日本株ポートフォリオ11月は、先月末比で6.7%の下落となりました。 年初から11月末を比べた場合は68%の増加です。結果的には、この程度で済みましたが、月の途中は一時期大幅な損失でした。正直な所、11月始め頃まで、非常に順調で、信用取引を拡大していたのですが、それが仇となりました。大失敗でした。この失敗の反省点に関しては、今度の週末のエントリーで取り上げる予定です。

現物株に関しては、11月は一部処分しました。これは、大幅な下落時に、多少なりともポジションを軽くするために、一部株を売却したものです。売却したものは、損失となっております。現在所有している銘柄は、1銘柄減り、6銘柄となりました。 信用株に関しても、一部ポジション解消をしました。こちらの方は若干の利益確定となっています。
トータルとしては、含み益が減ったため前月末と比べマイナスとなっています。信用建銘柄数は先月と変わらず8で、内4銘柄は現物保有株と同じものです。セグメントとしては、ハイテク関連が4銘柄、他はもろもろの業界です。国内向け事業中心で、業績に為替の影響が少ないものを2銘柄、為替が円高になった場合に、(恐らく)好業績が見込まれると思われるものを2銘柄選択しています。
来月からは、現物と信用を分けて、パフォーマンスを明確にモニターするようにしようと思います。信用取引に関しては、慎重にリスクに対するリターンが十分に得られているのか、十分に吟味し、目的に達していない場合は、ポジションの縮小・解消をすばやく行う、また、ストップロス値の設定とそれを下回った場合の処分を徹底する必要があると考えている、と先月書いたのですが、実際には対応が後手に回ってしまいました。今月からは、この原則を遵守しようと考えています。(週末に別エントリーで反省点と今後の計画を書く予定です)
米国株ポートフォリオ: 11月のパフォーマンス11月は、先月末比で0.1%の上昇で、実質先月と変わりませんでした。 また、月毎の入出金と経費を考慮した上でのネットゲインの1月からの合計では、73.7%の上昇となっています。

米国市場は11月は下落し、特にNasdaqは6.9%も下落する中で、ハイテク中心で、しかもレバレッジもかけている状況で損失がなかったのは、正直、ラッキーだったと思います。実は、第3週までは、大幅な赤字だったのですが、最後の週に市場全体が戻した際に、自分のポートフォリオも大きく挽回することができました。月末の数日前までは、10%の上昇まで回復していたのですが、最後の2日間で下落し、結果的には先月末とほぼ同じレベルでの終了となりました。
今月は、ポジションの配分変更を途中で行いました。ポートフォーリオの構成銘柄に関しては、以前から変わっておりません。
米国市場は、以前から私が想定していた市場シナリオの範囲内だったので、下落しても気持ちとしては多少なりとも余裕がありました。日米の市場が大きく下落していた時、自分のポートフォリオも大きく下落していたのですが、米国の投資分と日本の投資分に対する、自分の精神的なもの、対応に対する考え方等は雲泥の差がありました。
結果的にはうまくいきましたが、いつもうまくいくとは限りません。リスクに対する対応性、ワースト・ケースのシナリオの場合のアクション・プラン等を十分に用意しおくことが重要だと痛感、再認識しました。
まとめ11月は、市場全体も下落する中、自分のポートフォリオも厳しい状況にさらされました。最後の週に、市場が持ち直してくれたので、助かりました。それでも、日本株のほうは下落となりましたが、11月は勉強の意味では、非常に良い経験ができました。大失敗もあり、それらの経験を今後に生かせるようにしたいと考えています。
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