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2007年後半の私の投資戦略 

米国市場は、一部問題があるセクターを抱えながらも、全体としては、非常に順調に推移しています。日本市場に関しても、堅調に推移していると思います。

米国では、今週から、多くの企業が第2四半期の決算を発表します。これが、短期的には、07年後半を占う上で、非常に重要なイベントだと思います。私のポートフォリオにおいても、中期投資用の(3~6ヶ月前に投資した(購入した))、パフォーマンスがどうなるのか?と言った点で、重要なタイミングです。

以前、アセット・アロケーションのエントリーで述べましたが、日米の投資配分に関しても、今月末をめどに再分配を予定しています。

中期投資用(6ヶ月先を見据えた)を中心として、日米のポートフォリオの再編成を行います。ポートフォリオ再編成にあたっては、株式・為替の動向のシナリオ予測、アセット・アロケーションの再配分比、現在のポートフォリオのレビュー、銘柄の選択とポートフォリオにおけるポジショニング等を考慮して行います。

私の投資戦略とそのアクションプランを、以下に書きます。

(07年後半投資戦略)

現状の自分の投資に関する分析
今の時点では、うまくいっているが、米国のポートフォリオに関しては、リスクが大きく、市場の動向によっては、大きな損失を被る可能性がある。また、米国と日本の投資比率のバランスが偏り気味になってきている。(リスクへのエクスポージャーの増大)

米国市場シナリオ予測
今の時点では、2007年後半は、7~8月頃は引き続きシナリオ1であると考える。しかし、(遅かれ早かれ)シナリオ2への移行することを、予測。最悪の場合、シナリオ3になる可能性も。

日本株に関しては、現時点では引き続き、堅調に推移すると予測。米国、他の市場の影響や、為替の動向によっては、調整の可能性もある。しかし、他の市場と比べた場合、下落に対するリスク等は、相対的に低いと思う。

(投資戦略)

‐ 基本戦略・方針は変更なし
1.日米のハイテク株を中心に投資
2.中長期投資が基本、短期投資(米国株)は極力さける

‐ 日本株に対する比率を上げる
1.為替のトレンド変更に対するヘッジ (円高になるシナリオを考慮)
2.米国市場のマーケット・リスクに対するヘッジ
3.大幅に為替が動いた場合、為替差益を利用して、日米のアロケーションを再分配する。

‐ 日本株ポートフォリオ
1.上記、アイテム1-3を考慮
2.引き続き、バイ&ホールドの長期投資が基本
3.可能であれば、一銘柄位、新興市場または東証2部のものを購入 (For growth)

- 米国株ポートフォリオ
1.レバレッジ・マージンの比率を落とす
2.引き続き、ロングのポジションは維持するが、ニュートラルに近いロングに全体のポジションを変更する
3.マーケットのトレンドの変化に気をつけ、変動があった場合、ポジションの変更を早急に行う。
4.状況に応じては、ロスカット等、積極的に取引する。(短期手仕舞い)
5.中期投資のものに関してはストップ・ロスの設定を検討する (現在はしていない)

以上、

冒頭で述べた様に、今週から始まる決算発表が非常に重要と考えております。今の時点では、予想以上に良い結果を出す企業が多い、しかし、(かなり)問題を抱えた企業も露見してくるのでは、と個人的に予想しています。 大きな問題は、第2四半期ではなく、第3と第4四半期から出てくるような気がします。

状況に応じて、柔軟に対応できる体制を作ることが重要と考えています。

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