バークシャー株主総会関連のCNBC発表の記事のヘッドラインと内容の簡単な紹介の第2弾です。
Buffett Previews Berkshire's Q1 Earnings Report5月2日のQ&Aセッションの後半で、来週(今週)金曜日に発表予定の第1四半期の収益結果について事前に概要を伝えました。
事業収入は、税引後で約17億ドル。昨年は約19億ドルで約11%の下落。
簿価(Book value)は約6%下落。
バークシャーのフロートは、Swiss Reの取引のため、約20億ドル増加
(注:フロートの説明は
こちらを参照して下さい。)
ユーティリティ事業の収入は少し下落。ユーティリティと保険の事業は、“大規模な天災”がない限り、非常にうまく行くであろうと予測している。
保険とユーティリティ以外のその他のバークシャーの事業は、基本的に下落。
第1四半期終了時点で、バークシャーは約227億ドルの現金を保有。しかし、その数日後(四半期終了数日後)にDow Chemicalの取引で30億ドルを使う。
バークシャーのクレジット・デフォルト・スワップは、今年の株主向けの手紙を書いたときよりも更に悪化していると述べる。その内のいくつかの契約については損失を被る見込み。
Buffett: Berkshire Still AAA "In My Mind"株主に自分の中では、バークシャーは依然としてトリプルA。しかし、ダウングレードは、会社の業績に影響を及ぼさない。バークシャーのレーティングがどの様になったとしても、バークシャー以上に強いクレジットの会社はいない。
Buffett: Berkshire Won't Be "Spinning Off" Any Subsidiariesバフェット氏は、バークシャーは将来いかなる会社もスピンオフしないと約束。
「我々は、(銀行家達から様々な案件の提案を、何年にも渡って)プレゼンテーション、そしてまた、(提案の)プレゼンテーションを聞き続けてきました。」「そして、そこ(スピンオフの提案)には必ず手数料が伴います」
バフェット氏:買収した企業が、バークシャーに留まり続ける事を信頼できることは重要なことです。
Buffett: Berkshire Bought "Cheap" Corporate Bonds Earlier This Year株主総会の終了の際に、バフェット氏は、数ヶ月前にバークシャーはいくつかの企業の債券を非常に低価格で取得するチャンスを得たことを明らかにした。
マンガー氏が付け加え、それらバークシャーが購入した企業の債券は、すでに20から25%上昇している。