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第2四半期決算発表から見た市場動向の分析・考察 - 住宅・建設 

以下は前回前々回のエントリーの続きです。ここでは、テクノロジーセクターに関して取り上げます。(住宅・建設セクター)

住宅メーカーの一部大手は、今週発表の予定。殆どの会社が、事前に見込みを発表しており、のきなみ赤字になりそうな状況。尚、大手住宅メーカー2社、LennarとKB Homeは、6月の末に決算を発表しており、両者とも赤字に転落。主な会社の決算発表と状況は以下の通り。

‐ Toll Brothers (8月8日発表予定)
‐ KB Home: 6月28日に第2四半期決算を発表。赤字に転落。
‐ Lennar: 6月26日に第2四半期決算を発表。37%の売り上げダウン、前年同期$324Mの黒字から、 $244Mの赤字へ転落。
‐ Pulte Homes: 7月17日に、第2四半期はかなりの赤字になることを事前に発表。公式の決算発表は、7月25日の予定。
‐ D.R. Horton: 7月10日、第2四半期の受注は前年に比べて40%も下落していることを明らかにした。このことから、赤字に転落することは、ほぼ確実。公式の決算発表は、7月26日を予定。
‐ Meritage Homeは、暫定的な数字として、受注が前年に比べ、28%下落、キャンセルがグロス・オーダー(総受注?)の37%に達していることを明らかにした。決算発表は、7月26日を予定。(赤字の見込み)

上記、主要住宅メーカーは、恐らく全ての会社が、赤字に転落する見込み。市場は、2008年も引き続き下落するだろうとの見方が大勢をしめてきている。尚、KB HomeのCEO, Jeffrey Mezgerは、回復基調になるのは、2009年で、本格的な市場回復は2010年になるとの見方をしていることが、一部のメディアで報道されている。

7月25日に6月の中古住宅の販売数の発表、そして、26日には、新築住宅の販売数の発表が予定されている。販売が低迷していることは既に明確なので、結果が予想と比べてどうなのかが、当面の注目されている事項である。

また、住宅市場の低迷が、住宅関連の部材の小売の大手、Home DepotとLowe‘sの株価の動向に影を落としている。

7月16日の週の決算発表で、大きなニュースとなったのが、20日に決算を発表した建設機器大手のCaterpillarで、利益がアナリストの事前予想に届かず、株価は8%以上の大幅な下落となった。Caterpillarの利益の低迷の原因は、北米の建設マーケットの需要の冷え込みと、高騰する建設費とのことで、これがCaterpillar固有の問題か、業界全体における問題なのかで、現在、見方が分かれている。

以下に、上記主要住宅販売企業とS&P500(^GSPCがそれです)の過去6ヶ月間の株価の動きのチャートを添付します。(出典:Yahoo)

20070723050723.png

今後の見通し(私の見方)

上記チャートを見ても、明らかですが、既に下落のトレンドになっています。これが、引き続きさらに下がっていくのか、下がる場合、いつまで、どの程度下がるのかが、一つの重要な事柄だと思います。

今週発表される、6月の新築と中古の住宅販売の結果がどれ位悪いのか、と言った部分も市場として注目の事柄だと思います。ただし、これに関しては、既に株価には織り込み済みと考えられるので、予想と大きく異なるのか、どうかが重要です。

また、他のセクターへの影響がどれ位でてくるのかは、さらに大きな注目点です。

その意味でもCaterpillarの決算で、米国国内市場の状況が悪化しているサインなのかは、市場として非常に懸念を与える要因となっていると思います。

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