8月2日のWall Street Journal(米国版)Money&InvestingにForeign Stocks Fall on U.s. Alarmsと言うタイトルの記事が掲載されています。
この記事で、世界の主要株式市場の7月から8月2日までの株価の変動の割合と年初からの割合を比較したグラフが掲載されています。非常に興味深い内容だったので、この記事を元にグラフを作成したものが以下のものです。

Source:
Foreign Stocks Fall on U.S. Alarms
A WSJ News Roundup
WSJ, August 2, 2007; Page C2
このグラフを見ると、日本以外のアジアの国々の株価は、今回の米国の株価の調整にも関わらず比較的堅調で、ヨーロッパの国々は米国よりも調整が進んでおり、日本はかなり下がっていることが分かります。
ヨーロッパの市場では、今週に入り、米国サブプライム関連の問題が、ヨーロッパのファイナンスセクターの会社にも波及(決算等でも影響が出てきている)しており、かなりニュース等でも取り上げられております。そういった意味では、調整が進むのはある程度理解できると思います。
日本は、ちょっと過剰に反応しすぎか?と言う視点は、ちょっと考慮に入れても良いかもしれません。もしくは、日本が先を行っているのかもしれませんが。。。個人的には、サブプライム関連の問題だけをとった場合は、一部を除けば、他の国と比べても影響が少ないはずなのですが。。。
(尚、数字に関してですが、私の計算では、日経平均株価の変動の割合が多少異なっています。データの取り方、元のデータが異なる場合もございます。あらかじめご了承下さい。細かい数値等に関しては、興味がある方は、ご自分でご確認くださいますようお願い申し上げます。基本的に記事のグラフを忠実に再現したつもりです。)
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