スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

今日(12月3日)の米国市場 

3-Dec.png

各主要インデックスの終値
Dow: 13314.57, -57.15 (-0.43%)
Nasdaq: 2637.13, -23.83 (-0.90%)
S&P 500: 1472.42, -8.72 (-0.59%)

12月初日の本日は、昼に一旦戻したものの、全般的に若干弱含みに推移して終了しました。変動の幅は、それ程大きくありませんでした。先週金曜日に続きNasdaqが他よりも弱い展開となりました。本日の株の取引数量は、NYSEが13億3000万株で昨年の一日の平均取引株数の18億4000万株を大きく下回りました。一方で、Nasdaqは20億株で、昨年平均の20億2000万株とほぼ同じでした。

本日の主なニュース

財務省長官のHank Paulson氏が、サブプライム・ローンの救済案の発表は、今週の末までには用意できるだろうとの見通しを示しました。尚、金利凍結以外にも、地方自治体の発行する債券に対して税制面での優遇を認めることで、住宅ローンの借り換えの促進をたくす案を明らかにしました。

Paulson氏は、Bloomberg Televisionのインタビューにおいて、高まるリセッションへの懸念に対して、否定的な見方を示し、景気の状況は底堅いものがあり、引き続き伸びていくだろうと語ったとのことです。また、強いドルに対する姿勢が米国の国益につながると強調しています。サブプライム救済案(金利凍結)によってどれ位の数の住宅所有者が救われるのか、との質問に対しては、具体的な数字の回答することを控えたようです。
関連記事:
Paulson says mortgage relief plan nearly ready

11月のISM製造業景況指数の工場の稼動指数は、50.8で10月の50.9から微減となったが、アナリスト予想の中央値の50.5を若干上回りました。11月の雇用指数は、先月の52.0から47.8に下落し、指数を記録し始めた2003年9月からで最低の数値とのことです。
関連記事:
Manufacturing sector growth slipped in Nov: ISM

11月の北米新車販売台数は、昨年に比べ全体では1.6%の下落となりました。トラックが9.3%下落し、その代わりに乗用車が8.2%増加しています。月の販売結果を年に換算した場合は、全体で昨年に比べ2.8%の下落となっています。年初からのメーカー別の、GMが10.9%シェアを落としました。Fordは1.3%上昇、日本メーカでは、日産が6.1%増で最も伸びており、続いてホンダの4.7%増、トヨタは0.3%増でした。

GMの株価は本日4.09%下落しました。シェアでは健闘したFordも3.46%の下落でした。(ただしアフターアワーズで結構戻しています)
関連記事:
U.S. light vehicle sales, market share for November

BoAのアナリストが、E-Tradeのレーティングを“Sell”にダウングレードしました。アナリストの予想では、E-Tradeは最低でもホームエクイティ関連で、新たに10億ドルの損失が発生する見込みであり、2008年も赤字になることが予想されるため、ターゲット価格を9ドルから2ドルに引き下げました。この発表をきっかけにE-Tradeの株は10.65%下落しました。
関連記事:
UPDATE 1-RESEARCH ALERT-Banc of America cuts E*Trade to sell

住宅建設のLennarがMorgan Stanleyとジョイントベンチャーを作り、所有する11000世帯分の額面価格13億ドルの住宅用地をジョイントベンチャーに5億2500万ドルで売却し、一株辺り3ドル9セントの損失を計上する見込みと発表しました。株価は5.68%上昇しました。
関連記事:
Lennar Sells Land for $525M, Takes Loss

主なセクター・株の動き

(ファイナンス) Goldmanが微増(0.11%)、それ以外は殆ど下落しています。先週金曜日に大幅な上昇をしたFreddie Mac (4.39%下落), Fannie Mae (5.65%下落)はそれぞれ下落しています。Countrywideは日中は10%位下落していたのですが、値を戻し1.29%減で終了しています。

(住宅) Lennarの発表からか、他の住宅建設メーカの株も堅調でした。Meritage Homesが15.95%も上昇、Centexも4.75%上昇しました。

(小売) 全般的に下がっていますが、下げ幅は大きくありません。Best Buyは上昇しています。

(テクノロジー) 先週金曜日に引き続き、全般的に下落しました。 金曜日に12.79%と大きく下落したDELLは今日も2.44%下落、同様に6.77%下落したRIMMも7.97%下落しています。RIMMの場合、今年大きく上昇しているので、四半期決算発表前に一旦、利益確定しておこうといった動きがあったのではと思います。

まとめ・コメント

今日は様子見といった感じで、あまり大きな動きはありませんでした。Hank Paulson氏のサブプライム救済案に関して具体的な内容の話はなく、市場としても詳細発表を待つといった様な受け止め方だった様に思います。また、一部では今回の案に関する有効性を疑問視する向きや法律的に問題が発生するのでは、と言った様な見方もあり、一方的に歓迎し、市場が大きく盛り上がるような状況にはなっておらず、市場は、比較的冷静に受け止めている様です。

金曜日に大きく上昇した住宅セクターは、今日も一部の企業がさらに大きく上昇する等、好調です。はっきり言って、先行きが非常に厳しいことが分かっているにも関わらず、大きく戻している所が、興味深いです。恐らく、空売りの解消や、多少なりとも投機的な動きもある様な気がします。この辺りもプロの駆け引きの一端の様に思えます。

ファイナンス・セクターは、Countrywideの動きが激しく、活発に取引されています。(通常の倍近い取引数量)金曜日大幅上昇したFreddie MacとFannie Maeは下落しましたが、調整的な意味合いだと思います。これらの株は今週と来週はかなり大きく動くのでは、と思います。投資銀行系の株は、決算を控えているので、それまでは、様子見になってきている様に思います。 ちょっと興味深いのは、NYSEの取引がかなり少なく、Nasdaqは通常通り、活発だったことです。投資銀行系はNYSEで、今日の取引数量は平均の半分程度のところが多かったので、やはり取引数量からも、様子見であることが示されている気がします。

テクノロジーは今日も下がっていますが、これは、機関投資家を中心とした利益確定売りが中心だと思います。12月のシナリオの予測のエントリーにも書いていますが、私は、12月中のどこかのタイミングで、テクノロジーが再び買われることを予想しています。理由は、第4四半期の結果が堅調なところが多い、2008年も他のセクターに比べると、相対的に不安要因が少ない事等です。

しかし、Goldmanやその他の一部業界筋から、突然、テクノロジー・セクターに対して悲観的、否定的な見方をするところが出てきました。(Barron'sの記事の例)これが、最近のテクノロジーの下落の理由の一つだと思います。私は、この様な見方、報道は、機関投資家の駆け引き的な側面が強いと思っており、まったく心配していません。正直な所、Goldmanのもの(上記リンク)は詳細が分からないのですが、かなり内容に疑問があります。(当然同意していません)全体の市場が大きく下がるといった様な市場全体のセンチメントが悪化するシナリオでなければ、テクノロジー・セクター(自分の所有する株は特に)が、今月大きく下がる可能性は高いと思っていません。

ただし、自分の予想をあまり過信することは、危険なので、万が一のシナリオと大きく下落した場合の対応に関しては、事前に準備しておこうと思っています。

(お役に立てる様な情報だった場合、クリックしていただければ幸いです。)
banner_01.gif
 人気blogランキングへ

この記事へのコメント

コメントをお寄せ下さい

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://alpha75.blog107.fc2.com/tb.php/258-add4600a

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。