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12月の投資戦略 

一つ前のエントリーで、12月の想定されるシナリオに関して書きました。このエントリーでは、そのシナリオに対する自分の戦略に関して書きます。

留意すべき点

- 機関投資家の取引が活発になることが予想されるため、短期的な変動・取引のトレンドに惑わされずに、対応する。
- 中短期的の重要なウィンドウ(時期)は、12月でなく、来年1月中旬からの企業の四半期決算の結果・動向である。
- 米国内経済の減速は明らかな傾向としてある。
- クレジット関連の問題は、そんなに簡単に収まらない。
- Fedは積極的に金利を下げる方向にある。(短期的にはアップサイド)
- 想定のシナリオの範囲内の場合は、あわてて取引する必要はない。

基本的な考え方と戦略

想定内のシナリオの場合は、取引は控える。例外は、市場が大きく上昇した場合で、その際は、ある程度のポジションをクローズする。(反動に備えるため) 勝負は来年の前半と考え、それに向けて備える。12月は深手を負うようなことがない様にする。(万が一の、ワースト・ケース・シナリオに対しても策を用意する) 来年以降の中長期の視点に立った投資が基本であることを再認識する。

(12月前半)
第1週に市場がどう動こうとも、重要な鍵は第2週のFOMCで決まるFedの金利設定になる。第2週に(FOMC前後)に市場が大きく上昇した場合は、ある程度のポジションをクローズする。(目安10%程度)

(12月後半)
第3週にさらに上昇した場合は、ポジションの縮小をさらに進める。(目安: さらに10%程度) 処分する対象の候補と価格を事前に決めておく。第3週に逆に下落した場合は、追加投資をする。(目安: 前半に減らした分を再投入) 投資する対象は、年末までのウインドー・ドレッシングで不利にならないものから選ぶ。 (短期投資の視点では考えない)

12月中に大きな下落(1日の下落幅でなく、11月の末時点のインデックス値にに対して、10%以上の下落した数値になった場合)となった場合をワースト・ケース・シナリオとして、対応案を用意しておく。

12月が終了した時点で、今回のシナリオと戦略の結果をレビューする。

(お役に立てる様な情報だった場合、クリックしていただければ幸いです。)
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