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今日(1月16日)の米国市場 

16-Jan.png

各主要インデックスの終値
Dow: 12466.16, -34.95 (-0.28%)
Nasdaq: 2394.59, -23.00 (-0.95%)
S&P 500: 1373.20, -7.75 (-0.56%)

本日の米国市場は、比較的大きく上下に変動しましたが、最終的には下落して終了しています。

本日の主なニュース

JPMorgan Chaseの第4四半期の結果は事前の予想よりも悪い(低い)利益で、29億7000万ドル、一株当たり86セントの収益でした。を発表しました。アナリストの予想はEPS91セントでした。

収益の悪化の主な要因はホームエクイティ・ローンの損失が予想以上にあったことの様です。昨年末に、CEOのDimon氏は、ホームエクイティの損失はこの先の数四半期にわたり、各四半期ごとに2億5000万から2億7000万ドル程度の損失を見込んでいる、と語っていたのですが、今回のカンファレンスコールでは、損失は更に四半期毎に1億ドル程度多くなる見込みを示しました。JPMorgan Chaseの株価は本日5.77%上昇しています。
JPMorgan consumer woes hurt profit

Wells Fargoの第4四半期の結果は、利益が13億6000万ドル、一株当たり41セントの収益でした。昨年の同期と比べた場合、38%の減益となっています。収益に関しては、アナリストの事前予想通りでした。尚、売り上げは、102億1000万ドルで昨年の94億1000万ドルに比べ上昇しています。

Wells Fargoの収益の悪化もホームエクイティ・ローンの損失が主な要因とのことでした。Wells Fargoは2007年にホームエクイティ・ローンで5億9500万ドルの損失を計上しています。株価は、本日3.32%上昇しています。
Wells Fargo 4Q Profit Drops 38 Percent

(コメント) 上記の銀行とも、ホームエクイティ・ローンの損失が大きくなってきていることが、注目されます。Wells Fargoに関しては、昨年11月にの損失の計上を発表していましたが(以下のエントリー参照下さい)、今回JPMorgan Chaseも同様に損失が大きくなってきていることが明らかになりました。また、E-Tradeに関しても、今後、ホームエクイティ・ローン関連で多額の損失を新たに計上することが懸念されています。

関連したブログ記事:
今日(11月27日)の米国市場
サブプライム救済措置に関するWSJの記事について

ホームエクイティ・ローンの損失の拡大が、サブプライムに続く住宅関連の問題の広がりとなりそうだとの見方が出てきているようです。(前から、予想されていることではありますが、この様な形で記事になってきました)
Wealthy may be next in line in home crisis

Fedがベージュブックを発表しました。今回のベージュブックでは、米国経済は引き続き上昇しているものの、住宅市場の低迷やクリスマス休暇時の支出が弱く、また、自動車の販売の更なる低迷等、経済活動のペースが落ちてきていることについて書かれています。
Fedベージュブック

これに関連した記事を添付します。この中で、市場関係者の話として、もっと経済の状況に対して悪化していることを認識する様な表現がなかったことに驚きいていると語り、もし、ベージュブックの中で言う様に、殆どの地域で経済活動が上昇しているのであれば、今度のFOMCで金利を75bp上げる理由付けは困難なのでは、と言っています。
Economy still growing but at slower pace: Fed

(コメント)この記事からも、ここ数日の状況の中で、事情関係者の間で、次回のFOMCでの金利引下げは50bpはほぼ確実、75bpを予測する見方が強くなってきていることが、想像できます。確かにベージュブックの冒頭の表現だけを見た場合、それ程景気の悪化が急速に悪くなってきていると懸念を強く示す様な表現ではないので、そこから想定した場合は、75bpの金利引下げは確かに理由付けとして難しいと思います。いづれにせよ、今後の第4四半期の企業の決算発表の結果と経済・市場動向によって、Fedの金利設定は決まるのではと思います。

主なセクター・株の動き

(ファイナンス) 主要な企業は殆ど上昇しています。その中で、Citiは2.6%下落しているのが目を引きました。

(住宅) 主要な企業は殆ど大きく上昇しています。特に目立ったのは、KB Homeで6.65%上昇しています。

(小売)主要な企業は殆ど上昇しています。Tiffanyは今日も3.73%上昇しています。

(テクノロジー) 上昇、下落、明暗が分かれています。主要な企業で上昇したのは、好決算を発表したSunが3.67%, BEAの買収提案が通ったOracleが2.85%の上昇となりました。一方、昨日決算を発表し、市場関係者から失望を買ったIntelは12.38%の大幅な下落、つられてかNVidiaも11.3%の大幅な下落、Apple 5.56%下落、GoogleやMicrosoftも数%程度の下落となっています。

まとめ・コメント

注目されていたJPMorgan Chase とWells Fargoの決算結果は、市場関係者のほぼ予想通りの範囲に収まったようで、株価は上昇となりました。JPMorgan Chaseに関しては、予想よりも低かったにもかかわらず、大きく上昇したのが印象的です。特に、市場予想を若干下回った程度のIntelが大幅な下落をしたのと比べると、非常に際立った対照的な市場の反応だったと思います。

今日は、ファイナンスセクターはCitiを除き順調に上昇しています。一方で、テクノロジーセクターは、Intelを筆頭に主要企業で大きく下落する所が目に付きました。これは、今の時点でのセクター間に対する市場の捉え方として、“ファイナンスは取り合えず底を打った“、または、”ファイナンスは今後大きく上昇するのでは“と言った見方が強くなってきている様に思えます。また、テクノロジーに関しては、”昨年は順調に上昇した分、今後、下落のリスクが高い”または、“次は、テクノロジーが下落する”と言った見方が強くなってきている様に思えます。

明日は、多くの企業が決算を発表します。 Merrill Lynchは恐らくかなり悪いだろうと予測されており、かなりの部分は株価に既に織り込み済みになっていると思うのですが、予想に対してどうなのかは、やはり注目だと思います。テクノロジー・セクターとしては、市場終了後に発表予定のSeagateが注目です。こちらは、Intelと同様に好決算を発表することが見込まれているので、市場予想を上回るのか、下回るのかで、今後のテクノロジーの株価のトレンドを左右する気がします。 テクノロジーに関しては、今週の初めのIBMの発表で好転した市場の見方を、Intelの発表で180度反転する様な極端な展開となってしまっていますが、Seagateの発表は短期的なトレンドとしては、非常に重要だと思います。

来週以降も企業の決算発表は続くので、次第に決算動向に則した株価の動向へと移行していくと想像しているのですが、今日の時点ではIntelの動きが端的なのですが、そうはなっていない様に思えます。これをチャンスと活用できるように投資ができたら最高なのですが、残念ながら私のポートフォリオは物凄い損傷をおっており、今は攻撃に転じれるような状況ではありません。

私事ですが、今週の損失により抜本的な計画の変更が必要となる状況になってきてしまいました。困難な状況ですが、そういった現実を冷静に受け止め、失敗に関しての分析と反省をすることにより、何とか、今後に向けた糧とし、何とか盛り返したいと考えています。

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