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2月19日の米国市場 

19-Feb.png

主要インデックスの終値

DOW: 12337.22 -10.99 (-0.09%)
Nasdaq: 2306.20 -15.60 (-0.67%)
S&P500: 1348.78 -1.21 (-0.09%)

本日の主なニュース

原油価格が4%以上の大幅な上昇となり$100を超える過去最高価格を更新し、 $100.01で終了しました。
Oil hits record over $100 on OPEC supply concerns

原油価格の急上昇等からインフレ懸念が再燃、また、それによりFedの金利引き下げのブレーキになるのではないかとの懸念やファイナンスセクターの今後に関する不安、消費者の消費の削減等の懸念が再び高まりつつあるとのことです。
Stocks End Flat Amid Inflation Fears

Wal-Martが07年第4四半期の決算を発表しました。利益はアナリストの事前予想を上回ったものの、2008年の見込みに関しては厳しくなる見方を示しました。今回アップデートしたWal-Martの08年収益見込みはEPS$3.30から$3.43で、今年の収益がアナリスト予想平均の$3.42と比べ下回る可能性が高まってきています。株価は本日0.44%の上昇でした。
Penny-pinching shoppers boost Wal-Mart profit

ビル・ゲイツ氏がロイターのインタビューでYahoo買収提案について質問され、「今回の提案額は非常に妥当な提示で、もっと真剣に提案を吟味すべきだ」との見方を示しました。この発言により、マイクロソフトが買収額を引き上げること見方が後退しました。Yahooの株価は本日2.19%下落、Microsoftは0.49%の下落でした。
Gates: Microsoft Isn't Raising Yahoo Bid


市場終了後、HPが決算上の第1四半期(1月末締め)の決算を発表しました。純利益は21億3000万ドル、EPS80セントで昨年同期の15億5000万ドル、EPS$1.55から大きく収益をのばしました。特別の出費等を除いたEPSは86セントでアナリストの予想平均の81セントを上回りました。また、第2四半期(今期)の利益の予想もアナリストの予想を上回りました。株価は、本日0.18%でしたが、発表後のアフターアワーズでは、5%を超える大幅な上昇となっています。プリンターの事業は米国景気の失速等で苦戦が見られるものの、パソコンとサーバーの事業が堅調に推移しているとの事です。
HP shares rise as profit beats Street targets

主なセクター・株の動き

(ファイナンス)Wells Fargo とWachoviaは上昇しましたが、他の主要な企業の株は下落しています。特に投資銀行系は下げ幅がそれなりに(数%)大きかったです。

(住宅)上昇している所と下落しているところに分かれています。変動幅はそれ程大きくありません。

(小売り)下がっているところが多い様に思えますが、Wal-Mart等は上昇しています。尚、家電小売り最大手のBestBuyは プロフィット・ウォーニングをお今会いました。
Best Buy Warns 4th-Quarter Sales Will Fall Short

(テクノロジー)下落しているところが多いですが、特にGoogleが4%近く(3.91%)下落しているのが目を引きました。この下落の理由は、10Kのファイリングで短期的な売り上げの伸びが鈍化する見込みを示した事が失望を買った様です。
Google Filing Warns on Near-Revenue Growth

まとめ・コメント

日米の鉄鋼メーカが鉄鉱石の調達価格65%の上昇に合意する等のニュースや、本日の原油価格高騰のニュース、そしてGoogleが短期的に売り上げの伸びが鈍化するとの見込みを明らかにした事等、従来からくすぶっていた懸念を突きつけられる様な形になった気がします。

これでは、多少なりとも株価が下がる事は免れないと思います。また、セクターとしては、住宅やファイナンス等は、個人的にはこの程度で良く済んでいるな、と思います。ただ、ここにきてファイナンスセクターに関しては調整(下落)が進んできており、先週のバーナンキ議長の議会発言によるFedのFF金利の大幅な引き下げの観測にも関わらず株価が反応しない等、ある程度のダウンサイドは織り込まれてきている様に想像しています。

ゲイツ氏の発言は、Yahoo買収提案の額をMicrosoftが引き上げるのではとの見方を完全に打ち消したと思います。甘い期待を打ち砕き、交渉を有利に進めるための布石だと思いますが、さすがゲイツ氏だと思いました。もし、Microsoftが買収提案を撤回した場合、Yahooは大幅な打撃を受けますが、MicrosoftはYahoo買収の夢は消えるもののビジネスや株価に対する影響はそれ程大きくないと思います。(特に注短期に関しては、、、)

Yahooの株主にしてみれば、Microsoftの買収案が流れてしまってはたまったものではないので、Yahoo経営陣に対するプレッシャーが強まると思います。Microsoftが欲しいのはYahooの技術力で、あまり敵対的に交渉すると技術者が反発して会社を去られるリスクがある、との見方がありますが、個人的には、ここでMicrosoftが撤回したら株価が暴落し、ストックオプション等の魅力が激減する事により多くの技術者が去るリスクの方が高いと思います。

Googleのウォーニングはハイテク・セクターの今後に対する懸念を高めることになってしまい、非常に懸念を抱いていたのですが、今日のHPの決算発表で多少なりともその様な懸念は払拭されたのでは、と期待しています。Googleの収益の大きな柱は広告収入で、ハードウェアやソフトウェアの事業中心の会社とは収益源が大きく異なります。今回のHPの結果(今後の見通しに対しても強気)がハイテクセクターに明るい材料となることを期待しています。

私はハイテク・セクター(当然、色々な収益源があるので全てではありません)は、ファンダメンタルズを考慮した場合、売られ過ぎだと思っているのですが、ウォールストリートもその様な見方に変わってくれるかどうかが、それがいつになるのか、注目しています。

ただし、マクロ全体で見た場合、これからかなり厳しい状況になってくると思っています。これらを考慮して、バランスの取れたポートフォリオを構成する事が重要だと思います。

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