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4月30日の米国市場 

30-Apr-2008.png

主要インデックスの終値

DOW: 12831.94 -39.81 (-0.31%)
Nasdaq: 2426.10 +1.70 (+0.07%)
S&P500: 1390.94 -5.43 (-0.39%)

本日の主なニュース

(市場全般)

注目のFOMCの結果は、予想通り25bpの引き下げでした。声明から、市場は今後の金利の引き下げに関しては、当面保留と解釈した様です。詳しくは、一つ前のエントリーを参照して下さい。

FOMCの声明(プレスリリース) 

商務省 経済分析局(Bureau of Economic Analysis)が発表した、2008年第1四半期のGDPの速報値は、年換算で0.6%の伸びでした。昨年第4四半期も0.6%で変わりませんでした。市場の予想は0.5%増で、予想よりも0.1%良い結果でした。

GROSS DOMESTIC PRODUCT: FIRST QUARTER 2008 (ADVANCE)

Citiが資金調達を行うため新株を発行し45億ドルを調達したことを発表しました。当初の予定は30億ドルでしたが、調達額を引き上げています。価格は、29日火曜日の終値から4%の割引価格を適用したとのことです。
プレスリリース

(企業決算関連)

Golgate-Palmolive(減益, 株価 -6.7%), General Motors(赤字、株価 +9.43%) Kellogg(減益、株価-1.56%), Kraft(減益、株価 +2.79%), Procter & Gamble(増益、株価+1.75%)の結果はいずれも、アナリストの予想を上回りました。Time Warnerは若干予想を下回りました。

Colgate-Palmolive 1Q profit dips 4 percent on charges

Kellogg's 1st-quarter profit falls 2 percent on higher costs

GMの結果は、33億ドル、一株当たり$5.74の赤字でした。また、米国の販売予測を引下げました。しかし、結果はアナリストの予想よりも良かったために、株価は本日9.43%の大幅な上昇となりました。
GM loses $3.3 billion in 1Q, lowers sales outlook

Kraft profit falls 13 percent amid higher ingredient costs

Procter & Gamble's profit rises, helped by razor blades

主なセクター・株の動き

(ファイナンス)日中は上昇していたところが多かったですが、最終的には下落で終了したところが殆どです。JPMorgan ChaseとMerrillは若干の上昇となりました。

(住宅)  今日は、下落しているところが多かったです。

(小売り)下落が多い様に思えました。

(テクノロジー)日中は上昇しているところも多かったのですが、下落で終了しているところがほとんどです。その中で、Googleは2.83%の上昇と好調でした。MEMCはアナリストのダウングレードがきっかけで、本日9.27%の大幅な下落となりました。

まとめ・コメント

第1四半期のGDPの速報値は、年換算で0.6%増で昨年第4四半期と変わらず、アナリストの予想を若干上回りました。尚、速報値は後で修正される場合もわりとあります。こちらの方は、ほぼ予想通り、少し良かったので悪いニュースではありませんでした。

上に書いた様に午前中に発表された主要企業の結果は、アナリストの予想を上回るところが多く、市場のセンチメントは良い状態、株価も上昇する中で、FOMCの発表を迎えました。結果は予想通りで特に驚く様なことはなかったと思いますが、発表後に売られる株が多く、全体としては発表前の上昇を打ち消す形で昨日終値とほぼ変わらない水準で終了しています。ここ数週間は特に市場センチメントも良かったので、材料もある程度出そろったこと等から、多少の利益確定と言った動きがあった様です。

今日のWSJやFTで取り上げられているのですが、住宅ローンの破綻が増加してきている様です。今後社会問題かしてくる可能性も高く、また、経済に与える影響も大きいと思います。FF金利を引下げは、恩恵を直接受ける企業もありますが(ファイナンス・住宅)、既存の住宅ローンの破綻を防ぐ効果は直接的にはそれ程ありません。多分、今後の政府(と直接・間接的にFed)の注力は、住宅ローン破綻の防止に移ってくる気がします。

上に取り上げた企業の決算動向は、アナリストの予測よりは良かったですが、減益、赤字のところも多く、単純にポジティブに判断することはできないと思います。むしろ、今後悪化していく可能性も少なからずあるので、今後の不安要因を払拭する様な発表結果ではなかった、と解釈することもできるかと思います。

個人的には、第2四半期以降の決算動向が中長期的な市場の方向性を決めると思っています。例えば、実際にGDPがマイナスに転じ、住宅市場は停滞したまま、ファイナンスの企業は期待した程劇的に収益の改善が見られない、ブルーチップの企業でも減益傾向が出始める、といった様なシナリオになる可能性は少なからずあると思います。このシナリオの場合は、さすがに市場が下落の明確なトレンドとなると思います。しばらくやっていませんでしたが、近いうちにシナリオ・プランニングをやろうと思っています。

短期的には、注目は失業率が予想に比べどうなのか(0.1%上昇が現時点でのコンセンサス)、ここ数週間で上昇していた投資家のセンチメントを後押しする様なニュースがあるのか、どうかといったところが、注目かと思います。

尚、明日MicrosoftがYahoo買収に対して新たな動きを見せるとの観測が高まっています。今の時点での可能性は、委任状獲得に向けた株主への働きかけの開始、買収提案での現金の割合の引き上げ(提案価格は基本的に維持)、計画の撤廃、のいづれかが有力の様です。こちらも注目したいと思います。

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