サブ・プライムローンの業者からDMが届きました。サブ・プライムローン自体はかなり話題になっているので、ご存知の方も多いと思いますが、実際、ユーザー側から見た場合どんなものなのか?と言うことが、良く分かる例になるのでは、と思いスキャンしたイメージを添付します。

ご存知の方も多いと思いますが、アメリカでは「クレジット・スコア」と言うものがあり、このスコアがお金を借りる場合、融資の可否、金利の設定等に非常に重要な判断材料となります。
一般的に、ある程度の良好なクレジット・スコアを持つ顧客に対し、融資するのがプライム・レンディングと呼ばれ、一方、クレジットスコア等、貸し出しの与信に問題がある人向けの融資をサブ・プライムローンと呼びます。
また、通常の住宅ローンを組む場合は、収入を証明することが必要となります。(当たり前ですよね)W-2は、税金申告の際、雇用者が従業員の年収を証明するための用紙です。基本的に、日本で言うところの源泉徴収表に相当すると思います。
以下に、このDMに書いてあることを要約します。
「我々に全て任せて下さい!」
クレジットが完璧でなくても問題ありません。
- クレジット・スコアが低い方、歓迎
- 住宅ローン返済が遅れていてもOK
- 破産(経験)があっても受け付けます
- 税金支払いのため、差し押さえされててもOK
W-2 従業員でもリタイアしている方でも問題ありません。
- 収入を証明する書類はいりません
- W-2または1099は必要ありません
- 給料支払い賞や税金払い戻し証(申告証)はいりません
- 1-2-3 と数えるのと同じくらい簡単です
ここまで、書いただけで、雰囲気は、分かりいただけるかと思います。
この紙の裏は、もっととんでもない話が具体的に書かれています。
全てのサブプライム・ローンがこの様だとは申し上げませんが、これは、サブプライム・ローンの紹介の一例であることは事実です。ちなみに、サブプライム・ローンは米国ではかなり普及しています。
明日以降のエントリーで、サブプライム・ローンに関しての話をもう少し詳しく取り上げようと思います。
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