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2月28日の米国市場 

28-Feb-2008.png

主要インデックスの終値

DOW: 12582.18 -112.10 (-0.88%)
Nasdaq: 2331.57 -22.21 (-0.94%)
S&P500: 1367.68 -12.34 (-0.89%)

本日の主なニュース

発表された米国の第4四半期のGDPは前月発表された速報値と変わらない0.6%増でした。エコノミストの予想は0.8%でそれを下回り、予想以上に景気の景気の減速が進んでいる事を示した結果でした。また、労働省が発表した失業保険の申請件数は19千件増えた37万7千件となりました。エコノミストの08年第1四半期のGDPの伸びの予想は0.4%とのことです。
Economy skids to near halt

昨日のFannie Maeに続き、本日Freddie Macが第4四半期の決算を発表しました。結果は、アナリストの予想を大幅に上回る(悪い意味で)25億ドルの大幅な赤字となりました。従来の決算処理を使用した場合、第4四半期の赤字は37億ドルだったとのことです。 赤字の主な原因は、住宅ローンの破綻と Fannie Maeと同じクレジットスワップでの損失との事です。株価は本日2.39%の下落でした。
Freddie Mac Posts $2.5B Loss in 4Q

全米携帯電話事業第3位のSprint Nextelが大幅な赤字決算を発表しました。第4四半期の結果は294億ドルでした。決算発表に併せて、当面の間、配当は行わないことを発表しました。株価は、2.39%下落しました。
UPDATE 3-Sprint posts huge loss, scraps dividends

市場終了後にDellが決算を発表しました。四半期の利益は、6億7900万ドル、EPS31セントでした。特別な出費を除いたEPSは34セントでアナリストの予想36セントを下回りました。本日の株価は0.48%の微増でした。発表後のアフターアワーズでは一旦は大きく下がったものの、このブログを書いている時点では、0.1%減と終値からほぼ変わらない株価になっています。
Dell profit misses estimates, shares fall

保険最大手のAIGが4半期の決算を市場終了後に発表しました。結果は53億ドル赤字でした。株価は本日4.02%の下落でした。発表後のアフターアワーズでの株価は、2%程度の下落となっています。
AIG Posts Hefty 4Q Loss

主なセクター・株の動き

(ファイナンス)ほとんどが下落しています。。

(住宅)今日は下落しています。

(小売り)ほとんどが下落しています。

(テクノロジー) 下落しているところが多いですが、Apple, Google, Oracle, Verizon等は上昇しています。

まとめ・コメント

発表されたGDPは、予想よりも悪く、Freddie Macの損失も予想を大幅に上回る赤字、それに加えて、原油価格は102ドルを超え、商品先物価格も高騰、といったニュースの中では、さすがに今日は株価は下がりました。ここのところの上昇を考慮した場合、この程度の下落ですんでいる事が、個人的には信じられない位ですが、昨日も書いた様に、市場の認識としては底は打ったと言った認識が強そうです。

住宅セクターも今日はそれなりに下がりました。経済環境に関して、これだけ悪いニュースが立て続けに発表されている中での株価水準としては、個人的には驚異的な高水準にあると思っていますが、こちらも昨日書いた様に、市場の大勢の見方は大きく異なり、非常に強気に見ている様です。(そうでなければ、ここままで上がってこない。)

市場終了後にDellが決算を発表し、アナリストの予想を少し下回ったため、アフターアワーズで一旦は5%程度の大幅な下落をしていましたが、その後だいぶ戻してきています。DellのTrailing P/Eは15で、Forward P/Eは13.38なので今回多少見込みが下がったとはいえ、P/Eの水準で考えた場合、すでにかなり売られており、株価は既に低い水準だったので、これ以上の下落を招く程のニュースとは思えないので、ある面、納得できる動きになっています。

赤字となっているファイナンスや住宅の企業は、今後の収益に関してもネガティブな要素があり、PBRで見た表面上の数字は比較的値ごろに見えても、収益が大幅に落ち込む、または赤字が続く、と言った可能性を抱えており(つまり将来のP/Eの予測はあまり当てにならない)、Dellの状況とは大きく異なります。

注目されていたAIGが市場終了後に決算を発表しましたが、こちらは大幅な赤字となりました。明日の市場に与える影響が注目されます。モノラインのレーティングダウングレードの件は回避できそうですが、ファイナンス関連は様々な問題を抱えており、今後、他の問題が再び脚光を浴びる気がしています。

今週で2月も終わり、3月に入ってからはFOMCと主要投資銀行の決算等に注目が移って行くのかと思います。ただし、その時まで、今の市場心理が続くのかどうかは,分かりません。ドル安、原油高、商品先物価格の高騰、等これだけの悪材料があることを考慮すると、現在の米国株式市場は随分がんばっていると思います。今の株価を支えているのは、楽観的な市場シナリオが元になっている気がしています。

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