旅行中のため、今週の更新は不定期です。いつもの米国市場のエントリーも簡略にしています。
主要インデックスの終値DOW: 12110.24 -46.57 (-0.38%)
Nasdaq: 2243.87 -11.89 (-0.53%)
S&P500: 1308.77 -11.88 (-0.90%)
本日の主なニュース本当は、今週の非常に大きなニュースはSpitzer氏の件だと思っていたのですが、案の定、連日テレビ等でも大きく取り上げられ、本人も辞任を発表しました。このニュースは共和党やウォールストリートの(一部)関係者にとっては、かなり追い風のニュース、民主党に取っては逆風だと思います。
原油の価格は$110を突破しました。
建設機器世界最大手のキャタピラーが、売り上げの見込みを引き上げ、株価は3.6%の上昇となりました。キャタピラーがDowの下げ幅を押さえることに貢献した様です。GEも、Immelt氏が売り上げは最低でも10%は上がると発言、こちらも上昇しています。
Freddie MacのCFO Piszel氏が、2008年は、2007年よりもそれなりに良い結果となると語ったとの事です。(これだけ、Fedの援護射撃があれば多少は強気の発言もできるでしょうね。)
主なセクター・株の動き(ファイナンス),(住宅) ,(小売り)
ほとんどの主要企業の株は下がっています。Goldmanは微減でほとんど下がっていません。
(テクノロジー) 下がっているところと、上がっているところとあります。上がったのは、Google, RIMM, IBM等です。
まとめ・コメントSpitzer氏は非常に頭が切れる超やり手、と思っていました、こんなことで、ケチがついて、政治生命を絶たれるとは、何とも言えません。あまりにも全てがうまく行き過ぎて、心にゆるみがあったのか、事情は分かりませんが、いずれにせよ、 はっきり言って危機管理ができていない、と思います。
彼の部下で名前は忘れましたが(最近になってやたら有名、ちょっと調べればすぐ分かるのですが、はっきり言って名前を覚える価値があるとは、あまり思えないので書きません)、Spitzer氏の威光を立てにモノラインの救済を取りまとめようとしている(しゃしゃり出てきていた印象が強い)ので、なんか、ちょっと介入し過ぎなのでは、と個人的には思っていました。
残念な事ではありますが、自分の行動に責任をきちんととる、と言う意味でいたしかたがない、ことだと思います。
市場は、昨日の過去5年で最も大幅な急上昇から、多少調整となった様です。取りあえず大きく値を戻したので、ポジションをクローズして様子を見る、と言った動きがあっても不思議はないと思います。(自分だってそうしたい、と言う気持ちは多少なりともあります。)ちょっと興味深いのは、テクノロジーに関しては、昨日に引き続き上昇する様なところもでてきているところです。これが、再び”テクノロジー買い”のトレンドの兆候なのかは、分かりませんが、少し期待しています。