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今日(1月10日)の米国市場 

10-Jan.png

各主要インデックスの終値Dow: 12853.09, +117.78 (+0.92%)
Nasdaq: 2488.52, +13.97 (+0.56%)
S&P 500: 1420.33, +11.20 (+0.79%)

本日の米国市場は、注目されていたFedのバーナンキ議長の声明が昼少し過ぎに発表され、市場は一旦急上昇したものの、その後反転下落しました。2時半頃にWall Street Journal Onlineにおいて、Bank of AmericaがCountrywideを買収する話し合いを行っているとの記事が掲載されたことが、市場全体のムードが再び一転し、上昇して終了しました。。

本日の主なニュース

Fedのバーナンキ議長が米国景気の先行きに対するリスクが高まっていることを認識し、Fedは景気対策に対して積極的に取り組んでいくことを表明しました。今回の発言はインフレの懸念よりも景気の失速に対する懸念を強めているFedの姿勢を示した様に見られます。この声明から、次回のFOMCでFedが金利を50bp引き下げる見込みが高まり、市場関係者も好意的に受け取った様です。市場は、バーナンキ議長の発言が明らかになった後、急速に上昇しましたが、その後、直ぐに下落へと転じていました。
Bernanke signals bold Fed action to lift growth

上に少し述べましたが、午後2時半頃にWSJのOnlineにBank of AmericaがCountrywideを買収する話し合いを行っているとの記事が掲載されたことが、各メディアで報道されました。その注目のWSJの記事を以下に添付します。
Bofa in Talks to Buy Countrywide

この記事では、関係者の話などから、近いうちに買収が発表される可能性があるとする一方、話し合いがまとまらない可能性もある、としており、まだ、確定したわけではないことを、冒頭で述べていますが、市場は非常に好意的に反応し、Countrywideの株価は本日50%を上回る大幅な上昇となっています。
関連記事:
UPDATE 4-Bank of America in talks to buy Countrywide-sources
Wall St indexes rise on Countrywide takeover buzz

上記の様な、ポジティブ・サプライズのニュースがあった一方で、景気の先行きに対する懸念を示す様なニュースも目に付きました。

主要な小売販売大手が12月の米国国内販売の状況を発表しました。12月の売り上げ状況は、予想を下回っており、2002年以降で最も低い水準だったとのことでした。
Retailers had weak sales in December

Capital Oneが2007年の利益予想を、以前のEPS$5から、$3.97に引き下げたことを発表しました。(プロフィット・ワーニング) 尚、Capital Oneの第4四半期の決算発表は1月23日の予定です。
Capital One cuts 2007 earnings forecast

主なセクター・株の動き

(ファイナンス) バーナンキ議長の発言、BofA・Countryの買収の可能性などのニュースから、本日は殆どが上昇しています。

(住宅) 主要企業の株価は殆どが上昇しています

(小売) 上がっているところが多い一方で、Kohl’sが第4四半期の利益見込みを引き下げるプロフィット・ワーニング発表しました。
Kohl's Lowers 4th-Quarter Profit Outlook

(テクノロジー) Nasdaqは上昇していますが、Nvdia, Intel, Apple, Microsoft, Google等ハイテクの主要な企業の株は下がっています。(下げ幅はそれ程で大きくはないです)

まとめ・コメント

今日は、やはりBank of AmericaがCountrywideを買収する話し合いをしているとの報道が一番のニュースだったと思います。Countrywideの株価は、年明け後も急速に下がっており、近いうちにChapter11を申請するのでは、との噂もありました。Countrywideが破産を申請した場合、市場に対する心理的影響はかなり大きくなることが予想されていたので、Bank of Americaが買収した場合、Countrywide破産のリスクが回避されるので、市場シナリオにおける大きなダウンサイドがなくなることを意味すると思います。

早い時期に発表になるのでは、との見方がある一方で、話が流れる可能性もあるので、もし話が流れた場合は、市場の失望もかなり高い様な気がします。Bank of Americaは既に20億ドルCountrywideに融資を行っているので、多かれ少なかれ何らかの救済はしなければならないと思いますが、どうなることでしょうか?

Fedのバーナンキ議長もかなり踏み込んだ発言をしたようなので、Fedが次回、今月の末に50bp金利を下げる可能性はかなり高くなったと思います。
この二つのニュースは、どちらともここのところかなり悲観的に傾いていた市場心理を改善することにかなり寄与したと思います。しかしながら、12月の主要企業の小売の状況発表などを見ても、米国経済が失速していることはほぼ間違えなくなってきています。
後は、やはり来週から本格化する企業の第4四半期の決算結果がどうなるのかについて、非常に注目しています。

この記事へのコメント

大詰めなんでしょうか。

メリルも多額の損失を追加計上のようですね。
次は、シティだと思うのですが、どうなるんでしょうか。
日本では色んなニュースにビクビクしているような感じがあるのですが、
アメリカはどういった感じでしょうか。

国民性の違いも株価に出ているよな感じですね。

かえるさん、

コメントありがとうございます。おっしゃる通り国民性の違いが株価やその動きに明確にでていると思います。

アメリカの場合、私の印象では、ここ最近の発表で、米国の景気の減速が疑いのないところまで来ていて、楽観視する見方が急速になくなってきたことにより、市場心理がかなり冷え込んできていたと思います。

ただし、実際の決算の結果は、今週(明日)から発表されてくるので、その結果によって、さしあたっては一喜一憂する動きになるのではと思います。個人的には、多国籍企業やテクノロジーは好決算を発表する所が多いと予想しています。

決算発表が一通り終わった頃から、セクターや企業間の選別が始まると思っています。その頃に、日本企業の一部も見直しが(急速に)進むのではと、期待しています。

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