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5月12日の米国市場 

12-May-2008.png

主要インデックスの終値

DOW: 12876.31 +130.43 (+1.02%)
Nasdaq: 2488.49 +42.97 (+1.76%)
S&P500: 1403.58 +15.30 (+1.10%)

本日の主なニュース

原油の先物価格は日中に最高値を更新する$126.40となったものの、その後下落して$124.23で終了しました。原油価格が下がったことが、好材料となった様で、本日は市場は上昇して終了しました。
Stocks up as oil price drop eases inflation fears

MBIAが第1四半期の決算を発表しました。結果は、24億ドル一株当たり$13.03の損失でした。損失額はアナリストの予想の倍以上の額でしたが、株価は本日4.45%の上昇となりました。
Writedowns push MBIA to $2.4bn loss

JPMorgan Chase CEOのJames Dimon氏が、資本市場の問題は解決したとしても、リセッションはまだ始まったばかりだ”と発言したことが、報道されています。
JPMorgan Chase CEO: Recession is just beginning

HPがEDSを買収する話し合いが行われていることが明らかになりました。早ければ明日5月13日にも発表される見込みです。この発表を受け、HPの株価は5%以上の下落、買収される側のEDSは、28%を上回る大幅な上昇となりました。
HP in talks to buy EDS in deal reportedly worth $12B to $13B

RIMが3G対応の新製品Boldを発表しました。この発表で、RIMMの株価は本日6.93%の上昇となりました。
RIM hits new high with new BlackBerry unveiling

主なセクター・株の動き

(ファイナンス)順調に上昇しています。

(住宅)  上昇しています。

(小売り)主要なところは上昇しています。 Wal-Mart 1.47%, Target 2.37% up

(テクノロジー)主要なところは上昇しているところが多いです。

まとめ・コメント

先週市場終了後のFedEXのプロフィット・ウォーニングに加え、今朝発表されたMBIAの第1四半期の決算結果も予想を大幅に上回る悪いものでした。しかし、市場は順調に上昇し終了しました。メディアによると、原油の価格が下落したことが、好材料となったとの見方です。また、MBIAの結果についても、予想よりも悪かったが、これで住宅ローン市場の混乱も収まりつつあるとの考えが強まってきている様です。

UBS 2008 Global Financial Services Conferenceが始まり、そこでのLehman BrothersのCFOの発言として、今四半期に関しては非常に厳しくなる見込みであるとの発言等が報道されましたが、Lehmanの株は本日上昇しています。
Lehman CFO: Co. has been slogging through 2Q

また、上に取り上げましたが、JPMorganのCEO Dimon氏がクレジット・クランチはまもなく終わることとなるだろうと語った一方で、米国の景気は深刻で長いものになる可能性がある、と語っています。深刻なリセッションになった場合は、2010年まで続くかもしれない、その場合、消費者向けの貸し付けの事業等で大幅な損失が発生するかもしれない、と発言しています。JPMの株価は、この報道にもかかわらず1.44%上昇しています。

あまり直接的に良いニュースがないにも関わらず、ファイナンス・住宅のセクターは本日順調に上昇しました。MBIAの悪い決算結果、Lehman, JPMorgan等の経営者の先行きに対する慎重な見方の発言は、悪い材料として解釈はされませんでした。

上にも書きましたが、カナダのResearch In MotionがBlack Berryの3Gに対応した新機種を発表し、株価は順調に上昇しています。Black Berryは、企業ユーザーを中心として高いシェアを誇るスマートプォンです。RIMMはここまで事業を順調に伸ばしてきており、収益も大幅な上昇が続いています。今回の新製品によって、今までの好調を維持できるだろうとの期待が強い様です。また、主にコンスーマーを対象にiPhoneを展開しているAppleも順調に株価が上昇しました。Appleは、一時大幅に下がっていたのですが、ここ最近で大きく戻しています。

今日の市場の動きを見ると、再び投資家のセンチメントは大きく改善しているように思えます。一方で、取引数量はあまり多くありませんでした。今の上昇を支えているのは、「市場が底を打った」、「これから回復するだろう」、または、「思った程悪くなくすみそうだ」と言った様な期待が中心の様に思われるので、個人的には、危うい気がしています。

今週は、4月の小売りの販売統計、CPI等の指標が発表される予定です。恐らく、小売りの結果は悪くなく、CPIも上昇しないだろうとの見込みからも、センチメントが強気なことを支えている気がします。確かに先週までの発表等を見ると4月の小売りは、悪くなさそうなので、第1四半期の企業決算もおおむね好調、米国国内の景気減速も懸念された程ではない、といった見方が強まってくるのは分からなくもありません。

ただ、この様な見方は短期的なもので、あまり長くは続かない、あるいは、あるニュースを切っ掛けに大きく市場の見方が変わる可能性が少なからずある様に思います。

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