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6月23日の米国市場 

23-June-2008.png

主要インデックスの終値

DOW: 11842.36 -0.33 (-0.00%)
Nasdaq: 2385.74 -20.35 (-0.85%)
S&P500: 1318.00 +0.07 (+0.01%)

本日の主なニュース

サウジアラビアのJeddahで行われていた、産油国と消費国との間の会合において、サウジアラビアが一日当たりの原油産出量を7月に発表済みの30万バレルの追加に加え、さらに20万バレル追加して一日の送料で970万バレルに引き上げることを発表しました。しかし、この追加量は、米国が期待していたものよりも、低く、中国、インド、中東の需要の増加を補いきれないと主張、一方でOPEC諸国は原油の不足はなく、投機やドルの下落によるものであると反論し、話し合いは平行線となりました。

また、ナイジェリアの産出量が減ることに対する懸念等が高まってきています。しかし、ドルがユールに対して上昇したため、原油価格の上昇に一定の歯止めがかかったとのことです。Nymexでの8月の供給の原油価格は、$1.38上昇し1バレル$136.74で終了しました。
Oil rises on modest Saudi increase, Nigeria

GMが2009年のモデルの価格を平均で3.5%引き上げる予定であることをディーラーとのカンファレンスコールで明らかにしました。値上げの理由として、鉄とその他のコモディティの原価の上昇を補うためと安全面での機能追加によるため、としています。また、SUVとトラックの生産を更に削減する予定とし、また、2008年モデルの在庫を処分するために72ケ月(6年間)のローンの金利を無利子で行う販売キャンペーンを今週行う予定とのことです。(6月中に在庫の削減を行うため)

GMの株価は本日6.4%の下落でした。また本日の株価の水準は、1982年の2月以来で最低とのことです。
GM to raise prices on 2009 models, cut production

FedExに続きUPSも燃料費の高騰と米国景気の停滞から第2四半期の収益が従来の予想よりも低くなる見込みであることを発表しました。それまでの四半期の利益予想は97 centsから$1.04で、今回の発表で、83 centsから88 centsに引下げました。
UPS slashes view on soaring fuel costs

主なセクター・株の動き

(ファイナンス)下落が多く、大きく下がっているところは、Lehman 5.79%, BofA 4.50%, Merrill 3.92% 等です。

(住宅)  下落しています。下落で目立ったのは、Lennar 6.96%, Toll Brothers 5.27%等です。

(小売り)下落しているところが多いですが、Wal-Martは上昇しています。

(テクノロジー)  下落しているところが多いですが、主要なところはそれ程下がっていません。

まとめ・コメント

先週金曜日の大幅な下落から明けた本日は、原油価格は上昇して始まったものの、市場全体としてはそれ程大きく動かずに終了しました。ただし、個別の株、セクターとしては大きく変動しているところも目立ちました。

ファイナンス・セクターは、先週に引き続き本日も下落しているところが多く目につきました。一時期高まっていたクレジット・クランチの最悪期は過ぎ(=”セクター・市場は底を打った”)の様な見方は急速になくなり、問題は長期化する、あるいは収益が改善するまでにはまだかなり時間がかかる、と言った見方が強くなってきている様です。

先週堅調だった住宅セクターは本日は下落となりました。今週は、住宅関連の指標がいくつか発表される予定、また、Lennarが四半期の決算の発表を行う予定です。これらの結果に対して、セクターがどの様に動くのかに注目しています。

今日はNasdaqが他のインデックスよリも大きく下げていますが、主要テクノロジー株はそれ程下がっていない様に思えます。今週は、RIMMが四半期の決算を発表します。好決算となることは確実視されており、株価もそれを織り込んでいると思います。実際の結果に対して、株価がどう動くのか?また、今後の収益見込みがどうなるのかに市場の注目が集まってきていると思います。

原油価格は、当分は$130から$140の間で推移するのでは、との見方が強まってきている様です。今日のGMの発表にもありましたが、GMは鉄、その他コモディティの価格の高騰により、新モデルは値上げをせざる終えない状況にある様です。燃料費、商品の高騰による企業の収益悪化や製品価格への転嫁は、今の時点では自動車や航空機業界等が中心ですが、今後、他のセクター・業種にも波及していくことと思います。

インフレの懸念はさらに強まってきていると思います。この様な状況の中、FOMCでのFedの姿勢が注目されます。

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