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今日(11月28日)の米国市場 - 続き 

今日のニュースー続き

Fedがベージュブックを発表、Fedの調査によると、個人消費に失速が見られ、クリスマス商戦は、昨年に比べ若干の増加を予想していることろが多い、とのことでした。製造業に関しては、明暗が分かれており、住宅関連の製品の需要は弱い一方、ITや燃料や資源関連の製品に関しての需要はけんちょうであるとのことです。

インフレに関しては、燃料費と食品の高騰が、それらを使用した製品やサービスに対する価格の大きなプレッシャーを与えている、とレポートしています。しかし、それ以外の殆どの物価に対しては安定、または若干下下がっていると、Fedは語っています。これらのことは、燃料費と食品の高騰が、インフレが経済全体に広がっていないことを示しています。

全米の雇用状況に関しては、全般的に良いものの、建設関係と他の仕事で影響があるところが見られます。全般としては、賃金の増加は穏やかなレベルにあるとのことです。雇用の創出や賃金の増加は、住宅価格の低下やクレジットが得られにくくなっている状況を補っているとの事です。

Fedベージュブック概要
The Federal Reserve Board
November 28, 2007

関連記事: Fed: Economy loses speed, shopping slows

10月の中古住宅の販売は1.2%の減少で、年換算で497万戸のペースです。これは、エコノミストの予測を下回り、全米不動産協会が統計を取り始めた1999年からで制定のベースです。

住宅販売の中央値は、5.1%下落の20万7800ドルで、売れ残っている在庫は1.9%増加の445万戸となり、現在の販売ペースで10.8か月分の供給となっています。

多くのエコノミストは、住宅市場の低迷はさらに悪化することを予測しており、2008年に重大な失速をまねくことが懸念されています。

関連記事: Home sales at record low as durables orders fall

主なセクター・株の動き

(ファイナンス) 全般的に殆どが大きく上昇しています。目立った所では、Citiが6.5%の上昇、昨日、新たに14億ドルの損失を発表したWells Fargoが2.98%の上昇しています。また、Freddie Macは13.34%の大幅な上昇でした。投資銀行では、Morgan Stanley 7.43%, Goldman 6.65%, Lehman Brothers 8.26%, Merrill Lynch 8.89%と大きく上昇しています。この様に、セクターが大きく上昇する中、Countrywideは下落しているのが気になります。

(住宅) 全般的に殆どの株が大きく上昇しています。Meritage Homes 12.33%, KB Home 5.02%, Centex 6.35%, Toll Brothers 5.66%上昇しています。

(小売) 下がっているところが多いですが、下落幅はそれ程でもないように思えました。Bestbuyは上昇してます。Targetは3.41%下落しましたが、これは、金曜日に上昇した分の調整的な感じだと思います。 (後記)昨日のものを消し忘れてしまいました。失礼しました。本日の小売りのセクターは、全般に上昇しています。

(テクノロジー) 概ねどこも堅調でした。目立った所で、Apple 3.09%, Nvidia 6.69%, RIMM 4.9%上昇しています。昨日第3四半期の決算を発表したMarvellは、10.15%の大幅下落となりました。下落の主な理由は第4四半期の売り上げ見込みが低かったこと等の様です。正直な所、この会社の製品は競争力も高く、また、新たな分野への取り組みも目の付け所も良いのに、投資業界からは非常に低く評価されています。前回の決算発表、第2四半期の決算発表の時のカンファレンスコールを聞いていたのですが、CEOの発言等が非常にネガティブに受け取られているのを感じ、非常に不思議でした。(正直な所、こういった部分のギャップが、ハイテク業界と投資業界関係者には結構あり、ハイテク業界の人があまり株で儲けられないケースの一つの理由となっていると思います。)

まとめ・コメント

いったん収まったかに見えた12月のFedの金利引下げへの期待は、今日のKohn氏の発言により、一挙に盛り上がりました。市場全体への影響も非常に大きかったと言えると思います。ちょっと不思議なのが、Fed自体は慎重な姿勢をずっと維持していましたが、市場自体は12月の金利引下げは既に織り込んでいたはずだったにもかかわらず、今日の大幅な上昇となったことです。昨日新たな損失を発表したWells Fargoは、昨日のアフターアワーズでは4%以上の下落となっていたにも関わらず、今日は上昇しており、悪いニュースもFedの金利引下げで帳消しとなった形です。

今の市場環境で、市場を上に引っ張るのはFedの金利引下げしかない様な状態になってきている様に思えます。FOMCは12月11日なので、それまでの間、そして発表後、市場がどう動くか注目です。個人的には、上昇への燃料が切れつつある様に思えます。これ以上のアップサイドとしては、Fedが50bp金利を引き下げること、12月に主要投資銀行が予想外の好決算を発表し、来年に向けて明るい見通しを示すこと位かと思います。一方で、ダウンサイドの方は、材料に事欠かないような気がします。

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