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今日(11月29日)の米国市場 

29-Nov.png

各主要インデックスの終値
Dow: 13311.73, +22.28 (+0.17%)
Nasdaq: 2668.13, +5.22 (+0.20%)
S&P 500: 1469.72, +0.70 (+0.05%)

二日連続して大きく上昇した後の、本日の米国市場は、開始後は下落して始まりましたが、昼にかけ戻し、一旦はプラスになった後、再び下落と上昇を繰り返し、前日と比べほぼ同じレベルで終了しました。

本日の主なニュース

発表された第3四半期のGDP(速報値)は、4.9%の伸びでした。 これは、過去4年間で最も高い伸び率です。 先月に発表された、事前予想の3.9%を大きく上回っています。第2四半期のGDPの伸びは3.8%でした。政府発表によると、今回のGDPの伸びは、輸出、個人消費(PCE)、ハードとソフトウェアの機器、政府の支出と業務用の建設関連が堅調で、住宅関連の投資の不調を補ったためとのことです。また、輸入も増加しています。(GDPに対しては、マイナス要因)

コンピュータ関連の売り上げが、GDPの伸びの0.27%を占めており、これは、第2四半期上昇分の0.21%から増えています。自動車(Motor vehicle)は、第3四半期の伸びの0.43%で、第2四半期の0.03%から比べ、利益の伸びに大きく貢献しています。米国商務省ニュースリリース
関連記事: GDP growth surges but jobless claims up

商務省のGDP発表と平行して、ホワイトハウスが2007年のGDPの予想を従来の2.3%から2.7%増に変更、同時に2008年の予想に関しては、3.1%から2.7%に引き下げたとの事です。
関連記事:
White House lowers '08 economic forecast

労働省の発表で、失業保険の申請件数は、23000件で、2月以来最も高い数値との事です。

新築住宅の10月の販売件数は前月に比べ1.5%の増加でした。しかし、数値が大きく下方修正された9月の数値との比べてのため、良い数値ではありません。年間のペースに換算すると72万8千件で、予想していた75万件よりも低い数値でした。新築住宅の販売価格の中央値は、13%と大きく下落しています。
関連記事:WRAPUP 2-Soft U.S. home sales cast economic gloom

E-Tradeがヘッジファンド大手のCitadel Groupから25.5億ドルの現金での融資を受けることを発表し、CEOのMitch Caplan氏は解任されることとなりました。この発表後、本日株価は大きく上昇して始まったのですが、その後下落に転じ、昨日終値から8.71%の下落で終了しています。
関連記事: E-Trade Gets $2.55B Infusion, CEO Out

主なセクター・株の動き

(ファイナンス) 全般的に下落していますが、銘柄によって差があります。比較的、大きく下がったのはE-Trade以外では、Lehman Brothersで4.87%下落しました。ここのところ下落を続けていたCountrywideは今日は6.65%の上昇しました。

(住宅) 全般的に、下落していますが、下げ幅はそれ程大きくない所が多いように思えました。比較的大きく下がったのは、Meritage Homesで5.35%下落でした。

(テクノロジー) 全般的には、それ程大きく変動している銘柄はそれ程多くなく、上昇・下落がまざっている様に思えます。Appleは今日も好調で、2.26%上昇しています。

市場終了後にDellが第3四半期の結果を発表しました。結果は、利益が27%の上昇でほぼアナリストの事前予想通りでした。しかし、第4四半期の収益が厳しいとのワーニングを行ったため、アナリストからの失望を買い、アフターアワーズで10%以上の下落となっています。(本日は1.63%上昇しました。)
関連記事: Dell earnings rise, but outlook remains murky

まとめ・コメント

二日間連続して大きく上昇したので、今日はどうなるかと思いましたが、上下に変動はあったものの、思いの他堅調だったと思います。GDPの結果は、ほぼ予想通りであまり株価への影響はありませんでした。上に書いていますが、第3四半期の景気自体は、全体としてはかなり良かったと言えると思います。しかし、それが今後、景気が急速に失速する兆候が見られている、と言ったことが、市場全般としての一般的な認識かと思います。

E-Tradeに関しては、Citadelからの融資を受けることで、短期的な危機に対しては、回避できたと思います。しかし、今後に関しては、他の会社に買収されるのかどうか、依然不透明な状況にあります。E-Tradeは私のメインのアカウントです。気に入っているので、何とか危機を独自に乗り越えてほしいと思っているのですが、こうなってくると、他へ移行することも検討だけはしておいた方が良い様な気になってきました。

市場終了後のDellの第3四半期結果発表後のアフターアワーズでの大きな下落が気になっています。最近結果を発表したHPは第4四半期に対しても強気の見方を示しており、個人的には、これはDell固有の問題だと思っているのですが、市場がどう見るかによっては、テクノロジー全般の動向に影響する危険性もあります。

昨日のFed副議長のKohn氏に引き続き、市場終了後、バーナンキ議長が景気の先行きに対して懸念を示し、金利引下げを示唆する発言をしたようです。昨日は、Kohn氏の発言で、市場全体を大きく引き上げることになりましたが、今度のバーナンキ氏の発言で、市場がどう反応するのか注目です。何となくですが、今度は、金利引下げより景気の先行きに対する不安が高まりそうな予感がしています。。。(後記)と書きましたが、もう一つ考えられるシナリオは、(何度かエントリーで書いていますが)金利引下げの幅に関しての期待に変わる可能性もあるかと思います。

関連記事: Bernanke says financial strains dimming outlook

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この記事へのコメント

こんばんは。

こんばんは。

Kohn氏の発言によるDOWの反応には驚きました。ここまで反応するとは。

今回のKohn氏やバーナンキ議長の発言で、私なりの勝手な解釈なのですが、(FRBは)リセッション入りを最大のリスクとし、インフレ対策を後回しにしてでも成長に焦点を当てマイナス成長回避に主眼を置いたのではないかと思っています。その決意のあらわれが先の両氏の発言に秘められているような気がしました。

Alphaさんは今回の発言についてどのように解釈されておりますか?



日本のメディアですが、バーナンキ議長の発言に対して今のところ景気の先行きに対する不安より、利下げ期待を取り上げているようです。またこの発言後、シカゴ先物の米国株(時間外取引)が急伸したようです。とりあえずは市場はポジディブに受け止めたのではないでしょうか。

Mototakaさん、

Fedのプライオリティは、おっしゃる通りインフレ抑制より景気停滞を防ぐ方向に完全になっていると思います。これは、前回の利下げ時に既にその兆候は出ており、今回の発言で完全に明確になってきたと思います。もともとバーナンキ氏はインフレ・ターゲットを設定して、システマティックに金利政策を行うことを掲げていたにもかかわらず、その様な姿勢は既になくなって久しい状態です。

その背景には、(一般に、まだ明らかになっていない面も含め)非常に状況が悪化していると、認識しているためだと思います。今回、インフレ懸念が払拭されているわけでもなく(さらに金利を下げれば、リスクは上がる訳ですし)、FOMCまで日があるにも関わらず、これほど明確に態度を表明していることがその表れだと思います。

市場の現時点での反応は、おっしゃる様な状況ではないかと、私も思います。

何度か申し上げていると思いますが、私自身は、短期的に市場がどう反応するか等に関しては、あまり関心がありません。また、市場がどう反応するか、と言った様なことは、予測することはできないと思っています。また、(自分としては)市場が明日上がろうが、下がろうが、あまり大きな意味はないと思っています。

今、中短期で、注目しているのは、再び市場が景気の先行きに対する懸念をいつ持つ様になるのか、と言うことと、さらに注目しているのは、市場トレンドが下落に転換するのか、といったことです。

mototakaさん、

上記コメントの最後の部分ですが、ちょっと表現が十分ではないと思い、補足します。

私自身は、短期的な市場の反応や株価の動きといったものに、あまり捕われない様に自分を制御しています。なぜかと言うと、全体像や大きな動きが見えなくなってしまう恐れがあるからです。

今回の話を例に取ると、バーナンキ氏の発言を市場が好感したとして、個人的には、そのことよりも、その先のことに対して注目しています。そのため、’関心がない’と言う表現を使いました。

私の基本的なアプローチとしては、日々のニュース、市場の反応の変化等から、中長期的に重要と思われる様な事があるかどうか、と言った観点で市場の動き/反応について、注目しています。

毎度のことながら、長くなってしまい。すみません。

ありがとうございます。

ご丁寧にありがとうございます。

Alphaさんの投資スタイルは理解しているつもりです。

つい市場の反応など、その場限りで短期的なことをコメントしてしまいました。長期的視野に立てば意味の無いことかも知れませんね。。

私のコメントは世間話しのような部分もあります。あまり真剣に受け取らず軽く流してやってください。。投資を始めたばかりの者がAlphaさんと同じ視野に立てるなんて私自身とても思っておりません。。



私の方こそ、いつも長々とすいません。。お返事ありがとうございました。

Mototakaさん、

コメントありがとうございました。

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