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6月18日の米国市場 

18-June-2008.png

主要インデックスの終値

DOW: 12029.06 -131.24 (-1.08%)
Nasdaq: 2429.71 -28.02 (-1.14%)
S&P500: 1337.81 -13.12 (-0.97%)

本日の主なニュース

FedExが四半期の決算を発表しました。結果は、2億4100万ドル、一株当たり78セントの赤字でした。子会社のFedEx Kinko’sの名前を変更すること等の一時費用の8億9100万ドルを除いた場合、一株当たりの収益は$1.45でアナリストの予想$1.47を若干下回りました。

今四半期の収益見込みは、80セントから1ドルを予想していると発表しました。アナリストの予想は、$1.35でそれを大きく下回っています。また、経理上の2009年全体の収益見込みとしては、$4.75から$5.25の予想で、アナリストの予想平均の$5.98よりも低くくなっています。今回の(慎重な(低い))収益見込みをした理由として、燃料費の高騰と需要の低下を挙げています。
FedEx posts loss, gives low forecast

Morgan Stanleyの四半期の決算は、50%を超える大幅な減益となりました。現行の事業による収益は、10億300万ドル、EPS $0.95でした。
Morgan Stanley earnings plunge despite asset sales

本日の原油価格は、ナイジェリアのオイルの労働者がストを行う可能性が高まってきていること、EIAの発表した週毎の在庫の状況のレポートで先週の原油の供給が120万バレル減少したこと等から、上昇しNew York Mercantile Exchangeの取り引き価格は$136.68で終了しました。
Oil rises on Nigeria strike threat, inventory drop

主なセクター・株の動き

(ファイナンス)下落しているところが多いです。その中で、Goldman 1.86%の上昇は目立っています。四半期の結果を発表したMorgan Stanleyは、発表後大きく下落して始まりましたが、その後は継続して買われ0.25%の若干の増加で終了しています。配当の引き下げと株式発行での20億ドルの資金調達の計画を発表したFifth Third Bancorpは、27.6%の大幅な下落となりました。
Fifth Third stock plunges 27 pct after moves

(住宅)  ほとんどが上昇しています。特に上昇したのが、Meritage Homesで、7.27%の大幅な上昇となっています。

(小売り)ほとんどが下落しています。

(テクノロジー)  下落しているところがほとんどです。

まとめ・コメント

Morgan Stanleyの四半期決算は減益ではあるものの予想よりは良かったのですが、内容が悪い(本業での収益が非常に悪いこと。今後に対する見込みも楽観視できないこと。等)との見方が強く、市場開始後は、大幅な下落で始まりました。その後買われてかなり戻していますが、Lehmanも似た様な値動きをしました。

FedExの収益見込みの引き下げは、市場に大きなインパクトを与えた様で、多くのメディアが報道しています。特に問題視されたのが、今後の収益見込みの引き下げでした。上にも書きましたが、燃料費の高騰と需要の停滞を挙げています。FedExに続き、今後、原油や他の資源の高騰により、収益が悪化したり、将来の収益見込みの引き下げを行う企業が多くなってくるとの懸念が高まってきている様です。

この”燃料・商品の高騰による今後の収益の悪化の懸念”の傾向が非常に顕著に見られたのが、小売り関係です。Wal-Mart, Targetを始めとしてセクターとしても比較的大きく下がりました。テクノロジー・セクターも今日は大きく下がっています。こちらも、収益は今は良いが今後下がるだろうとの見方等から売られたのだと思います。

個人的には、小売りセクターの今後の収益の悪化は免れないと思っていますが、テクノロジーに関しては、全般的には、燃料や資源の高騰の影響が比較的少ないので、今日のセクターの下落の傾向はちょっと行き過ぎの気がしています。ただ、この傾向は、今年の1月の大幅な下落の際にも見られたので、市場の動きとしては納得できるものと解釈しています。

多くのセクターが下落する中、ホームビルダー株は上昇しています。これは、”悪材料が出尽くし、底を打ったのでは”、”今後政府の救済策が行われる”等の期待から買われているのでは、と想像しています。もしも、この様な考え方で買われているとしたら、下落のリスクは他のセクターと比べるとかなり高い様に思います。

原油価格は、下落で始まったものの、最終的には上昇して終了しており、引き続き(非常に)高い価格水準を維持しています。また、昨日の記事にも取り上げましたが、米中西部の洪水の被害は甚大で、作物(特にコーンと麦)への影響は来年を含め非常に大きいものと思われます。 この原油、食料品、その他商品の価格の高騰がもたらす経済・市場への影響はまだまだこれからだと思います。

株式市場もある程度、燃料・商品の高騰の影響を取り込みつつありますが、実際の影響が出てきた後にどの様になるのかに注目しています。個人的には、かなり大きなダウンサイドがあると思っています。

短期的にはやはり来週のFOMCでFedがどの程度為替やインフレについての姿勢を表明するのかに注目が移ってくると思っています。



(追記) 昨日は記事を書いたのですが、投稿したつもりで下書きの保存をしてしまい、エントリーの掲載がされていませんでした。大変失礼しました。お詫び申し上げます。

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