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岐路に立たされつつある米国市場 

本日の米国市場は、DOWが226.47ポイント下落(-1.62%)、Nasdaqが50.72ポイント下落(-1.89%)、S&P500が30.53ポイント下落(-1.98%)と大きく下がりました。

本日の大きなポイントは、いくつかの大手企業の決算発表で、米国国内市場の減速が明らかになってきたことです。これに加え、Countrywide Financialの発表で、住宅ローン市場の問題が大方の見込みよりもさらに悪い状況にあることが明らかになってきたことだと思います。

DuPontが第2四半期の純利益が昨年同期比に比べて微減との決算を発表しました。 この結果は、アナリストの事前の予想を若干下回った程度でしたが、問題(注目)は、中身で、DuPontの発表によると、アジアとヨーロッパで二桁の売り上げの上昇を記録した一方、アメリカ国内の売り上げが落ちているとのことでした。

PepsiCoの決算は、第2四半期の売り上げは堅調で、利益は13%上昇、さらに年間の利益の予想を上げる発表を行いました。しかし、ゲータレードとトロピカーナの北米の売り上げは1%ダウンしたとのことで、国外の売り上げの好調が北米の不振を補い、好決算に寄与していることが明らかになりました。株価に関しては、本日は若干(0.5%)下がっています。

これらの発表から、一部の業界・企業では、アメリカ国内の需要が落ちていることが明らかになりました。 

住宅ローン大手のCountrywide Financialも決算を発表しました。結果は、第2四半期の利益が、前年に比べ3分の1になり、売り上げは、15%下落で、これはアナリストの予想を下回っています。この決算発表において、CEOが、支払いの遅延、破綻が増えており、今後、非常に厳しい状況に直面するとの見通しを発表し、市場が回復するのは早くても2009年になるだろうとの見方を示しました。

尚、貸し出しに関するコストの上昇は、プライム(サブプライムでなくて)のホーム・エクイティの関連が中心であるとのことでした。 (このCEOが現在の住宅ローンの問題の状況に関して、もう少し踏み込んだところまで話しており、かなり重要なので、それは、別のエントリーでまとめて取り上げる予定です。簡単に言うと、サブプライムだけでなく問題が広がってきているとの見方です。) この発表を受けて、Countrywide Financialの株価は、本日10%以上下落しています。

かなり暗雲が立ち込める米国市場、特に国内市場ですが、その中で、Amazonが利益が3倍、AT&Tも利益が61%上昇と非常に良い決算を発表しています。(この2社は、米国国内向けがメインのビジネスです)。

今日の時点での、私の感想ですが、依然として、多くの会社は好決算を発表していますが、この大部分は、米国国外の市場での伸びが貢献しているのが多く見られます。住宅市場、自動車、住宅ローン関連に関しては、完全に悪化の方向に向かっているのが明らかです。 それ以外のセクターでも米国国内の事業がスローダウンまたは下落しているところが散見されています。

明日、明後日で、新築と中古の住宅の6月の販売結果と、一部大手の住宅販売メーカの決算発表が行われる予定です。

今の時点での決算発表等を見ると、今後、市場が上に向かう要因が少なくなってきており、下落への要因となる材料は日に日に多くなってきているように思えます。明日以降の市場の動向は引き続き目がはなせません。

個人的にも市場的にも、明日のAppleの決算はかなり注目です。(Appleの場合、決算が良いことは当然なのですが、どれ位良いのか、が注目です。ある意味で、Googleと似た状態ですね。ちなみにGoogleは、本日、殆どの株が下がる中、上がっています。これも、結局、市場の中で投資家が、できるだけ安全・安心して買える株にシフトする動きの一部だと思います。)

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