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6月4日の米国市場 

4-June-2008.png

主要インデックスの終値

DOW: 12390.15 -12.70 (-0.10%)
Nasdaq: 2503.14 +22.66 (+0.91%)
S&P500: 1377.20 -8.02 (-0.58%)

本日の主なニュース

ISMの5月の非製造業のレポートが発表されました。5月の非製造業の景況指数は51.7%で、4月に比べ0.3%の下落となりました。50%より高い場合は、景気の拡大を示しており、これで2ヶ月続けて非製造業は拡大となりました。
ISMニュースリリース

ここ数日連続して大きく下落していたLehman Brothersが韓国の投資筋を含む海外の投資家からの資金調達を行うことを計画していると報じました。本日Lehmanの株価は下落して始まりましたが、上昇に転じ一時はかなり上がっていました。終値は、昨日に比べ2.58%の上昇となりました。
Lehman Is Seeking Overseas Capital

J.M. SmuckerがP&Gのコーヒー事業Folgersを29億5000万ドルで買収することを発表しました。
Smucker to buy P&G's Folgers in $3 bln stock deal

Yahooが新しい広告の契約をWal-Martとその他と結んだと発表しました。また、CBSの提供するコンテンツをYahoo! TV等の媒体で使用することにCBSと合意したことを発表しました。
Yahoo! to Sell Display Advertising for Walmart.com
Yahoo! Joins the CBS Audience Network

United Airlinesの親会社UAL Corpは、燃料費の高騰と景気の停滞による影響から人員削減と国内機の削減等のリストラクチャリングの計画を発表しました。
UAL shrinks business, cuts staff to offset fuel

バーナンキ議長が長期のインフレとなる可能性が高まっており、非常に懸念していると発言したとのことです。一方で、1970年代に起きた様なインフレの問題とは大きくことなるだろうと語ったとのことです。
Bernanke says U.S. inflation too high

主なセクター・株の動き

(ファイナンス)上昇と下落に分かれています。目立ったのは、American Express 3%, Lehman 2.58%上昇、一方、Bank of America 2.08%, Merrill Lynch 2.67%下落しています。

(住宅)  ほとんどが下落しましたが、下落幅はそれ程大きくありませんでした。

(小売り)上昇と下落に分かれています。Wal-Martはほぼ変わらず、Targetは少し下落、四半期の決算を発表し結果はアナリストの予想を上回ったものの、今後の見込みについて厳しい見方を示したWilliam Sonomaは4.68%の下落でした。

(テクノロジー)上昇したところが多かったです。主要なところで目立ったのは、Intel 2.35%, Dell 1.79%, Clearwire 6.35%, Broadcom 2.18%, Cisco 1.59%, Yahoo 2.68%上昇しています。

まとめ・コメント

ISMの非製造業の景況指数は、4月に比べ下落となったものの市場は拡大していることを示す良い結果でした。今回の結果も、最近の景況指数から景気は懸念していた程、急速に悪化していないことを示す様な内容となっています。本日原油の価格は、更に約2ドル下がり$122.30で終了しています。

Lehmanの四半期決算のパフォーマンスと新たな資金調達が必要となるといったことへの懸念から、ファイナンス市場全体において再び懸念が高まっていましたが、本日Lehmanは上昇し、ファイナンスセクターに対する懸念も多少なりとも落ち着いてきた様に思いました。

本日は比較的良いニュースが多かった様に思いますが、DOWとS&P 500は昨日とほぼ変わらないレベルで終了しています。Nasdaqは、他のインデックスに比べ上昇となっています。これは、相対的に懸念材料が少なく、バリュエーション的にもそれなりに値ごろなテクノロジー株に買いが集まった様に思えます。昨日大幅に上昇した住宅関連の株は今日は下落しているところが多く、多少なりとも調整的な動きとなりました。

バーナンキ議長の発言が連日報道されていますが、ドル安とインフレへの影響に対する懸念を強く表明している様です。Fedの金利政策は当面はインフレ懸念を見据えながら金利据え置きの方針となる見方が強まってきており、これはある意味で方向性が見えてきたと思います。これで、Fedの金利政策に対する不確定要因が少なくなってきたと解釈することもできるかと思います。(例えば、Fedが金利を下げるのか、下げる場合どれくらいなのか?といったことが市場の動きに大きな影響を与えてきたものが、とりあえずは収まる。)

高騰を続けていた原油は下落に転じ、需要が落ちてきている傾向が見られること等からも、多少なりとも懸念が収まりつつあるようです。短中期的には、今月中に発表される主要投資銀行、Goldman, Lehman, Morgan Stanleyの決算結果に注目が集まってきそうです。発表されるまでは、市場全体の不安定材料となりそうです。

この記事へのコメント

こんにちは

原油価格はこのまま落ち着いてくれるといいんですけど。先物にうとい私でさえ、何も考えずに原油の先物を買ったほうが儲かるんじゃないかって感じてたところですから、相場の山も越えたのかもしれません。

と思ったとこで反騰するのかな(笑)

バイオ燃料による食料品の高騰もそうですが、人間が作った「お金」のために多くの人が苦しんで(あるいは亡くなって)いるのは不合理ですよね。

人が作ったロボットに襲われる映画はたくさんありますが、現実はお金に襲われているような世界ですね。

かねなし父さんさん、

こんにちは。原油価格は、ドル安やインフレへのヘッジとして買う投資筋も多い様なので、今の市場の状況だとあっさり下落(修正)するかどうか不透明要素が多いみたいですね。商品に関してもどう考えても需要と供給以上に投機的な動きが高騰をまねいているとしか思えない状況にある気がしています。

ある意味これらは、Fedの積極的な金利引き下げ等の政策の副作用的な面も遠因としてはあると考えています。Fedも十分にそのことを分かっているため、バーナンキ議長の牽制的な今週の発言や、今後の動向によってはTreasuryと一緒に今後さらに何らかの対策をとっていく可能性もあると思います。

いずれにせよ、これから原油が下がったとしても、インフレ等の問題は簡単にはなくならないと思います。下がらなかったら、、、、深刻な状況になってしまうと思います。

お金については、私はRobert Kiyosaki氏のRich Dadの言う”Don't work for money. Have money work for you" (日本語の方を読んだことがないのですが、訳的には「お金のために働くのではなく、お金にあなたのために働いてもらう様にしなさい。」)が非常に印象に残っています。

また、バフェットさんもおっしゃっていますが、市場は短期的には非合理な動きをしますが、最終的には合理的に是正されるので、非合理な動きをする時にうまく対応する(投機的な対応ということではなく)ことで投資の良い機会となる場合もあると思います。冷静に市場の状況を見極めたいと、考えてはいるのですが、実際、そうできるかが自分の課題です。

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