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今日(1月29日)の米国市場 

29-Jan.png

各主要インデックスの終値
Dow: 12480.30, +96.41 (+0.78%)
Nasdaq: 2358.06, +8.15 (+0.35%)
S&P 500: 1362.30, +8.33 (+0.62%)

本日は市場開始後に発表された1月の消費者コンフィデンスのレポートが前月の90.6から減少し87.9となったこと等から一旦は下落しましたが(予想は87だったので、予想よりは少し良い)、直ぐに持ち直し上昇して終了しました。(尚、消費者コンフィデンスは、実際の景気の動向を計る上では、あまり参考にならない指数とのことです)

本日の主なニュース

商務省 国勢調査局の発表した12月の耐久財の注文状況は、11月に比べ5.2%増加した(112億ドル増加した)2226億ドルでした。これは、市場予想の1.5%増を大きく上回っています。
MANUFACTURERS' SHIPMENTS, INVENTORIES, AND ORDERS (US Census Bureau)

上にも書きましたが、発表された1月の消費者コンフィデンス指数は、12月の90.6から87.9に下落しました。事前予想は87でした。
The Consumer Confidence Press Release

FBIが住宅ローン関連の不正な操作で14の会社を調査中であると、発表しました。
FBI probes 14 companies over home loans

3Mが第4四半期の決算を発表しました。結果は、純利益が8億5100万ドルEPS1ドル17セントでした。調整後EPSは1ドル19セントでアナリストの事前予想の1ドル17セントを上回りました。売り上げは昨年同期比で7%増の62億1000万ドルでした。(アナリストの予想61億4000万ドルを上回っています) 3Mの株価は本日0.75%の上昇でした。
3M 4Q Profit Falls, Revenue Rises

バフェット氏が投資していることでも有名な全米第2位の鉄道会社Burlington Nothern Santa Feが決算を発表しました。結果は、利益が5億1700万ドル、EPS1ドル46セントで、予想を上回る好決算でした。(予想はEPS1ドル39セント) 株価は、本日1.82%上昇しています。
UPDATE 3-BNSF profit beats Wall St view, stock rises

市場終了後にYahooが決算を発表しました。結果は2億570億ドルの利益、EPS15セントでした。アナリストの事前予想は11セントだったのでそれを上回りましたが、今四半期の売り上げ予想がアナリストの失望を買い、発表後のアフターアワーズでは、10%を超える大幅な下落となっています。
Yahoo Warns on 2008 Outlook; Shares Fall

主なセクター・株の動き

(ファイナンス) 今日も、ほぼ全て順調に上昇しています。 その中でGoldmanとMSは、微減でした。

(住宅) 今日も上昇しています。特に、Meritage Homesが大幅な赤字の決算発表をしましたが、アナリストから不良資産の処理など、適切な対応を積極的にしていると評価され、株価は本日23.63%の大幅な上昇となりました。

Meritage posts fourth-quarter loss versus profit

(小売) 今日も順調に上昇しています。 但し、消費者向けの製品を中心にしている製造メーカーの株は殆ど下落しています。

(テクノロジー) 上昇する企業が多い中、今日もGoogleが下落しています。また、Microsoft, Cisco, Oracle, Qualcomm, Broadcom等も少し下落しています。

まとめ・コメント

今日も、市場全体は順調に上昇しました。 発表された耐久財の注文状況は、予想を大きく上回る上昇で、ここのところ発表されていた経済指標の中では、珍しく、景気の堅調さを示す値でした。 3M, BNI等も堅調な決算結果を発表しています。ここまでの、決算結果では、住宅やファイナンス、自動車などは赤字を発表する企業が多いですが、それ以外のセクターの企業は安定したあるいは好調な収益を発表する所も、多く見られます。

ここ数日は、Fedの金利引下げの期待や1月に入ってからの大幅な下落に対して、見直しからか、かなり順調に戻しています。ここのところ大きく値を戻してきているのは、住宅、ファイナンス、小売などです。面白いのは、これらのセクターは、決算結果も大幅な減益、または、赤字を発表するところが多く、また、今後の先行きに対しても慎重な見方が大勢を占めていることです。

3Mが減益ではありますが、堅調な結果を発表しましたが、株価は動きませんでした。一方で、赤字を発表したMeritage Homesが20%を上回る株価の上昇など、極端な動きをみせたりしています。個人的な見方ですが、ここ最近の住宅、ファイナンス・セクターの上昇は、Fedの大幅な利下げ発表とさらなる利下げ観測による、空売りの解消が値を吊り上げているような気がします。Fedがさらに50bpの利下げをする可能性が高いと見られている今の状態で、確実に恩恵を受けるファイナンス、住宅セクターに対して、空売りのポジションを維持することはかなり勇気のいることだと思います。おそらく、空売りを積んでいた殆どの投資家がポジションを解消したことが、ここ1週間でのセクターの大幅な上昇の要因なのでは、と想像しています。

上にも書きましたが、Yahooが決算を発表し、アフターアワーズで10%を超える大幅な下落となっています。これが、明日のセクターに与える影響がどうなのか、注目しています。Yahooの下落は、Yahoo自体の問題として捉えられる可能性が高いと思っています。

明日は、GDPも発表されますが、やはり注目はFOMCです。恐らく、市場の期待に応えて50bp下げるのだと思いますが、もしも25bpしか下げなかった場合、市場が極端に反応しそうです。逆に言えば、50bp下げなければ、‘暴落するぞ’と市場がFedにプレッシャーをかけているともいえます。

Fedの発表後の市場の注目は、急激にに金曜日発表の雇用統計に移ってくると思います。雇用統計がどうなるかによって、市場は極端な動きを示す可能性が高いと思います。失業率の予想は、前回と変わらない5.0%ですが、失業率が仮に大きく上がった場合は、市場心理が再び大幅に冷え込む可能性が高いと思います。

私のブログで昨年12月に取り上げた前回のFOMCの日に行われたCNBCのバフェット氏のインタビューの中で、バフェット氏が言っていた‘失業率が大きく上がった場合、ドミノ倒しが起こる可能性’があると思います。

参考までに、当該エントリーから抜粋します。

Becky: 景気について、あなたの視点で見た場合、どの様に思われますか?今の状況はどうなっているのでしょう?

Buffett: ある面、驚いている様な状況です。 我々は、深刻な住宅市場の低迷を抱えています。これは、非常に多くの人に影響を与えます。そして、資産の影響に多大に関わっています。一方で、今の時点では、(まだ)雇用には影響を及ぼしていません。 そして今、ドミノが列で並べられているものを、我々は抱えています。もし、失業率が上昇することがあった場合、深刻な影響を与えるかもしれません。しかし、今の時点では、ご存知の通り、失業率は4.7%です。それが4.8または4.9になったとしても、それほど大きな違いはありません。しかし、失業率が大きく上昇したとしたら、恐らく経済の多くのドミノの駒が倒れること(にぶつかる事)になると思います。

(引用終了)

逆に、失業率が逆に下がった場合は、Fedの低金利政策の維持や政府の景気刺激策等から、極端に上昇する可能性も高いと思います。

今日の時点ではFOMCに関心がかなり向いていますが、金曜日の雇用統計が短中期的な市場動向を左右するイベントとして大きな鍵を握っていると思います。

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