クリスマス休暇で、今、日本に向かう中継の空港からです。まだ20時間以上かかると思うので、次回の更新まで時間がかかります。
ご訪問下さった方、更新が遅くなりますことをお詫び申し上げます。すみません。
いつも貴重なリポートをして頂きまして 感謝を申し上げます。
今年はたいへんお世話になりました。
来年も どうかよろしく御願いします。
今 私にとっての驚きは 米国株市場が
米国の経済の減速が最も顕著になるであろう2008年1月-3月を
未だ株価に織り込んでいないと思われる事であります。
27日になってようやく織り込み開始して下落したようですが
あまりにも気楽過ぎると言いますか、
今更 株価が織り込みに行って下落するのは 遅過ぎるとしか思えません。
半年先を織り込んで動くどころか、1ヶ月先さえも見ていなかったのかと思えるくらいです。
Alpha様には、いかが御考えでしょうか。
きょうのいのちさん、
昨年はこちらこそお世話になりました。本年もよろしくお願い申し上げます。
いつもコメントありがとうございます。頂いたコメントに関する私の考えを以下に書きます。
米国経済の減速が第1四半期に顕著になるであろうと仮定した場合、現状の株価の水準から考えた場合、株式市場がそれを織り込んでいないのでは、との見方は私も同感です。
一方で、米国経済の先行きに対して、第1四半期に経済の減速が顕著となるとの見方が、現在、大勢を占めているのか?、また、第2四半期以降の景気の動向に関して、市場関係者の多くがどの様に見ているのか?といった点を考慮する事も一考かもしれません。
市場関係者の多くは依然として、米国経済、株式市場の先行きに対して楽観視している様に思えます。背景としては、BRICs等の市場は依然として順調に伸びており、多少、米国経済が減速したとしても、BRICs国内の市場は堅調に推移する、との見方。米国経済に関しても、ファイナンス関連の問題の整理が進み、2008年中には市場は再び上昇基調へと転換する。また、2008年は、オリンピック、大統領選挙の年なので、大丈夫、と言った様な、見方等が強くある事等が考えられます。これらを考慮した場合、現在の株価の水準はある程度、妥当なレベルにあるのでは、と思います。
(良く言われる事だと思いますが、)株式市場の動きは短期的には(時として非常に)非論理的であるが、長期で見た場合、論理的になる、と言われています。個人的には、この考え方に賛成です。将来のことは、誰も分からないし、取引をするのは、人間なので、先行きに対する見方が分かれたり、今後の市場に対する不確定要因が多くなれば、株式市場の変動は大きくなり、また、時として極端な動きを見せる事も十分に考えられます。
昨日、1月2日も大きく下がりましたが、今年も、昨年後半に引き続き、不安定な状況になる場合があるのでは、と予想しています。
返事が遅くなりまして申し訳ありませんでした。