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今日(12月4日)の米国市場 

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各主要インデックスの終値
Dow: 13248.73, -65.84 (-0.49%)
Nasdaq: 2619.83, -17.30 (-0.66%)
S&P 500: 1462.79, -9.63 (-0.65%)

昨日に続き、本日も市場は、弱含みで推移しました。変動の幅は、大きくありませんでした。しかし、NYSEの取引数量は今日は33億株で積極的に取引されたようです。Nasdaqは昨日とほぼ同じレベルの約20億株で、昨年平均の20億2000万株とほぼ同じでした。

本日の主なニュース

先週から話題となっている、サブプライム救済案(金利リセット凍結)に関して、効果を疑問視する声や訴訟等の問題が発生するのではといった懸念が高まってきている様です。
関連記事: Big hurdle for subprime bailout: Who to help?

製薬会社のMerckが2008年の収益の見通しを発表しました。08年の利益見込み額は、一株当たり3.28ドルから3.38ドルで、アナリストの予想平均の3.37ドルは範囲内ではありますが、ほぼ上限のほうだったため、市場関係者から失望を買い、午前中は下落していましたが、その後戻して、昨日比若干の下落で終了しています。Merckの株は、今年35%も上昇しており、Dow Jones Industrialの中で株価が最も伸びている企業です。
関連記事: Merck 2008 outlook range mostly below expectations

航空会社のDelta AirとSouthwest Airlinesが、燃料費の高騰によるコストの増加や景気の減速による需要の低下が予想され、今後かなり厳しくなるとの見込みを発表しています。Deltaは、燃料費の高騰から赤字に転落する可能性があるとの見込みを発表。Southwestは、航空輸送枠の増強を当初の予定の半分に減らしています。Southwest CEO Gary Kelly氏は、「景気の失速を示す兆候が増えてきており、それが顧客の需要への影響を与えると予想、また、燃料費の高騰と併せ今後の見通しに対して懸念を抱いている」と語っています。
関連記事: Delta, Southwest warn on fuel, demand

Dellが、100億ドルの自社株買い(stock buyback)を行うことを発表しました。発表後、株価は上昇したものの、その後下落に転じ、昨日終値に比べ1.42%の下落で終了しています。
関連記事: Dell to buy back $10 billion in stock

Fannie Maeが、70億ドルの優先株を売却し、来年第1四半期の配当を30%削減することを発表しました。株価は、本日2.95%下落、発表後のアフターアワーズでさらに約2.5%下落しています。
関連記事: Fannie Mae to sell $7 bln stock, cuts dividend

主なセクター・株の動き

(ファイナンス) セクター全般として、それなりに下がっています。下落が目立ったのは、Goldman Sachs 5.14%, Bear Stearns 4.87%, Morgan Stanley 4.34%, それぞれ下落しています。Countrywideは今日は取引数量は少なかったのですが6.37%下落しています。E-Tradeは今日も下落し、4ドルを切りました。

(住宅) 全般的に下落しています。 昨日16%近く上昇したMeritage Homesは7.82%下落、Lennarも5.56%下落しています。

(小売) 多くのセクターが下落する中、小売関連のセクターは上昇しています。理由としては、木曜日に発表予定の11月の開店後1年を経過した店舗での売り上げ率か予想よりも良くなる見込みが高まっているためとのことです。

(テクノロジー) 今日も、全般的に下落しました。 ただし、下げ幅は少ないところが殆どです。Cisco 2.21%, RIMM 3.1%下落しているのが目を引きました。

まとめ・コメント

今日も様子見といった感じで、あまり大きな動きはありませんでした。変動幅も小さく、市場は来週のFOMC待ちといった様相を呈してきました。サブプライム救済案に対しても、楽観的に受け止め大幅に上昇するのではなく、慎重・懐疑的な見方が強まり、また引き続きクレジット関連の損失も見込まれるため、市場は懸念を高めながらも、慎重に状況を見ている様に思えます。

テクノロジー株も、小康状態を続けながら下がってきています。 こちらも、次の市場の動き待ちだと思います。少し気になるのが、一部主要株の動きです。 Dellは先週の決算発表後、大きく下落し、その後も下がっています。100億ドルの株式買戻しを発表したにも関わらず、株価が今日も下落しているのも印象的です。Valuation的に見ると、かなり値ごろになってきているのですが、今後、米国経済が低迷すると仮定した場合、株価の戻りも遅いのでは、といった様な判断から売られている気がします。Ciscoも同様の傾向が見られます。米国市場が低迷した場合に影響が大きいと思われるテクノロジー株は全般的に売られやすくなっている様です。

今週のここまでの展開は、週末に作ったシナリオ・プランの3(以下参照)に近いと思います。
以下、12月のマーケット・シナリオ予測 のエントリーから引用抜粋。(フォントカラー変更部)

(12月3日の週のメインイベント)
財務省によるサブプライム・ローン変動金利のリセットの凍結策に関しての発表。

(中略)

シナリオ3: 財務省が発表するものの、市場の反応は思いの他、冷静。救済案についての問題点等が話題として盛んに取り上げられる。市場自体もあまり大きく動かず、来週のFOMCへと注目は移る。


まだ今週2日が終わっただけですが、11日までこのまま様子見となるのか、その前に大きな動きがあるのか、注目です。 何となくなのですが、市場の先行きの不安が高まっていて、Fedの金利引下げが0.25%だった場合、失望が大きくなる様な気がしてきています。また、0.5%引き下げたとしても、上昇はすると思いますが、思いの他、市場が冷静に動く様な気がしています。その様に予想をしたとしても、当たるかどうかは分からないですし、あまり意味がないと思っています。重要なのは、市場がどの様に動いたとしても、ある程度の準備をしておくことだと思います。

自分としては、何とか今月大きなロスをせずに乗り切り、来年に向けた投資戦略を立てたいと考えています。何となくなのですが、これはプロも含めて多くの人がそう考えている気がします。

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