現在、投資は米国と日本の株式、主にハイテク企業を中心に行っています。
先週のエントリーで述べた様に、投資配分を決め、定期的に見直し・再分配することは、長期的に安定したパフォーマンスを上げるために必要なことだと考えています。本日のエントリーでは、私の今後のアセット・アロケーションの計画の概要に関して、期間別に記します。(言葉的には、インベストメント・アロケーションの方が正しいと思います)
短期 (3ヶ月以内: 今年9月まで)引き続き、米国・日本のハイテク株を中心に行う。米国はアクティブに運用し、日本は大企業を中心としたバイアンドホールド。日本株に関しては、当面、現物株のみを維持する。日米の投資比率は、原則、60~70%を米国、残りを日本にする。現状、
米国株の比率が7割を超えているため、6月末の投資結果をレビューした上、1ヶ月以内(7月中)に再配分する。現在の予定としては、米国:日本の比率を6:4程度に考えている。 また、今回の再配分に伴い、日本のポートフォーリオの見直しを検討する。
中期 (3ヶ月~1年: 来年の6月まで)引き続き、米国株比率60~70%のレンジの維持を原則とし、その範囲を超えた場合は、一部の株を処分して再配分を行う。ドルが下落し、大幅な円高になる可能性もあるので、新たに日本で購入するものは円高局面で上昇が期待されるもの・または円高局面でも影響をあまり受けない国内市場中心の銘柄を中心に購入する。銘柄選定に際して、国際優良株は、短期的には円高は逆風となることを考慮する。
米国株投資の内、企業規模、カテゴリー別(e.g. Value vs Growth)の投資配分を設定する。(現在は行っていない) 為替のヘッジ、アクティブに運用している米国株式投資が大幅なロスになる可能性も考慮して、ポートフォーリオを構成する。米国投資が順調に言った場合、新たに投資口座を設け(現在一口座)、短期注力口座と中長期中心口座とに分け、その配分比率を設定の上、運用する。
長期 (1年以上先: 来年6月以降)安定的に資産が増えた場合は、不動産投資等、投資対象を増やすかどうかの検討を行う。(そうなると良いのですが。。。正直なところ、これはあまり考えていません)
(追記)「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」の水瀬さんが、アセット・アロケーションに関して、特集を組まれています。水瀬さんは、エントリーで述べられている様に、ご自分のアセット・アロケーションに関して、しっかりとしたアイディア・理由付けをもってらっしゃって、投資スタイル等も非常に合理的だと思います。
投資スタイル、アセットクラス等はまったく異なるので、単に比較するのは意味がないのですが、面白いことに、水瀬さんの円対外貨の投資比率が3:7で、私の現状の比率と似ています。わたしの場合は、給料がドルなので、日本の円の比率をもっと上げるべきだと思っていますが、この辺りも具体的に自分の投資戦略を考える上での課題です。
後、完全に感覚的な印象ですが、水瀬さんをはじめ投資の知識が豊富にあり、計画的に投資される方ほど、日本株より、海外の株に比重が大きくなる傾向がある気がします。分散投資をすると言うのは、投資の基本で、為替のヘッジと言う意味でも、海外投資をすることは合理的なことだと思います。 しかし、投資の比率が国外が多くなってしまうというのは皮肉なことです。
国内の投資家にが魅力を感じることができない日本株式市場と言うのは、非常に困った問題をかかえていると思います。逆に言えば、改善する余地が多々あるとも言えます。問題が解決すれば、市場の伸びる可能性も高いと思いますが。。。
個人的には、日本株市場は中期的には結構投資対象としては良いのではと見ています。 単純な比較ではありますが、他の地域の株が上がりすぎている、国内投資家がメインの投資を株からFXに移していると思うので、為替のトレンドが変わった場合、また株式が見直される(銘柄にもよると思いますが)可能性もあります。 そのときに、日本株でなく国外になってしまったら皮肉なことですが。。。
日本人として、日本の株式市場、経済が発展することを期待してやみません
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