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今日(12月5日)の米国市場 

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各主要インデックスの終値
Dow: 13444.96, +196.23 (+1.48%)
Nasdaq: 2666.36, +46.53 (+1.78%)
S&P 500: 1485.01, +22.22 (+1.52%)

ここ数日、慎重な状況が続いていた市場ですが、本日朝発表されたADP雇用統計の11月のデータが思いの他良く、それにFedの金利引下げ観測が強まり、大幅に上昇、昼過ぎから一旦は下落したものの、再び上昇となり、昨日に比べ大幅な上昇となりました。テクノロジー株は非常に順調でした。

本日の主なニュース

ADP雇用統計の11月の求人件数は18万9千件で、事前予想の3倍以上でした。このニュースにより、労働省が今週金曜日発表予定の非農業の11月雇用統計も現行の予想以上に良いのではないかとの期待が一気に高まりました。
関連記事: Private-sector Nov jobs growth best in a year

第3四半期の労働生産性は、前回発表の暫定値の年換算4.9%増から6.3%増に修正されました。また、10月製造業受注も0.5%のアップとなりました。
米労働省ニュースリリース: Productivity and Costs, Third Quarter 2007, Revised
Census Bureau, Manufacturers’ Shipments, Inventories and Orders (M3)

一方、11月の全米ISMの非製造業の景況指数は、10月の55.8から54.1に下落しています。事前予想は、55でした。この指数は、50以上の場合は上昇を示しています。

ブッシュ大統領が、サブプライム救済策の金利の凍結案の概要の声明を、明日午後1時40分に発表する予定との事です。
関連記事: 
Bush to make housing statement on Thursday
Bush to outline 5-year rate freeze plan: sources

製薬業大手のBristo-Myersが、この先3年間で、全従業員の10%を削減し、半分以上の向上を閉鎖する大規模なリストラクチャリングを行うことを発表しました。このリストラにより、15億ドルの新たなコスト削減となり、2010年までの間、年間最低15%の利益増を達成するとの見込みを示しました。
関連記事: Bristol to cut jobs and close plants

ケーブルTVのサービス会社全米最大手のComcastが、2008年の売り上げ見込みを引き下げました。理由として、競争の激化と景気のプレッシャーから顧客数が減少するだろうとの予想を示しています。この発表により、Comcastの株価は、10%以上の下落となりました。また、他のケーブルTV会社も影響で大きく下げています。
関連記事: Comcast sees customer loss in 2008

主なセクター・株の動き

(ファイナンス) 殆どの企業の株は上昇しています。Freddie Macが7.3%と大きく上昇。それなりに大きく上昇したのは、Citigroup 3.5%, Fannie Mae 2.7%でした。投資銀行系はほとんどが、上昇していますが、それ程ではありません。Bear Stearnsは少し下落、Morgan Stanleyは変わらず、E-Tradeは3.81%下がっています。

(住宅) 全般的に上昇しています。 Beazer Homesが6.62%, DR Horton 5.07%と大きく上昇しています。それ以外の主要な企業の株もそれなりでした。

(小売) 殆どが上昇する中、カジュアル系のアパレル関係はなぜか下落しています。(ANF, GPS, PSUN等) ただし、下げ幅は大きくありません。

(テクノロジー) 今日も、全般的に順調でした。特に良かったのがハードディスク・ベンダーの大手2社、。Seagate 6.21%, Western Digital 7.76%上昇しています。 特にWesternは、アフターアワーズでも6.5%も上昇しています。Intelはアナリストのアップグレードをきっかけに3.46%の上昇でセクター全体の上昇機運を引っ張ったと思います。NVidia 5.19%、Broadcom 5.47%, Apple 3.16%, それぞれ上昇しています。一方、RIMM、Yahooが下落しているのが目を引きました。

まとめ・コメント

今日の市場は、ある意味非常に分かりやすい動きを見せていたと思いました。セクター別、企業毎の株価の動きをみると、機関投資家が中心となって活発に動いている様に思います。

市場はここ2日間慎重になっていて、このまま来週のFOMCまで市場が動かずに我慢できるのか?というのが、個人的にあった興味なのですが、案の定、フライング気味に積極的な買いが行われたように思えます。(出遅れればそれだけ不利、先に動くこと方が有利とも考えられるので、当然とも言えます)今日の経済指標は、従来であればそれ程株式市場の動きに与える影響は大きくないものが殆どだったのですが、予想外によかったADPの雇用統計により、金曜日発表予定の労働省の雇用発表も良いだろうとの見込みが強まりました。また、それ以外の景気指標も良い状況を示しており、センチメントの向上に貢献したと思います。

明日、木曜日は、ブッシュ大統領がサブプライム対策案を発表し、翌金曜日は、雇用統計でそれも良くなりそうだ、そして、来週はFedの金利引下げ、最低でも0.25%もしかしたら0.5%かも?、といった事を考慮すれば、少なくとも、今週から来週にかけては上昇するだろうとの見方は当然で、機関投資家は、今年のパフォーマンスアップの絶好のチャンスとばかり、安心してこぞって買いに走ったのではと思います。

プロの動きとしては、短期的に上昇することを目標とする場合は特に下落するリスクが高いものははずす。決算結果発表を約2週間後に控えている投資銀行系は取り合えずはずしておく。サブプライム対策案とFedの金利引下げがあるので、恩恵を得るFannie MaeとFreddie Macは取り合えず買っておく。一旦利益確定しておいたテクノロジーの株の中でも、下落リスクの低いものを狙って買う。といった動きがあるのでは、と思いました。

市場は、ひとまずは順調に動いているように思えます。個人的には、この勢いが果たして、来週まで続くのか、それとも、ネガティブなサプライズによる反動があるのか、Fed金利発表後に市場はどう動くのか等、引き続き注目していきたいと思います。

自分としては、週末に書いたエントリー、シナリオ予測と12月の投資戦略に基づいて、どの様に動いても冷静に対応できる様に準備しようと思います。

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