狼狽売りするのではなく、冷静に状況を見極めた上、対応しようと思っています。

今週どのように展開するかは、注目ですね。市場が多少なりとも落ち着いてくれることを期待したいと思います。

コメントをお寄せ下さい

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://alpha75.blog107.fc2.com/tb.php/214-7483009b

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。