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バークシャー株主総会・Q&A関連:CNBCヘッドラインのサマリー 

一つ前のエントリーで書きましたが、今年は残念ながらCNBCのバークシャー株主総会とQ&A のセクションのカバレージが乏しい状態です。代案として、取りあえず、バークシャー株主総会関連のCNBC発表の記事のヘッドラインと内容の簡単な紹介をすることにしました。これは、その第1弾です。

Warren Buffett: Government Doing Right Things

バフェット氏は、米政府は景気回復を手助けするために正しい事を行っていると、株主総会開催直前にAPに語った。

Warren Buffett: All CEO Candidates "Inside" Berkshire Hathaway

Bloomberg TVに対して、「バフェット氏は、CEOの後継候補者は全てバークシャーの社内の人間。」と語る。株主向けの手紙では、候補者は「現在、バークシャーで働いている、あるいは、すぐ働く用意がある」としていたところから、範囲を狭める発言としています。

Bloombergに対して語った発言で、私が個人的に非常に興味を引いたのは、ストレステストについて語った部分の中で以下の発言です。

“If you look at Coca-Cola today, for example, and just looked at a balance sheet, it wouldn’t tell you anything at all about Coca-Cola,” “It’s what the product is.”

「例えば、もしあなたがコカコーラを今日見る(調べる)としたら、バランスシートを見ただけでは、コカコーラの全てを理解する事はできません。」「製品が何であるかを理解する事が重要です。」

(コメント:このストレステストに絡む話はまた後で登場します。)

Warren Buffett: Some Berkshire Derivatives Will Lose Money

昨年のは破産件数は通常よりもはるかに多かった。として、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)に関連した契約は恐らく損失となるだろう。但し、その様な損失のコントラクトは、バークシャーのデリバティブズ: 長期の株式市場の下落に対する保証に比べ、金額が小さく、期限も短い。(コメント:バークシャーは、長期の株式市場に対する保証として、Putオプションを発行しています。)

私見として、証券のプットオプションの勝算はかなり高いと考えており、利益を得られるだろう。これらのコントラクトは、2019年から2028年に期限が切れるもの(Putオプション)

Buffett: Berkshire Investment Candidates "Did Not Cover Themselves With Glory"

バークシャーのChief Investment Officerの候補者4人は、誰も昨年S&P 500のパフォーマンスを上回らなかった。しかし、彼らの過去10年以上の平均は、若干から非常に大きく市場平均を上回る。私は、この先10年間に対してもその様になると考えている。

CEOの候補者は依然として3人の社内候補がいる。なぜ、その候補者の名前を公開しないのか?(質問) バフェット氏は、Jeff Immelt氏が次期CEOだと指名された時、他の二人の候補者が会社を去った、GEの例を引き合いに出し、「王冠をかぶる王子を明らかにすることに、利点を見いだせない」

Buffett: "Impossible" to Replace Ajit Jain As Insurance Chief

Ajit Jainについて:「Ajitは会社に必要な人物です。我々は、彼の代わりを見つける事はできません。(彼の代わりをできる人間はいない)

Buffett "Would Love to Buy" All of US Bancorp & Wells Fargo

「もしも許される事なら(できるのならば)、US BancorpかWells Fargoの全てを購入したい」

Wells Fargoの株価が今年、9ドルを下回った時、「もしも、私の全ての資産を一つの株に投資するのなら、Wellsが、その株です。

Buffett Wouldn't Buy Most U.S. Newspapers "At Any Price"

バフェット氏:「米国のほとんどの新聞社に対して、バークシャーは価格がどのようなものでも購入はしない」

メディアの環境の変化が、新聞を「終わりのない損失の可能性がある」「浸食の終結を帰する様なものは何も見られない」

しかし、バフェット氏は、バークシャーは、the Buffalo Newsを売らないと誓う。「エコノミクスの観点では、この事業は売るべきである。それについては100%同意する。しかし、私はそうしない。」

Buffett: No Plans for Berkshire Hathaway Stock Buyback Now

現時点では、自社株購入(バイ・バック)の計画はない。ただし、将来の可能性については否定も肯定もしない。(方針を明確には示していない。)しかしながら、バフェット氏は、基準を非常に高くセットしている。

(自社株購入を行う様な場合の)株価は、会社の控えめに見積もったイントリンシック・バリューを明確に下回らなければならない。また、もし会社が自社株購入を決断した場合、事前に株主に通知することになる。)

明日以降に続きます。

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