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2月27日の米国市場 

27-Feb-2008.png

主要インデックスの終値

DOW:>12693.80 +8.88 (+0.91%)
Nasdaq: 2353.78 +8.79 (+0.37%)
S&P500: 1380.01 -1.28 (-0.09%)

本日の主なニュース

本日朝発表された1月の新築住宅の販売数は、前月に比べ2.8%の下落で、季節要因を調整した年間の販売ペースは1995年2月以来で最低の58万8千戸でした。(予想は60万戸でした)また、販売価格の中央値は4.3%下落し、21万6千ドルで、これは2004年9月以降で最低の数値となりました。添付の記事によると、アナリストは、今後差し押さえ物件の競売等の増加等から、市場は更に厳しい状況になると見ています。1月の売れ残っている住宅在庫数は減少したものの、販売のペースも落ちているため、現状の在庫を処分するのにかかる月数は9.9ヶ月となり、これは過去26年以上の期間の中で最も長い数値となったとのことです。

この様な(高い)在庫状況の(処分の)ため、エコノミストは、この先数ヶ月に更なる価格の低下を予想しています。1月の2.8%の下落は、12月の4%、11月の13.1%の下落に続くもので、住宅市場が非常に厳しい状況にある事を示しています。

プレスリリース
New home sales drop

Fannie Maeが第4四半期の決算が36億ドルの赤字となった事を発表しました。Fannieによると、第4四半期の損失の90%近くは、ヘッジのために行った金利が引き下がることによって住宅ローンの価値があがることに賭けたクレジットスワップの投資が、期待に反して住宅ローンの価値も下がってしまった事による損失との事です。 Fannie Maeは2008年の住宅市場の先行きに対しても、悲観的な見方を示しているとの事です。

Fannie Mae posts nearly $3.6B loss in 4Q

Fedのバーナンキ議長が半年に一回の、議会において金融政策を発表しました。以下にFedのWebサイトの本議会発言のリンクを添付します。内容的には、米国の景気の先行きの懸念を強め、注意深く情報を分析しながら、適切な対応を適時取って行く、との姿勢を示しました。尚、インフレに対する懸念材料も前回に比べ、高まっている事についても触れています。

Monetary Policy Report to the Congress - Feb 27, 2008
Bernanke says Fed prepared to help economy

高級住宅建設販売のToll Brothersが四半期の決算を発表しました。結果はEPS61セント、9600万ドルの赤字でした。売り上げは、23%減の8429万ドル、受注は42%減の24億ドルとのことです。アナリストの平均予測は一株当たり44セントの赤字でした。2008年の収益見込みに関しては明らかにしませんでした。
Toll Brothers posts loss; CEO frets recession talk

主なセクター・株の動き

(ファイナンス)上昇しているところが多いです。特に、Goldman Sachsは4.69%の上昇でした。

(住宅)今日も大きく上昇しています。

(小売り)上昇しているところと、下がっているところに分かれています。Wal-Mart微増、Targetは微減であまり変わりませんでした。

(テクノロジー) 今日は久しぶりにGoogleが上昇しました。Apple, RIMMも上昇しています。四半期の悪い結果を発表したNortelは13.28%の大幅な下落となっています。

まとめ・コメント

アナリストの予想以上に悪い新築住宅の販売結果、またFannie Maeは大幅な赤字決算、(個人的に注目していた) Toll Brothersも初の赤字転落、といったニュースが報道されましたが、住宅セクターは昨日に引き続き大幅な上昇となりました。

バーナンキ議長の議会演説は、大方の予想(期待)通り景気懸念に対して、積極的な金利引き下げを行う姿勢を明確にしました。メディア等の記事から、次回FOMCでは50bp引き下げがほぼ確実視されている様です。

一番上の添付の記事の中でも書かれていますが、市場はリセッション入りの見方が急速に強まっている様です。しかし、Fedの積極的な金利引き下げ等の効果で、リセッションの度合いはそれ程悪くなく、また、リセッションの期間も(かなり)短いだろうとの見方が多い様です。

住宅セクターに関しては、在庫を処分するために住宅価格を引下げざる終えないだろう、との見方が支配的になってきている様です。同時に、安くすれば在庫は履け、不良在庫の調整は終わる。その後は、Fedの金利引き下げによって住宅ローン金利が下がり、需要が立ち上がり企業の収益も回復する、といったシナリオを描いている様に思えます。

確かに3月18日のFOMCで50bp下がれば、FF金利は2.5%まで下がります。もしもその次の4月29、30日のFOMCで25bp下がることになれば2.25%になります。そうなれば、住宅ローン金利も確かに魅力的な水準になると思います。住宅販売(活動)のピークは4月から5月なので、需要が盛り上がる時期に住宅ローンの金利も下がってくれば、販売に対しての強力な促進となる可能性はあります。

景気はリセッション入りしても、回復は早く、住宅市場は悪いニュースは出尽くして、底を打った。との見方がここ最近の市場の上昇を支える背景の様です。そう考えれば、最近の市場の動きも多少なりとも理解できなくもありません。

しかしながら、今週の様な米国市場の動き(経済指標は悪い数値が続出、景気の明確な減速傾向、リセッション入りの可能性を示す。でも、株価は上昇)に対して、いくら付き合いが良い日本市場でも、ついて行くのは難しい様な気がします。

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