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3月26日の米国市場 

26-Mar-2008.png

主要インデックスの終値

DOW: 12422.86 -109.74 (-0.88%)
Nasdaq: 2324.36 -16.69 (-0.71%)
S&P500: 1341.13 -11.86 (-0.88%)

本日の主なニュース

商務省が発表した2月の新築一戸建て住宅の販売統計は、季節要因の調整を行なった年間の販売換算レートで59万戸となりました。この数値は1995年以来で最も低い販売数量との事です。尚、アナリストの事前予想は、58万戸でそれよりは若干良かった様です。

また、2月の販売中央値は、24万4100ドルでした。1月は22万5600ドルだったので販売中央値は上昇となりました。

商務省の以下に添付するニュースリリースからの引用ですが、Year to Date(今の時点では1月と2月の合計)の販売数量は、昨年同期に比べ30.7%も下落しています。

商務省ニュースリリース

石油の価格が在庫が予想よりも少ないことと、ドル安の影響から再び大きく上昇しています。
Oil prices jump on inventory report

プライベート・エクイティによる史上最大の買収額となる予定のClear Channel Communicationの買収がキャンセルになる可能性が高まっているとWSJ他のメディアで報道されています。また、Deutsche BankがClear Channelの2008年の利益は目標額を下回る可能性があるとの警告をしていることも明らかになり、株価は本日17.32%の大幅な下落となりました。

低迷するMotorolaが携帯電話の事業とそれ以外の事業に会社を二分割することをCEOのGreg Brown氏が発表しました。株価は今日は2.66%上昇しています。
Motorola splits as handset challenges increase

(コメント:数ヶ月前だったと思いますが、この分割の構想が公になりましたが、どうやら本決まりの様です。当時、携帯以外の事業の会社は分割後、Nortelと合併する計画との噂がでましたが、どうなのでしょう。なってもまったく不思議はないと思います。)

市場終了後にOracleが四半期の決算を発表しました。純利益は25%上昇、EPS26セントでした。新しいソフトウェアの売り上げは、昨年の14億ドルから16億ドルに上昇しました。(添付の記事によると、投資家は新しいソフトウェアの売り上げを将来のファイナンシャル・パフォーマンスの指針として重視するとのことです。)収益に関してはアナリストの予想と合致したのですが、売り上げ、特に新しいソフトウェの売り上げが予想程良くなかったため、株価は発表後のアフターアワーズで8%以上の大幅な下落となっています。

Oracle new software sales at low end of estimates

主なセクター・株の動き

(ファイナンス)主要なところは全て下落しています。

(住宅)さすがに今日は下落となりました。

(小売り)下落しているところが多いですが、下落幅はそれ程でもありません。消費者向けの製品メーカーの株は上昇しているところが目につきました。

(テクノロジー)全般としては、下落しているところが多いのですが、Apple(2.89%), Google(1.64%), RIMM(1.90%)は順調に上昇しています。また、携帯電話関係の会社は上昇しているところが多い様に思えました。

まとめ・コメント

2月の新築住宅の販売状況は、アナリストの予想よりも若干良かった様ですが、過去12年間で最低の年間販売ペースで、市場の低迷を示すものでした。個人的には販売価格の中央値が上昇したのは、 一月だけの数字を見て判断すべき事ではありませんが、 良いニュースだったと思います。

今週発表されている住宅関連の市場状況はやはりかなり悪かったので、さすがに今日はセクター全体としても下落しています。昨日も書きましたが、明日は、LennarとKB Homeが四半期の決算を発表するので、非常に注目です。尚、殆どのアナリストは赤字を予想していますが、赤字の大きさ、不良在庫等の処分がどれくらい進んでいるのか、と言った点で市場の注目を集めている様です。

Oracleの四半期決算は、上に書きましたが、純利益は昨年同期と比べて25%上昇、アナリストの予想に達していたにも関わらず、新規ソフトウェアの売り上げが期待程ではなかったことから、失望を買いアフターアワーズで8%の大幅下落となっています。

今日の終値で換算した場合、オラクルのForward P/Eは約16.5で、バリュエーションとしても割高な状況にあった訳ではないと思うのですが、アフターアワーズでは大幅下落し、Forward P/Eは約15程度まで下落しています。増益を発表しても、何か一部不安な材料があると、テクノロジーは売られるのが、今年に入ってからの市場の顕著なトレンドです。

オイルが再び上昇、改善の兆しは見えず、住宅市場の状況は悪化の一途をたどっている様に思われる発表がある中、今日の市場はそれ程大幅な下落をせずに終了しています。週末からのメディアでも、市場は底を打った、と言った見方、議論の報道がさかんにされています。

今週の発表を見ても、”底を打った”と言う風には、個人的にはとても解釈できません。3月も今週で終わりになり、4月中旬からは企業の四半期の決算発表が次々と行なわれます。恐らく、来週当たりから、四半期決算の方に市場の注目は再び移っていくことと思います。

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