米国市場が大きく下落したにもかかわらず、本日、日本市場は上昇しました。一つ前のエントリーに書きましたが、上昇のきっかけとなった理由に関しては、疑問点が残るものの、今日の市場の動きは日本市場の重要なトレンドの変換点となる、または、それが近づいてきていることの表れとなる可能性があります。
シナリオ・プランニングのエントリーでも書いたものを以下に引用します。
(以下、引用)
- ハイレベルな視点で見た場合、基本的に日米の株式市場の動きは同期する (変動幅に関しては、偏りが生ずる)
(米国市場が上昇する場合、日本市場も上昇、また、米市場が下落する場合、日本市場も下落する。これが、毎日続く訳ではないが、傾向として同期すると言うことを前提とする)
- 同期する場合でも、変動の幅に関しては、以下の様なトレンドが考えられる。
1)日米の市場の変動幅はほぼ同じ
2)日本弱含み
(米国市場上昇→日本市場は少し上昇、米国市場下落→日本市場より大きく下落)
3)日本強含み
(米国市場上昇→日本市場はより大きく上昇、米国市場下落→日本市場少し下落)
(引用終わり)
今までは、上記の2)の状況が続いていましたが、いよいよ3)へと転換してきている可能性があります。仮に3)になったからと言って、米国を始め世界の主要市場が下落のトレンドになってしまった場合は、日本市場も厳しい状況が続くと思うので、単純に楽観視することはできないと思います。しかし、米国市場が今後下落すると決まった訳では、もちろんないので、もし3)へとトレンドが移行できれば、日本市場の今後はかなり期待できると思います。
そうなってくれることを期待して、今後の動向を見守りたいと思います。
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