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これを知って、パフォーマンスが劇的に変わった  

私は、株式投資に関して、ここ2年半は、インデックスを上回る結果を出せていますが、以前はぜんぜんだめでした。

自己紹介の所に書いていますが、日本の株式に初めて投資したのが、99年でした。当時、買うとしたら、ある程度自分が分かっているハイテク業界の株を買おう、と思っていました。しかし、単位株が大きいためと、投資資金が少なかったため、買う場合、一銘柄しか買えませんでした。買った株は、その後、ITバブルの崩壊でどんどん下がり、塩漬けになってしまいました。

2000年からアメリカに行き、現地の会社に勤めだしました。ハイテク・バブルとその崩壊を、現地で経験しました。2004年位までは、個別株を買って、後は様子を見ると言うのがスタイルだったのですが、時として、どう考えても、行き過ぎと思われる様な株を空売りをして、損をしたり、2003年の頭にNasdaqがやっと長い低迷期を抜けて、急上昇し始めたときに、それまで、ずっと持っていた株を全て売ってしまったりしていました。(売った後、6ヶ月程度の間に、30%以上上がりました。)

私の周りからの感覚的な認識なのですが、アメリカのハイテク業界に勤めている人間は、大抵、業界内の個別株を持っています。しかし、ほとんどの人がそれ程、儲かっていません。大金を手にするのは、自社の株が大幅に上がったり、スタート・アップの会社に勤めていて、IPOしたりした場合の、Stock Optionによる利益が殆どです。 なぜなのかに関しては、私なりの意見があるのですが、それに関しては、後日、エントリーする予定です。

私も、当時、投資にそれ程、力を入れていなかったのですが、それでも、買った株が思ったように上がらなかったり、どう考えても過剰だと思う株に空売りをかけて、大損したりすると、自分の自信がゆらいでいました。 自分は、市場分析や将来の動向を予測するのが、得意だと思っていて、(そういう関連の仕事をしています)、周囲からも私のスキルに対して、一定の評価をもらっていたにもかかわらず、投資に関しては全然だめでした。

2005年になり、試行錯誤を繰り返しながら、少し結果がでてくる様になってきた時、Dennis GartmanのNOT-SO-SIMPLE RULES OF TRADINGを知りました。Dennis GartmanのGartman LetterはHedge Fundを始めとする投資業界では非常に有名です。毎年、サンクス・ギビングの後に、Gartman氏はアップデートした最新のNOT-SO-SIMPLE RULES OF TRADINGを送っています。 (かなり有名なので、ご存知の方も多いと思います。すでにご存知の方、すみません。)

The Big Picture (アメリカの投資関連で有名なブログ:このブログ自体もかなりお勧めです)で取り上げた2006年のDennis GartmanのNOT-SO-SIMPLE RULES OF TRADINGのエントリーのリンクを添付します。

私のここ2年半の好結果は、このルールを知らなければ、達成できなかったと思っています。特に、自分にとって重要だったことは、ここに書いてあることも、もちろんなのですが、このルールは投資業界の人向けにかかれたものであり、これを読んで、投資業界からの視点を意識する様になったことです。

毎年更新しているので、全てが非常に意味深く、洗練されていると個人的には思います。この中で、特に私の投資手法・考えに影響を与えたものをハイライトします。

1から3も非常に素晴らしいと思います。ここでは、4から6に関して、取り上げ要約と私のコメントを追加します。

4. The objective is not to buy low and sell high, but to buy high and to sell higher. We can never know what price is "low." Nor can we know what price is "high." Always remember that sugar once fell from $1.25/lb to 2 cent/lb and seemed "cheap" many times along the way.
目的は安く買い高く売ることではなく、高い値段で買いさらに高い値段で売ることである。“安い”ということは(その時点では)決して知りえない。 “高い”ことも同様である。砂糖が1ポンド$1.25から2 centになったとき(60分の1以下)“安く”思える様なことと一緒であることを常に思い出すべきだ。

一般的には、どうしても“安く買い、高く売る”ことに考えがいく、傾向にあると思います。しかし、安い・高いというのは後で振り返った場合の話で、その時点では知りえないと言うことだと思います。また、その時々のタイミングによります。

“安いか高いか”に囚われず、買った値段より高く売ることに視点を置くことが重要だと言う事だと思います。私も、結構、“安いか高いか”に囚れ、もう高いから買えないとか、やっていました。

5. In bull markets we can only be long or neutral, and in bear markets we can only be short or neutral. That may seem self-evident; it is not, and it is a lesson learned too late by far too many.
上昇相場では、我々はロングかニュートラルであるべきである。そして、下降相場ではショートかニュートラルであるべきである。このことは当然のことのように思えるが、実際にはそうではない。そのことに気づく時には、既に時遅いことが多々あるからである。

これも非常に合理的で重要なことだと思います。また、頭では分かっていながら実際に行うことは難しいことです。

常に相場の状況(BullなのかBearなのか)を考慮し、市場の相場のトレンドに応じた適正なポジションを置く様にすることは非常に重要です。書いてあるように、できるようでできていないことが多いと思います。

6. "Markets can remain illogical longer than you or I can remain solvent," according to our good friend, Dr. A. Gary Shilling. Illogic often reigns and markets are enormously inefficient despite what the academics believe.
我々の友達のゲーリー・シリング博士によると、「市場はあなたや私が思うよりもずっと長くロジカルでない(論理的ではない)状況が続くことができる」とのことである。市場が非論理的な状況が続いたり、学術的な見地と相反して非常に非効率的である場合が多くある。

実際の相場では良く見受けられることだと思います。どう考えても行き過ぎな状態だったりしても、その状況が長く続く場合はあります。

私は、完全にOvervalue(実際の価値に対して、市場価格が高すぎる)と思いその株をショートしました。2年以上たって結果的にその株は下がりましたが、時間とお金の損失が多大だったことがあります。

このルールを知る前と、知った後で、私の投資スタイルは大きく変わりました。そして、投資パフォーマンスも非常に良くなりました。

正直なところ、これらは、私の投資戦略・戦術においての非常に重要な基となっているものです。このエントリを書くかどうするか、少し迷ったのですが、自分がすごく良いと思い感銘をうけたものに関しては、共有すべきと思い、書くことににしました。

以上、長くなってしまいました。ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。参考になりましたでしょうか?

皆様の参考になれば幸いです。

(いつも、ご訪問ありがとうございます。ご協力の程、よろしくお願いいたします。)
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