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2月4日の米国市場 

4-Feb-2008.png

主要インデックスの終値

DOW: 12635.16 -108.03 (-0.85%)
Nasdaq: 2382.85 -30.51 (-1.26%)
S&P500: 1380.82 -14.60 (-1.05%)

本日の主なニュース

政府が発表した12月の製造業受注(Factory Orders)は、2.3%,101億ドルの上昇で、合計4416億ドルでした。市場の事前予想は、2.0%増でそれを上回りました。今回の増加幅は、同様の手法(NAICS)で統計を開始した1992年からで最も高い数値で、続いて11月の1.7%増が続くとの事です。出荷に関しては、3ヶ月間連続して上昇していたところから、今回は0.3%の下落となり、出荷額は4275億ドルとのことです。

プレスリリース: 

上記の製造業受注の数字は予想以上に良い数字でしたが、先週の大きな増加(過去5年間で最も高い1週間での上昇)から、利益確定売りの動きも強く市場は下落しています。また、ブッシュ政権の予算案の総額は3兆1000億ドルで、借入額も膨大となるためそれに対する懸念も高まっている様です。

Stocks decline as investors mull economy

Bush budget would bring record deficits

先週金曜日に発表されたMicrosoftのYahoo買収提案に関しては、Microsoftが比較的早期に話は纏まるのではとの見方を示す一方、GoogleがYahooに買収されずに独自に事業を進めるための提携案を提案する等、この件をとりまく話題は盛り上がっています。以下、関連する記事をいくつか添付します。Yahooの株価は本日も上昇しましたが、Microsoftの買収提案の額相当のレベルまでは株価はいっていません。このディールが成立する可能性に対して懐疑的な見方がまだ残っていることからだと思われます。
Yahoo may consider Google alliance, source says
(消息筋(関係者)によると、YahooはGoogleとの提携を検討する可能性あり)
In Microsoft vs. Google, search is true prize

Ballmer touts benefit of Yahoo deal

Microsoft says to borrow money for Yahoo deal

ファイナンスセクターの企業は、先週は大きく上昇しましたが、本日は、何社かがアナリストのダウングレードにより、セクター全体としても大きく下落しました。
Market falls as downgrades fuel recession fears

主なセクター・株の動き

(ファイナンス)主要な企業の株は全て下落しています。下落幅が大きかったのは、Wells Fargoで
6.72%下落しています。

(住宅)先週は連日ものすごい勢いで上昇しましたが、今日はほとんどの企業がそれなりに下落しています。 下落幅が大きかったのは、Meritage Homesで12.9%下落しています。他の企業も5%以上下がっている所がほとんどです。

(小売り)こちらも先週の大幅な上昇の調整からか、セクター全体として今日は下落しています。 下落幅が大きかったのは、Targetで5.26%下落しています。

(テクノロジー)Nasdaqの下落幅よりも大きく下落する主要企業が目につきました。代表的なところでは、Google 3.97%, Motorola 3.70%, Broadcom 5.16%, Intel 2.62%下落しています。Microsoftも下がっていますが、下落幅は1%未満です。

まとめ・コメント

ファイナンスや住宅等の一部のセクターの株価は、先週あまりにも急激に上昇していたので、今日は多少調整的な形で下落した様に思われます。

やはり今日もMicrosoftのYahoo買収の提案はかなり大きな話題として様々な角度で取り上げられています。尚、MicrosoftのYahoo買収の噂は一年以上前からあり、業界関係者の間では周知の事実でした。Yahooの株価は、第4四半期決算の後に大きく下落しており、また、買収話がいつ浮上してもおかしくなかったので、先週金曜日のMicrosoftの発表を見て、「買っとけば良かった」と思った人は非常に多かったと思います。(自分を含みます。)

本日のWSJの記事等でGoogleがYahooにMSに買収されるのでなく、独立を維持することに対して、援助的な形での提携案を出している様です。これも、ほぼ予想される範囲の動きではあります。ちょっと面白いのは、Microsoftの買収提案額相当までは、今日の時点では達しておらず、まだ、市場は不確定要因が高いと比較的慎重に見ている様です。過去に、 AOLがTime Warnerを買収の大型案件の失敗例があるので、慎重な見方が依然として強くあるのも理解できます。

個人的には、Yahooの業績回復は短期的にはかなり難しいので、Microsoftの提案を受け入れずに進める様なことを、ボード・メンバーや主要株主がいつまでがまんできるかが、一つの焦点だと思います。独自路線で、提案額以上の株価を達成できるのであれば、当然、その道を選択する可能性は高いと思いますが、現実としてはかなり厳しいと思います。もし達成が厳しそうだとなった場合は、買収額をさらにあげる様に交渉する様な動きにでる可能性もあると思います。

いづれにせよ、まだしばらくは、この件、大きな話題を振りまきそうです。

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