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6月25日の米国市場 

25-June-2008.png

主要インデックスの終値

DOW: 11811.83 +4.40 (+0.04%)
Nasdaq: 2401.26 +32.98 (+1.39%)
S&P500: 1314.29 +7.68 (+0.58%)

本日の主なニュース

FOMCの結果は予想通りの金利据え置きでした。声明の内容は、インフレに対する懸念は示したものの、前回の声明に比べそれ程変わっておらず、また、景気後退に対する懸念を示す(低金利政策の必要性を暗示)内容でした。内容に関しては、一つ前のエントリーを参照して下さい。
FOMCの声明(プレスリリース)

原油価格は、本日$2.45下落し$134.55で終了しました。今週発表された原油の備蓄(在庫)は80万バレル上昇し3億180万バレルとなりました。在庫の上昇は、需要の低下によるものと考えられています。
Oil falls on U.S. inventory build, weak demand

商務省が発表した5月の新築住宅の販売結果は、年間の販売ペースに換算して51万2000戸で4月の結果に比べ2.5%の下落となりました。また、昨年の5月と比べた場合は40.3%の大幅な下落となっています。販売価格の中央値は23万1000ドル、平均販売価格は31万1300ドルでした。
ニュースリリース

市場終了後にResearch In Montionが四半期の決算を発表しました。結果は、利益が昨年に比べ倍増の(予想通りの)好決算でした。しかし、今四半期の収益予想がアナリストの予想よりも低かったこと等から、発表後のアフターアワーズでの取り引きでは、RIMMの株価は8%近く下落しています。本日株価は 1.32%の上昇でした。
RIM profit jumps, outlook underwhelms; stock drops

市場終了後に発表されたOrcleの四半期の結果は、利益が27%の上昇、アナリストの収益見込みを上回る好決算でした。純利益のEPSは39セント、一時的な出費を除いた収益は一株当たり47セントでアナリスト予想平均の44セントを上回りました。
Oracle net profit jumps, beats Wall Street view

主なセクター・株の動き

(ファイナンス)上昇と下落にわかれていますが、変動の幅は結果的にはそれ程大きくありませんでした。

(住宅)  ほとんどが上昇しています。

(小売り)ほとんどが上昇しています。

(テクノロジー)  上昇が多いですが、それ程大きな上昇は主要なところではあまり目につきませんでした。

まとめ・コメント

今日はFOMCの発表前から上昇、発表後更に上昇となりましたが、引けにかけて下落し、DOWはほぼ変わらず、S&P 500は0.6%程度の上昇、Nasdaqは約1.4%の上昇となりました。

Fedは予想通り金利の据え置きを発表。注目の声明はインフレ懸念を示したものの、前回に比べてそれ程踏み込んでおらず、市場の期待に応えた形だった様に思います。市場も一安心といった観がありますが、今後に関しては予断は許されない状況にあると思います。

原油価格は本日少し下がったものの依然として非常に高い水準にあります。鉄鋼の価格も高騰しており、様々な製品・商品のコストが上昇しています。これらが、今後関連する企業の収益に影響を与えることは否めない状況だと思います。(原価の高騰を製品価格に転嫁できない場合、あるいは、値上げによる需要の低下等の影響)さらにECBが7月に金利を引き上げた場合、ドル安への圧力が高まる可能性が高いと思います。

商務省の発表した新築住宅の販売結果は予想以上に悪く、しかも、販売価格も下がっています。この様な発表がされたにも関わらず、ホームビルダー株は本日上昇、一時はかなり大幅な上昇となっていました。長期的な視点で見た場合は、現在の株価の水準は確かに低いとは思いますが、後一、二年は厳しい収益状況が続くことは確実にも関わらず、買いが集まるのは個人的には興味深い傾向だと思います。短中期の結果を気にする傾向がある米国市場、投資家心理にも関わらず、あたかもにわか長期投資家が増えている様な状況です。私の考えとしては、この様な傾向は遅かれ早かれなくなると思っています。

市場終了後に発表されたRIMMとOracleの結果は、両社とも大幅な増益の好決算でしたが、アフターアワーズでの反応は二分しています。RIMMは今後の収益見込みがアナリスト予想を下回ったことから大幅な下落となっています。ただし、RIMMの株価はここ最近大きく上昇しており、バリュエーション的にもかなり高いのである程度の調整は理にかなっていると思います。また、両社の決算結果は、テクノロジー株が収益としては、景気・市場環境の影響をあまり受けずに順調であることを示していると思います。

テクノロジー企業の高収益が、今後続く保証はありませんが、他のセクターと比べた場合の相対的なリスクは低いと考えています。これで、市場はFOMCの発表のイベントは無事、波乱もなく通過しました。ただ、今後の市場動向を考えた場合、ダウンサイドがかなり大きくなってきている様に思います。十分な注意が必要なのでは、と考えています。

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